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オタク女子に囲われました
官能リレー小説 - ハーレム

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オタク女子に囲われました 30

「はぁはぁはあ……」
少し激しくし過ぎたかな、理美ちゃんはベッドに突っ伏したまま動かない。

「理美ちゃん…」
心配して呼びかけるとゆっくり身体を仰向けにする理美ちゃん。

「すごく、気持ち良かったです」

大きな胸を上下させて、荒い息のまま俺を見つめて、ゆっくりと理美ちゃんは言った。

「俺もだよ、理美ちゃん」
「私……今までのセックスよりずっと気持ちよかったです。管理人さんの真心がこもってたからかな」
「嬉しいよ。理美ちゃん」

俺もHな熱のさめやらぬ理美ちゃんを抱きしめる。
幸せそうな理美ちゃんは、まだ体にあまり力が入らないようだ。

そんな理美ちゃんの身体を思いやって、優しく抱きしめ、顔を近づけ唇をそっと重ねた。
理美ちゃんもそれに精いっぱいの力で応えてくれた。

「好きです」
「俺も」
「また、して、くれますか」
「もちろん」

「うれしぃ……すぅ」

理美ちゃんは幸せそうな笑顔を浮かべながら、眠ってしまった。
今夜は理美ちゃんの傍にいたい。俺も隣で眠りについた。


――――

翌日、目が覚めたら時刻はもうお昼―なんてことはもちろんない。
長年の習慣なのか、悲しいかな朝7時には目が覚めてしまうのだ。年寄りになったわけでもないのに…

隣の理美ちゃんはまだスヤスヤと可愛い寝息を立てている。
今日は仕事休みだって言ってたな。
無理に起こすのも悪いので、ベッド脇に『昨夜はありがとう』と書置きを残して静かに部屋を出た。

管理人室に戻ろうとしたとき、目の前の部屋のドアが開いて少しびっくりする。

「管理人…」
真白ちゃんだ。

「ごめん管理人、お買い物、頼める…?」

「ああ、いいよ。買ってきて欲しいものを言ってくれたら」
「これ…」

真白ちゃんはメモが書かれた紙を手渡してきた。

「お願い、管理人」
「任せとけ」

真白ちゃんの少し安心したような笑みを確認すると、部屋のドアは閉まった。

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