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宮廷魔法騎士団、奉仕中
官能リレー小説 - ハーレム

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宮廷魔法騎士団、奉仕中 16

魔力を先天的に受け継いでいる女性たちと、キーラのように魔力を秘めた品物を入手したことで覚醒する者がいる。
ヴァルドレン盗賊団は宮廷魔法騎士団によって首領ヴァルドレンが誅殺されたことで壊滅したが、その残党たちは潜伏していた。
キーラはカルドに懸賞金をかけた。
カルドを見つけ出させるために、懸賞金目当ての「賞金稼ぎ」たちを利用することにして自分はマリーナと旅をすることに決めた。
懸賞金は盗賊ヴァルドレンの隠し財宝。
そんなものはないと思う者もいたが、やはりあったかと思う者もいた。
義賊ヴァルドレンというのは噂であり、他の盗賊団を時には討伐して組織を拡大した。ヴァルドレンが誅殺されるまで手に入れた財宝は実はまだ隠されているという噂もあった。
キーラはその噂に火をつけた。
カルドが隠し財宝のありかを知っていると。
マリーナはそんなことになっているとはまったく知らない。
盗賊や暗殺者たちの裏事情など知らずに生活してきたからである。
キーラのばらまいた噂は、盗賊ヴァルドレンがまだ生きている、とまで拡散していくうちにふくらんでいった。
謎の人物カルドはヴァルドレンの潜伏しているところを知っている、と。
盗賊ヴァルドレンの残党でも、キーラのように単独で過去についてはとりつくろい別の仕事をしながら暮らし隠している者から、傭兵団として活動している者たちまでさまざまである。
王国の兵士たちのサポートを賃金で請け負っていたり、商隊の護衛などを行っていた。
カルドを捜し出し、財宝を手に入れる。
財宝のありかをつかめばカルドという謎の人物の賞金など、はした金である。
ヴァルドレンと一緒に魔法騎士団と戦って、ヴァルドレンの怪物と化した最後を見た者たちは、ヴァルドレン生存の噂を信じなかった。
盗賊団が壊滅後、逃亡した腕に自信がある者たちは暗殺者として暗躍している。
ただ、獲物を狩る猟師のごとく、カルドの名を記憶した。
その噂の人物カルドは、王国の最重要拠点の王都のさらに警備が厳重な王城に軟禁されている。だから、簡単には見つからない。
カルドの情報を求む、とそれぞれの人物たちが暗躍を開始している。
田舎の小さな街から、王国の兵士たちに連れられて旅に出たという情報をキーラは売り、それは二人の旅の資金となった。
二人よりも早く王都に潜入したカルドを狙う者たちは、情報収集を行い混乱した。

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