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新・すべてがかなうスマホ
官能リレー小説 - ハーレム

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新・すべてがかなうスマホ 1

「えーっと…今日の予定は、っと」

朝、俺の一日はスマホでのスケジュール確認から始まる。
…とはいえ、俺はごくごく普通の高校生。別にヤリ手のビジネスマンとかそういうわけじゃないのだ。

タダモノじゃないのは今手にしているこのスマホだ。
何故だかわからないが何でも思い通りにすることができる…らしいアプリが入っていた。

だからといって世界征服だとか大金持ちになるとか、そういう大それた夢や野望はかなえられないと、最初の注意事項にはあった。
『あなたが願う、ささやかな夢や希望を書き連ねてください』
そんな文言だった。

ではそれになんと願ったか。

『女の子にモテまくりたい』……ダメもとでやってみたら、あっさり願いはかなった。


「おはよー樹くん」
「ああ、おはよう愛生さん…ってか何やってんです?」
隣家の庭で両腕を高く上げ背筋を伸ばすお姉さん。
昔からよく遊んでくれたり面倒見てくれた4歳上の大学生、湊谷愛生さん。

「ヨガだよ、ヨガ」
「はあ」
それより黒のタンクトップから覗く巨乳がすごい。
ダメージデニムの下の太腿もむっちりしててエロい。

「ヨガを始めてから体調がすっごくよくなったんだよー。樹くんにもお勧めするよ」
「う、うーん…」

例のスマホにして、初めて思い浮かんだのがこの愛生さんの顔だった。
モテたい、という欲求が認められると、その対象の名前と行動、感情を入力するとそれがその通りになる。
1週間前、それを使って、愛生さんとセックスした。もちろん童貞卒業だ。

一見普通のスマホでも例のスマホアプリでささやかな欲求を満たした俺は今後も色々試す事にした!アプリの威力には驚いている!

とりあえず、学校に遅刻しないよう愛生さんに出掛けの挨拶!ヨガは今度の機会にしてもらった。

そして、身だしなみを整え、準備を済ませ登校!校庭では野球部とサッカー部、体育館では女子バレーボール部とバスケットボール部が朝練に取り組んでいるので、朝なのに活気があふれている学校だ!

運動部が盛んな学校だけあって健康的な美少女がとにかく多い。
もちろん文化部も結構な数あって可愛い子が多い。
モテモテハーレムを作るには最高の舞台だよね。

…まあ、俺は帰宅部なんだけどさ。

「樹くーん!」
「朝から元気だねぇ」
陸上部のアイドル、白浜結衣が俺を見つけて走ってきた。

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