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新・すべてがかなうスマホ
官能リレー小説 - ハーレム

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新・すべてがかなうスマホ 20

愛生さんが瞳を潤ませ俺を見上げる。
豊かな乳房がブルンブルンと暴れひと突きごとにキュンと締め付けられ、射精欲が高まっていく。

何度も何度もやってくる高ぶりを、何とかして我慢してきたけど、ついに限界はやってくる。

「イっ、イク、イク!!いっちゃう!!!樹くん、樹くん…っ!!!」
「俺も、一緒にイクよ!!愛生さんの膣に、全部出すよ!!!」
「あっ、あっ!!!あぁぁあぁ〜っ!!!!!」

一気に弾けた。
ドクドクと愛生さんの子宮めがけて熱いモノが吐き出されていく。
お互い抱きしめあいながら幸せな気持ちになって、まどろみに落ちていく。



「樹くん、大好き」

旅館では何度も何度も愛しあって、春休み一番の至福の時を味わった。



春休みが明けて新学期。
俺はスマホの能力を活かして俺好みの美少女と同じクラスになれるよう設定した。
何度もお相手した白浜結衣を筆頭に美少女揃いのクラスが出来上がった。
担任も去年に引き続いて倉科萌先生。ただ彼女には彼氏もいるので、ヤル機会は限りなくなさそうな予感。


同じクラスになって、気になる子を一人見つけた。
図書委員の有川奈緒ちゃん。
休み時間は誰とも絡まず、ずっと本を読んでいるような大人しい子。授業中以外はほとんど喋るのを聞いたことがない。物凄く可愛いし結構な巨乳。コミュ力の高い結衣ですら「近寄りがたい」という。

新学期、始まって3日経った。
今日は結衣たちから頼まれごとを受けていないのでさっさと帰ろうかな、と思っていたが挨拶を済ませても奈緒ちゃんが窓際の自分の席から動かないのを見て、気になった。
微動だにしないので寝てるんだろうか?と思って近づくと、分厚いハードカバーの本を熱心に読みふけっていた。

「有川さん」
「…………………」
「有川さーん」
「…………………」
「奈緒ちゃん!」
「…………………」

やべえ、反応しねえ。
仕方ない、こうするのはちょっと気が引けるが、頬を指先でチョンと突いてみる。

「……………ぇ、ふええええぇっ!?」

3度目くらいでようやく気付いた。
というか、読書に没頭すると反応しなくなるんだな。うちの母さんもミステリ小説とか大好きで、一度没頭すると呼びかけても返事してくれないんだよなー、それと一緒だな。

「い、一条くん!?いつから…」
「いやー、5回くらい呼んだんだけどね」
「え、え、全然聞こえなかった、ごめんね…」

真っ赤な顔でおどおどしながら喋る。いや可愛いから許すけど。

「有川さんっていつもこんな感じだよね」
「本には無限の可能性と世界が広がってると思うんだ。それで、周りが見えなくなっちゃうこともあるけど」
「いや、その細かい字を読めるだけで俺はすごいと思う」

物静かな文学少女。
本のことになると饒舌になるところもいいね。
結衣たちとは違う良さがある。

「まだ帰らないの?」
「一条くんは?」

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