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オタク女子に囲われました
官能リレー小説 - ハーレム

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オタク女子に囲われました 2

突然可愛い声が背後からかかった。
振り向くと綺麗な黒髪をツインテールにした女の子が立っていた。物凄く可愛い子だ。
そしてこの子は確か……メイド喫茶で働いてるという村上李衣菜ちゃんか。

「ああ、どうも…今日からここの管理人になった谷川彰人です」
「初めまして。村上です」
はにかんだ笑顔。まあ第一印象としては悪くない、かな?

「何かお困りでしたか?」
「ああ、ちょっとね…前の管理人、僕の叔父なんだけど、相当部屋が汚くて…」
「ええ!?親戚の方だったんですか」

「そうなんです。叔父に指名されまして。仲良かったからかな」
「なら…まあ安心かな。前の管理人さん、見た目で損してたけどいいひとだったし、私たちの趣味や仕事にも偏見無かったし。よろしくね。新しい管理人さん」
親父が叔父さんを毛嫌いしてたの、親父と叔父さんは単に性格合わなかったって事なのだろうか。


「それで、今からお掃除するところだったんですよね?」
「あ、ああ」
「お手伝いしましょうか。これでも得意な方なんですよっ」
メイド喫茶で働いてるらしいが、まさか本当にメイドさん…なわけはないか。

「私の部屋から掃除機持ってきますので。ついでに詩織さんにちょっと煩くするかもって言っときます。真白ちゃんは…多分気にしないだろうな」

あぁ、きっと今自室にいる2人なのだろう。詩織さんって人は住人の中では最年長で漫画家さんか。アイデアとか練ってる最中だと掃除機の音でうるさくしちゃうと、確かに迷惑かけちゃうだろうな。
もう一人の真白ちゃんって子は…住人の中では最年少。eスポーツプレーヤーってあるけど…つまりプロのゲーマーってことなのかな?あと年齢的には高校生…学校行ってないのだろうか。

少しして李衣菜ちゃんが戻ってきた。例の吸引力の落ちない掃除機とともに。

「了解いただいたので、早速やりましょう!」
「う、うん」

李衣菜ちゃんの勢いに押されるまま部屋のお掃除を始めた。

「お酒の空き缶とか空き瓶とか、いっぱい散乱してますね」
「叔父さんはお酒好きだったからね」
「タバコのにおいを消すには…っと」
テキパキと汚れた部屋を軽やかな足取りで進みお掃除していく李衣菜ちゃん。ホントに本職メイドさんじゃないよな、まさか。

ゴミで隠された場所から叔父さんが使っていたベッドが。
「う、うわぁあ」
それまで掃除の手を止めることのなかった李衣菜ちゃんが思わず後ずさりした。何があった。

「おいおい、マジか」
李衣菜ちゃんが引きずり出した段ボール箱、中身はエロ本とエロDVDの数々。

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