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神に愛されし異端者
官能リレー小説 - ハーレム

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神に愛されし異端者 6

翌日からリオは、まずクロエを堕すために動き出した。
クロエもロティスも帝都の話題を振ると、喜んで食い付き2人の心は、容易くリオの手中に囚われた。
数日後、ついにリオはクロエと性交する為の行動に出た。
仕事の合間の何気ない時間。

「そういえば……シスタークロエ、知っていますか?
 帝都では最近の若者達は、14・5で初体験を済ませるのが普通らしいですよ」

リオはクロエに不意に帝都の若者の性について話を振る。

「えっ!……そ、そうなんですか?」
「18過ぎても未経験だと若者として恥ずかしいそうです」

唐突な性の話にクロエは動揺する。

だがしかし、それは都会に憧れるが故に、流行に過敏になっていたからであった。

「……14・5でもう……。」
「どうしました。
 ……そういう行為に興味あるんですか?」
「いえ……その……。」

殆ど帝都とは縁遠いこの田舎で、比較的安易に都会の若者と、同じステータスを獲得できるこの情報に、クロエの心は揺れていた。
都会の誘惑に揺れるクロエの心に、リオは一押しを加える。
リオは甘い声でクロエの耳元で優しく囁く。

「私で良ければ協力しますよ」
「……!!」
「その気があるなら今夜、私の部屋に来なさい」
「……はい」

誘惑に負けたクロエは小さく呟くと顔を赤くし俯いのだった。

仕事を終え皆が寝静まる頃、クロエはリオの部屋を訪れた。

「あの……リオ様」
「ようこそクロエ…
 さあ、中へどうぞ…」

リオはクロエを部屋の仲へと招き入れる。
リオの部屋を訪れたクロエは、いつもの修道服とは違いゆったりとした形の寝間着、ネグリジェであった。
質素であるが柔らかな素材で作られた、ネグリジェを纏う事で修道服では分かり難かった、クロエはスタイルが見えてくる。
艶やかな黒髪のロングヘアに、バランスの良い肉付き、胸も相応にあるようだ。
飛び掛り、一糸纏わぬ姿を堪能したいという本能を押さえ付け、リオはクロエに語りかける。

「緊張しているようですね
 大丈夫ですか?」
「は…はい……」
「大丈夫です…私が全て教えて差し上げます。
 灯りを消したら、まずは裸になりなさい…」

リオは優しく語り掛けながらも、命令口調でクロエの心を縛る。
今更、逃がすつもりはまったく無い。
テーブルに置かれたランプを消すと、リオはクロエから離れ、月明かりのみになった室内を移動し、ベッドへ腰掛けた。
衣擦れの音がかすかに聞こえる。
楚々とした脱ぎ方で、脱いだネグリジェもそっと畳んでいた。
今日までリオの見てきたところではクロエは何事も丁寧な人物らしいが、それはこんなところにも表れていた。
「これで…よろしいですか?」
「ああ。」
脱ぎ終えてリオの目の前に立つクロエは、恥ずかし気に胸と股間を押さえている。
「私なんてレオナ様やセシリアさんみたいな綺麗な身体ではありませんが……」
「そのようなことはありませんよ。クロエは素敵です。
さあ、私の隣に座ってください」
「失礼します。」
そう言ってクロエは俺の隣に座った。
「その細い両手をどかして俺にすべてを見せてくれ。」
「おっいいね。」
「そんなに見ないでください。恥ずかしいです。」
俺は隣に座ってるクロエの肩を抱き寄せる。
「あっ。」
「そう緊張するなよ。男とするのは初めてか?」


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