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アンドロイド育成計画
官能リレー小説 - ハーレム

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アンドロイド育成計画 22

男性プレイヤーのキャラクターは人間族。
女性プレイヤーのキャラクターはいわゆるデミ・ヒューマンで、エルフ族、ダークエルフ族、有翼族、ハーフリング族である。
あとは追加された男の娘ふたなりの各デミ・ヒューマン族がいる。
これに「ローレライ」の人魚族が隠れキャラクターでいるが、これはサブモンスターをプレイヤーキャラクターとして使える監視員用のキャラクターである。
かつて遠い昔、四つの大陸はエルフ族、ダークエルフ族、有翼族、ハーフリング族の王国があったが、今はデミ・ヒューマンは同盟を結んで「スライム」と「卵」を融合させた触手モンスターを使う人間族(しかし、女性はいない)と対立している。
拓巳が女性プレイヤーからアンドロイド用にリアルなアダルトボイスを収集する目的に利用している。
ハセガワコーポレーションの副業だが、他の元ゲームメーカーや携帯用ゲームメーカーに押され気味であったので撤退しようとしていたが、拓巳が「絶対にいける」と会議で言い切った。
女社長、長谷川翠はこれを新プロジェクトとして承認した。
それまでのゲームでは体験できなかった現実以上の快感にプレイヤーの数は増えていく。
規制されるのではという意見もあった。
しかし、ヘルメット型装置の原形のVRヘッドセットやゴーグルは販売されていたが、規制が甘かった。
全方向を見渡せるものは製作がいくつものカメラで撮影するため製作に時間と手間がかかることや、画像を重ねるものは実際の光景に画像を重ねるものでは天井を見上げているのに、人の画像が空中でしゃがんでいるなどの問題があった。
そのため、売れ行きは下降気味で規制が緩かった。またVR機器の価額が購買層にとって高めと感じられたのも売れ行き低下の原因となった。
似たようなゲームがあふれ、マンネリ化していたゲームをVRで画像のクオリティを上げても、売り上げが急激に上がるとは予想できていなかった。
フルアニメーションのシュミレーションゲームにしたのは、規制対策でもあった。
[crazy neverland]
拓巳の読みは的中した。
単純なバーチャルリアリティではなく、なりきり、現実ではできないことをゲームの中で体験することが求められているという予想は的中した。
成人したプレイヤーには三頭身のディフォルメキャラクターでプレイ中も、そのキャラクターの感覚になりきることができた。
女性たちは理想像を投影したキャラクターでゲームをプレイした。
もう少しセクシーな体型で、もう少しスリムな体型で、など自分の好みになってみたらどんな感じか体験することができた。
ゲーム内で実際に妊娠することなく性的な悦びを得られるとわかったことで、ゲーム内で擬似恋愛を楽しむプレイヤーたちもあらわれた。ゲーム用の拠点にキャラクターを重ねて詳細を確認するとそのプレイヤーのハンドルネームが表示される。
キャラクターの性別は関係なく「盟友」になれる仕様で、拠点は宿屋、酒場、アイテムショップが基本で初めから用意されている。
触手モンスタープレイでなくキャラクターのみで、好みの場所で擬似セックスを楽しむことができた。
事前にゲームとは違うサイトや掲示板などで連絡を取り、同じ大陸にアクセスする。
同じ大陸で、プレイヤーのハンネがわかれば「現在、参加中のプレイヤー」を五十音順でリストから検索できる。
「盟友に誘う」というコマンドを実行すると、相手には「新しい盟友申請があります」とメッセージが表示される。
プレイヤーがふたりだけで同盟を結び、女性プレイヤーが課金して作った拠点を、ラブホテルのように使用する。
すると他のプレイヤーに妨害されずに擬似セックスを堪能できるのである。
これがネットの情報で流れると、かなり課金者が増えた。
拠点内は触手モンスタープレイはできない。しかし、フィールドで捕獲された女性プレイヤーと捕獲した男性プレイヤーが、擬似恋愛にはまることもよくあるようになった。
ゲームキャラクターは美青年でキャラクター強化の結果、一晩で十回近く射精できる。
女性プレイヤーは触手モンスターの絶頂産卵した快感が、新しいキャラクターを作成してプレイしても、プレイヤーキャラクターが膣内射精するたびによみがえる。
男性プレイヤーも、自分の好みの女性キャラクターと肌をふれあい抱き合う感触まで再現され、フィールドで嫌がるキャラクターを触手責めにするよりも、じっくりとイチャイチャとした感じでプレイできるため、特定のプレイヤーふたりでデート気分で楽しめる。
キャバクラでナンパするより手軽、ソープランドのように時間制限もなく、そのどちらよりも安上がりで、自宅で暇な時間に楽しめるにもかかわらず、妊娠や結婚、相手が既婚者かどうかもまったく気にしないで、おたがいの素性を明かさないままで、いっときの快楽の時間を満喫できた。

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