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新・すべてがかなうスマホ
官能リレー小説 - ハーレム

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新・すべてがかなうスマホ 39


そして陸上部のトレーニング終了後ー

結愛先輩と結衣ちゃんが何やら会話をしていた。
その会話の最中に、一度僕の方をチラッと見てまた密談…やっぱあれ、本気だったのかと改めて思う。

「樹くんじゃあねー、今日は結愛ちゃん先輩のご指名が入ったから、頑張ってねー」

結衣ちゃんにはそう言われて、背中をドン、と叩かれてその日は別れるのだった…

後片付けを終え、引き上げる。
女子陸上部からは半ば公認みたいな扱いで、マネージャーの先輩や顧問の先生も僕が来て手伝ってくれるもんだと思うようになってきてる気がするな…

そして向かうのは女子陸上部の部室。
結愛先輩以外は着替えて帰っていったのだろう、すれ違う姿もなかった。

そっと扉を開けると、部室の椅子に腰かけてリラックスする結愛先輩、ただ一人。

「お疲れ。私以外はみんな着替え終わって帰ったよ。入り口のカギは締めてね」

Tシャツにショートパンツ。そして裸足。
走ってる姿とはまた違うリラックスした素の結愛先輩がとても可愛らしいと思った。

言われたとおり入り口のカギを閉め、先輩の隣にイスを持ってきて腰掛ける。

「マッサージでもしましょうか?」
「大丈夫。今日はそこまで走ってないし」
…あれが「そこまで」なのか。恐れ入る。

「それよりも、もっとしたいことがあるの。だから2人きりになれるようにしたんだ…」

ほのかに赤く染まる先輩の頬。
やべ、なんかすげえ可愛いぞ、今日の結愛先輩。

「君だったら、わかるよねぇ?」
「は、はぁ…イイんすか先輩…こんなところで…」

「ふふっ。いっちばん最初に私を押し倒しちゃったのはどこの誰だったかなぁ〜♪」
「ご、ごめんなさい……無理やりやるつもりはなくて…」

最初がアレだったのは僕のせいである。
そもそもきっかけは結衣とロッカーの中で致してしまって(これも経緯を説明するのが大変だが)、そこから出ようとした際に結愛先輩が部室に入ってきて生着替えを目撃してしまったという…

「じゃあ、今日は私から行く番なんだね!」
「へっ?」

気づいたら結愛先輩がこちらに最接近していて、唇を奪われながら押し倒されていた。

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