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僕は決して強くはないから
官能リレー小説 - ハーレム

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僕は決して強くはないから 44

「え・・・あの・・・我儘って言われてもよく分からなくて・・・」

戸惑いながら僕がそう答えると、涼月さんはガバッと僕を抱きしめてくる。
その上、涙を溢れさせるものだから僕は焦ってしまう。

「お可哀想に!・・・我儘もできぬぐらい虐げられてきたのですね!!」
「あ、いや・・・そうなんだけど、そうじゃなくてっ・・・」

普通だと考えられない心配だけど、確かに紗枝ママや理恵ママからも同じ事を言われる事はあった。
でも、ここまで心配されたり泣かれたりすると、思い切り焦ってしまう。

どうしようと困って七海ちゃんと美月ちゃんを見たら笑っていた。
どうやら涼月さんは見た目と違って暴走系みたいだ。

「若様が我儘に振る舞えないのは・・・きっと私達一族が頼りないからですね・・・」
「いえ、ちがいます・・・多分違います・・・」

僕を抱きしめてそう言って泣く涼月さんだけど、僕の話は聞いてないようだ。
そしてまた僕をギュッと抱きしめてこう言う。

「ならば南家の総力を持ってっ!、若様が我儘に振る舞えるようにご奉仕させて頂きますっ!!」

「実はさ、我儘を言いに来たんだ」
「ええ、主人が申したいのは…」

僕が要件を涼月さんに伝えようとしたら、七海ちゃんが説明してくれた。

「つまり、盆休みは学校の生徒達を楽しませたいと」
「それでしたら、若様の婚約を記念して大学とこの付近で祭を計画しております」
「それもいいと思うんだけど、僕はあの学校に自由をもたらしたい。僕は不自由な場所にいて虐げられていたからね。例え普段目立たなかったりモテなくても、チャンスが有れば楽しいと思わない?」
「つまり、若様はご自身の幸せをみんなにも分けたいと。ご学友も残らず童貞を卒業させたい。そうお考えで?」
「そこまで露骨じゃないけど、それくらいの可能性があれば…あの学校でよかったと思えるだろ?」
「まさか、娘達をその奉仕に出せと?確かに美月は生徒会の要職についております。まさか葉月にも協力を…?」
「そこまで無茶は言わないよ。できる範囲で…理恵ママは分かってくれたよ」
「そうは申されれましても、若様が我儘だと証明してくださらないと…」
「そこは、ほら…僕も体を張るし、その為に南家を説得に来たんだ」

丁寧に説明しても、大袈裟にとらえたり急に女を見せて困らせてくるけど、最終的に涼月さんと美月ちゃんの手を引くと、自分たちも理恵ママと同じ経験ができると理解してくれた。
葉月ちゃんを巻き込むにはまだ早いと思ったし、七海ちゃんが分かってくれたようで、僕と美月ちゃん達だけで寝室にいけるようにしてくれる。

「若様、お誘いくださり感謝しております」
「四家の当主には公平にするつもりさ、それに美月ちゃんがいてくれたら、心強い」
「私は南家の当主になる身だから、生涯若様のお側でお仕えするわ」

にっこりと笑う美月ちゃんは、本当に頼もしいと言う言葉がぴったりだ。
天真爛漫な所のある七海ちゃんと比べると、生徒会長やってるだけにしっかりしたお姉さんと言った感じ。
そして僕は、そのお母さんである涼月さんに向き直る。

「それと我儘言いたいんだけどね」
「はい、いかようにも」

微笑む涼月さんの首筋に抱きついて言う。

「これからママって呼ぶよ!」
「ママって呼んでもらえるなんてうれしいですわ」

あえて『呼んでいい?』と聞かずに『呼ぶよ』と言った。
ちょっとしたこう言う我儘が嬉しいんだろうなと思う。
僕は涼月ママの頬にキスすると、着物の胸元を思い切り開く。

やはりそこは紗枝ママや理恵ママに匹敵する爆乳。
柔らかくて重そうなおっぱいに手を伸ばす。

「若様のママなんですから、甘えたくなったらいつでもどこでも飛んでいくので呼んでくださいね」
「ほんと?」
「ええ、北家敷地横にはヘリポートもありますから、本当にどこでもいきますわ」

・・・本当に飛んでくるみたいだ。

涼月ママのおっぱいも、素晴らしい爆乳。
僕はすぐさま乳首に吸い付いた。

「あん、若様っ」

舌で先端を転がし、両手でおっぱいを支えるように揉み、それから吸うと…

「ん?母乳?おいしい…」
「私の母乳ですよ。美月を産んだ後、娘を四人産んで……もうそれ以来、ずっと母乳が出る体になってしまいました」
「すごいよ涼月ママ!」
「あん!若様にお喜びいただけて、嬉しゅうございます」

母乳体質の涼月ママのおっぱいに、僕は夢中でむしゃぶりついてしまう。

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