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無人島のビッチ達
官能リレー小説 - ハーレム

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無人島のビッチ達 37


こうして俺は要を秘密の約束をかわした。

「それにしても頑丈な蔓だな。どうやったら外れるんだろう」
「あの……恭也さん。ちょっとよろしいでしょうか」
「どうした?」
「ここ川原ですからここで石ナイフを作ればいいのではないでしょうか」
「……………あ」



それから俺達は日が沈む前に急ピッチでサウナ室を完成させた。見栄えは悪いがサウナとしてはちゃんと機能はするので問題ないはずだ。後は皆を呼んで入るだけだ。

「お水ここに置いときますねー」
「うわ!本当にあっつ熱じゃん!」
「石を入れてかなり時間が経ったからな。もう入り頃だぞ」
「詩織、どっちが長く入ってられるか勝負しない?」
「いいよ伊織、私が勝つんだから」

うむ、皆ワクワクしてるな。

「じゃあ俺は後で入るから……」
「えー、なんで一緒に入らないのですかぁ?」

何故って?「あんな密閉した中で男一女六……いやビッチ六で裸で入ったら何も起きないはずがない。明日は体力を使うからできれば温存したい。」

「……て思ってるわね」

心読まれたー!!なんでわかるの先生!!

「大丈夫よ。私達だってそのくらいわかってるから何もしないから一緒に入りましょ」

いやあなたが一番目をギラつかせてるのですが……と思っていたらいつの間にかビッチという名の野獣に囲まれて逃げられない。

「……わかりました。本当に何もしないでくださいね」

ということで俺も一緒にサウナに入ることになったのだった。

「ひゃー、あっつーい!」
「本当にサウナね。まさかこんなのも作れてしまうなんて」
「でも狭いですぅ…」
「まぁ温度を上げるためにギリギリ入るくらいで作ったからな」

ぎゅうぎゅう詰めのサウナ室で俺は両側から女子達に挟まれつつ汗を流していた。

「よし、そろそろロウリュをするぞ」
「ロウリュ?なんですかそれ?」
「より発汗をうながすために石に水をかけて水蒸気を出す方法さ。いくぞ!」

ジュウウウウウウ!

「ちょ……熱い!熱いですわ!」
「にゃー!熱っ!!あっちぃいい!」
「こ…これは結構くるわね」
「熱い蒸気が肌にまとわりつくよぉ!」
「あ……汗がどんどん出てくる」
「ふにゃあ……もうダメかもですぅ」

部屋の熱気に湿度が加わり体感温度はさらに上昇。大量の汗が噴き出した。

「あぁ……もう無理、限界」

先に出ていったのは意外にも先生だった。そして後に続くように次々に皆が出ていく。

「俺も……そろそろ出ようか」

一番最後に出た俺は火照った身体を冷やすために全員で水に浸かる。

「ひゃー!水風呂気持ちいいぜ!」

熱くなった身体に冷たい水が染み渡る。溜まっていた疲れが癒えていくようだ。

「あー、これは効くわー」
「本当、体から疲れが抜けていくようですわ」
「ふにゅうう……このまま浸かっていたいですぅ」

他のメンバーも満足してるようだ。やはりサウナを作って正解だったな。
俺は沢に寝そべり全身で心地よさを味わう。気持ちよくてなんだかどうでもよくなってしまう。
このまま流れに身を委ねるのも悪くない……

「あれ?恭也さんはどちらに?」
「ちょ…!!流されとる!流されとるって!!」
「あらー、あのままだと海までいってしまうわね」
「いや呑気なこと言ってないで助けないと!!」
「てか恭也気づいてない!!」
「恭也さーん!!待ってですぅ!!」

ちょっとしたハプニングもあったが、リフレッシュした俺達はぐっすりと眠れた。
翌日になりいよいよ精錬作業にはいる。まずは炉に火をいれる。送風は女子達に交代でやってもらい、俺は炭と砕いた鉱石を交互に入れていく。

「あち!あちち!」
「大丈夫?恭也」
「ああ大丈夫だ美咲。ガンガン風を送ってくれ!」

彼女らが火傷でもしたら大変だからな。ここは俺の出番だ。
炉の口からは緑色の炎が噴き出す。中では青銅が溶けているはずだ。
それから数時間、鉱石を全部入れ終えようやく皆一息着いた。

「はー、疲れましたわ。金属の精錬ってこんなにも大変なのですね」
「いやいや、まだ最初だぞ。ここから青銅を取り出してまた溶かしてナイフや斧とかに加工するんだ」
「げっ!まだやるの!?」
「まぁ今日はここまでにして明日まとめてやろう」

俺は炉の中に水を入れて冷やす。明日には青銅の塊が出来てるだろう。
小屋に戻ると桃が料理を作って待っててくれていた。桃には途中で抜けてもらってご飯の支度をしてもらっていたのだ。

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