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僕は決して強くはないから
官能リレー小説 - ハーレム

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僕は決して強くはないから 20

「今日はこれで許して。でも、いつか成長してママをイカせてみせるし、ここのみんなや…七海ちゃんを満足させれる男になるよ」
「童貞を捨てたからには初めてという言い訳は立たない。自慰に溺れずに研鑽に励め」
「うん、これからは二度とオナニーはしない…絶対誰かに頼むよ。女性のプライドを汚すような真似はしないと約束する」
「よいか、恵まれていても…その気持を忘れるでないぞ。柳瀬家も下々の務めによって支えられている。時代が変わっても変わらぬ事実だ」
「分かってるよ、明日もクラスメイトに親切にしてあげたい…先生も仕事に集中できる環境を作るんだ」
「悠樹の慈悲深さ、坊主や神主も見習うべきだ。日曜は予定を開けておけ。山に行くからな」
「うん」
僕は風呂を出ると、早めに眠ることにした。精が付く食事で一時的に回数をこなせているだけで、本来の力じゃない。
多くの女性と暮らしているからと、性に溺れて寝坊したり学校を休んでは男子や先生に堕落していると思われる。
それでも、明日はアンナとみずねぇの相手はすると決意すると僕は眠りに落ちる。


そして、次の日・・・

昨日は初登校と言う事もあって、僕と紫乃や明日香だけ別に高級車での登校となったけど、今日からはみんなと一緒の登校らしい。
朝食を食べ玄関前に出ると、そこには大型のバスが止まっていた。
よくある2階建ての夜行バスのような感じで僕も何回か乗った事があるのと似ている。

「これで登校するの?」
「はい、あの学園は幼稚園から大学まで付属してますから、この屋敷に仕える全ての子がこれに乗ります」

確かに言われてみれば、さっき僕に挨拶してくれた小学生ぽい子もバスに乗り込んでいた。

「では、若様ご案内します」

明日香にそう言われバスに乗り込むと、階段を上り2階へ。
後部に進み奥の扉を開けると、そこはラウンジのような部屋だった。

「ここが若様達の専用スペースです」

若様『達』って言ってた通り、そこには先客がいた。
ストレートの綺麗な髪の美少女とそのお付きだと思わしき美少女2人。

「若様、お初にお目にかかります・・・私は柳瀬美月、3年生で生徒会長を勤めております」
「美月姫様は七海姫様と同じく分家の姫様ですよ」

紫乃が挨拶をしながら説明してくれる。

「七海もすぐ来ると思いますわ・・・若様、こちらにいらして」

凄く上品な人だ。
七海ちゃんも品があるけど、彼女の方がお姫様っぽさがある。
僕は彼女の隣に座ると、彼女は嬉しそうに微笑んだ。

「よろしく・・・僕、全然親戚の人とか分かってないから・・・」
「問題ありません、お屋形様が必要と思えばお目通りさせますので・・・挨拶が遅れたのは此方の不徳の致す所ですわ」

多分いっぺんに会うと僕もパニックになるし、少しずつ慣れればいいとの紗枝ママの配慮なんだろうと思う。
そうしてるとお付きの女子に先導された七海ちゃんも入ってきた。

「若様、美月お姉様お早う御座います・・・今日も一日宜しくお願いします」

かしこまった七海ちゃんも姫様って呼ばれるだけあって、こうすると物凄く品がある。
あんな駅に一人で迎えにきたのが信じられないぐらいのお嬢様ぶりだ。

でも、七海ちゃんのそれを聞いて、美月さんが口に手を当てて吹き出した。

「もうだめ!・・・七海ったら猫かぶり過ぎよ!」

「そう言う美月ちゃんだって!、凄くおすまししてるじゃない!」

二人のお付きの女子達も笑いをこらえて涙目になってるし、紫乃や明日香も意味ありげに笑っていた。
要は彼女達は立場は姫君でも、それなりに自由を謳歌して楽しんでるのだろう。
さっきのやり取りは建前的なものみたいだ。

付き合いやすそうな人だと分かって僕はホッとする。
でもホッとしたのは一瞬だった。
僕の隣に座った七海ちゃんがニヤニヤして聞いてくる。

「昨日の初体験どうだった?」
「あっ、それ私も聞きたいわ」
「ふへぇっ?!」

思わず顔が真っ赤になった。
まさかそれを聞かれるなんて。
七海ちゃんも美月さんもニヤニヤしてる。

「はい、若様におかれましては・・・この明日香と紫乃を女にして頂きました!」
「膣内に精をたっぷり注いで頂き・・・私達は身も心も若様のモノになりました!」

僕じゃなく紫乃と明日香が嬉しそうに答える。

「じゃあ、今夜も僕がんばるよ!」
「はい、期待してますわ!」
「同じく楽しみにしてますわ!」
二人も今夜のセックスも楽しみだ。
本当に新しい生活が楽しみで仕方なかった。

新生活を晴れがましく楽しんでいる頃、父紺野正樹は大変な目にあっていた。

ー紺野グループ本社前ー

「今、紺野グループ総帥である紺野正樹氏が逮捕されました。罪名は大沢財務大臣への不正献金疑惑です。他にも罪状はある見込みです」
「紺野さん、暴力団との癒着もあるようですね!」
「他にも参議院議員候補の為に総理に対して多額の賄賂を送ったとか!!」
「紺野さん、どうなんですかぁ!!」
「黙れぇ!全部濡れ衣だぁ!俺は嵌められたんだぁ!無実だぁ!」
警官に手錠をかけられ如何にも傲慢かつ強面の男が僕の父である紺野正樹だ。本社ビルを出るマスコミたちから執拗に質問攻めを受け。
父は自分は嵌められ無実だと叫ぶしかなかった。

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