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MC勇者
官能リレー小説 - ハーレム

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MC勇者 6

「まぁいいや。他の子はそれ以外に無い?無いなら終わりってことで」
「いいのか? ここで隷属させないで?」
王妃とメイド長が他の女がいるというのに情欲に狂った瞳で俺を見つめて首筋や指を舐め始める。上目使いの淫乱王妃に俺は肩をすくめる。
「どうやら先にすることが出来たらしい」
部屋の中に入ってきた全身を黒装束に包まれた女に俺を鋭く目を細めた。
その後、五人の傭兵に、特別な仕事が与えられた、その仕事に疑問を抱かない、その仕事は名誉なことであるという暗示をかけてから解放し、王妃とメイド長には自分の仕事があるだろうと下がらせた。残ったのは俺と黒装束の女だけ。
「いい加減に布を取れ」
顔を覆った黒い布を取らせる。現れたのは玲瓏な美貌を誇る黒髪の女性だった。この国に東方の和国が送っていた密偵を暗示によって支配し、逆に和国の情勢を探らせていたのだ。
「で、現状は?」
「巫女王は和国に攻めるには海上を移動する手段がまだ魔人達にはない。そして、この国にも魔人と和国を同時に戦争を持ち込めるほど戦力がないと認識しております」
「それは油断か?」
「いいえ、現状認識です」
「ちっ、油断してくれればいいものを」
魔人も脅威だが、それで国勢を消費して他国に侵略される可能性もないわけじゃない。巫女王とその他幹部をこの国に呼び込めば暗示をかけられるんだが、この情勢じゃ無理に近い。暫くは現状維持しかないか、と思いつつ、更に尋ねる。
「それで連れてきたか?」
「はい。貴方たち入ってきなさい」
黒尽くめの美女の言葉に従うように部屋の中に入ってくる数名の女たち。十代前半の少女から三十路近い熟女まで数は七人。全員がかなりの美人で、纏っているのが黒装束というのがポイントだ。
「我ら、忍びの七分家、その中でも選りすぐりの強さと美貌を持つ者を選んできました。これから主の命により任務――いえ妊務を行います」

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