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アンドロイド育成計画
官能リレー小説 - ハーレム

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アンドロイド育成計画 11

欲情したパイロットが本当に異性とセックスし続ければ、何度妊娠するリスクがあるか。
信頼できる研究者との同性愛の交わりでは限界を迎える日が必ずあると、オリビアにもわかっていた。
以前は実験終了後でも欲情しないことのほうが多かったが、今では毎回実験終了後には、こうして交わるようになった。
パイロットは快楽に依存していく。
そして、いずれ限界を迎えて精神が錯乱の後に崩壊する。
オリビアはマルチナを愛していた。
男性パイロットの場合は、肉体が成熟していれば、ロボットの破損などが起きると遠隔操作実験中に激しい射精をともない、操作できなくなる。
それを抑止するために成長を遅らせたが、その場合は操作性が悪すぎて使えない。
一度成長した肉体で欲情と快楽を知った上で若返らせることができれば、パイロットの適性を得られるだけの精神エネルギーを確保できる可能性はあった。
だが、これば実現できなかった。
成長を遅らせることはできても、若返らせることができなかったからである。
オリビアの母親は精神崩壊してしまい眠ったまま衰弱して死亡し、父親は自らを被験者として実験を繰り返した。やがて男性がパイロット適性が得られないとわかると絶望して、自殺してしまった。
若返りを実行して、結果として急激な老衰した博士には理想を現実にする力はのこされていなかったともいえる。脳の老衰は致命的であった。
戦争はなくならない。
しかし、精神エネルギーを用いた遠隔操作システムが確立すれば人の命を削りあう戦争はなくなる。
それかオリビアの父親が提唱した理想。
搭乗したほうが操作性が高いとされている限り、人は兵器に搭乗されていく。
自動操作による兵器の研究も行われたが、それは発射されたミサイルは敵国に大きな被害をもたらす。
その後、その破壊された大地に千年は人が暮らせないという笑えない話がある。
「実際に戦争する必要はない。たとえば、ネット上で世界中が審判とする公正なチェスの試合を行えるなら」
それがセンジブル博士の残した日記に残された言葉である。
・オリビアの父親、センジブル博士が精神エネルギーとプログラムの連動を発見した。
少し話を戻すとしよう。
拓巳は試作機作成の準備を進めつつ、ハセガワコーポレーションの副業というべき、課金制ネットゲームの作成に追われていた。
軍事用プログラムのハッキングができるほどの腕前の拓巳とはいえ、企画からバグのチェックまでこなすのはしんどい。
ゲームで使用する声優の声から辻村琴音の声を作りつつ、18禁のエロゲーを作成する。
(みんな待ってろよ、今はアニメだが、本当にアンドロイドがご奉仕してくれるようになるからな)

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