PiPi's World 投稿小説

アンドロイド育成計画
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 19
 21
の最後へ

アンドロイド育成計画 21

海中では画像で確認しにくいので、人魚を、クラゲ型触手モンスターの背というか頭の上に引き上げた。
拓巳の装置の画面には至近距離で「ローレライ」が横たわり、南ぶられたあとのしどけない姿をさらしている。
拓巳は触手からキャラクター視点に切り換えて、人魚の下半身にふれてみる。
ストッキングをはいた脚を撫でた感触なのだが「これが人魚の手ざわりか」と言いつつ、犯す器官がないか探している。
しゃがんで指を這わせて探すと、腰のくびれより少し下の鱗がやたらとやわらかいところがある。
そのあたりを「たっくん」が指で開くと、ピンクの膣穴と、ぷっくりと勃ったクリトリスが隠れていた。
(ああ、ひろげて見られてるっ!)
真理は自分の性器がはっくり開かれのぞきこまれている感じがして、恥ずかしくなる。
「たっくん」が人魚のひくひくと反応する穴を舐めまわし、指でクリトリスをいじりまわされると、下着の下の真理の股間もまた濡れてきて……。
「ローレライ」は口に押し込まれた触手をしゃぶらされ、乳房も絡んで揉み搾られ、乳首も吸われ、クリトリスをこね回すようにいじられながら、ほじるように舌で膣穴を舐めまわされている。
真理の意識が快感に何度も途絶えた。「ローレライ」のミルクの甘い芳香につつまれているのを感じながら。
ゲームの中の出来事と現実が共感によって重なり合っていく。
「……え、あ……ひぅぅっ!」
愛撫が少し中断され、真理の意識が戻りかけて、性器にあてがわれた触手の感触に気づいた瞬間だった。
みちっ、ずぶうぅぅっ!
人魚の性器が少し太い目のない蛇のような触手に拡げられ、一気に突き刺すように挿入された。
ずちゅ、ぐりゅっ、ずぼっずぼっずぼっ。
触手か蠢き、膣内をえぐりながら往復する。
そして子宮口まで当たる。真理の子宮が疼く。
どひゅ、どくどくどくっ!!
「ローレライ」の子宮を触手の熱い粘液が満たしてゆく。
拓巳はキャラクターで犯すと本当に射精するほど気持ち良すぎて、海を渡ったあとのゲームプレイを疲れて眠くなりそうなので、触手モンスターで「ローレライ」を孕ませた。
ずるりと抜き出したペニス触手は、放出が止まらずに脱力している「ローレライ」の髪や体にも放たれて粘液まみれになったグラフィックが表示されている。
「ローレライ」の下腹部は大量の粘液でぽこりと膨らんでいる。
シーンが切り替わり「ローレライ」が産卵を開始した。
「産まれるぅ、んはあぁぁぁっ!」
真理が叫びながら、絶頂した。
「ローレライ」がきらきらと光の粒になり散り消滅して、丸い手のひらほどの「卵」が残されている。
「たっくん」が「卵」をさっきまで「ローレライ」を犯していた触手先端が花のように開くので拾い上げて中に入れると、ぱくっと閉じる。
触手はするすると、おとなしく満足そうに海の中に戻っていった。
(まだ、いってる……)
真理がヘルメット型装置の画面の暗闇にGAMEOVERの表示が浮かぶ画面を、恍惚とした表情で椅子の背もたれに体を投げ出して脱力したまま見つめていた。
「しまった、プレイヤーだったのか……」
拓巳は「卵」を与えたあとの触手モンスターの経験値をチェックしていて、ようやく「ローレライ」がプレイヤーキャラクターだったことに気がついた。モブモンスター「スライム」と同じように撃退して獲得できる経験値は、さほど多くないはずだった。
捕獲前に反撃してこなかったので、拓巳はてっきりモブモンスターだと思いこんでいた。
女性キャラクターの音声のあえぎ声などを、プログラムは認識してゲームにプレイヤーのリアルな音声を反映する。
アンドロイドの音声パターンに組み込むつもりで情報収集している。
「モブモンスターを使うプレイヤーがいるとはな、プログラムが甘かったか」
人魚を見つけたプレイヤーがチートで操作していたと拓巳は考えた。
監視はプログラムだけで、ゲーム監視役の社員がいることを拓巳は把握していなかった。
(今夜は仕事のことは考えないつもりだったはず、いかんいかん……)
拓巳は「queen」の拠点へ再び水陸両用クラゲ型触手モンスターを発進させた。
真理はその夜、ムラムラとして仕事に集中できなかった。個人用ブースはカラオケルームのような完全個室で、犯されて産卵したときのことを思い浮かべて、オナニーに耽った。
「なんか、おつかれですね」
「え、ちょっと風邪気味みたいで。でも、大丈夫ですよ」
真理をゲームで犯したプレイヤーをアカウントから、拓巳だと朝までに確認した。
(オナニーじゃ物足りないわ、責任とってもらわなくちゃ、ね)

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す