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エロ勇者が世界を救う
官能リレー小説 - ハーレム

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エロ勇者が世界を救う 2

本気で痛がっているアレンをみて、リアンたちが止めに入る。
「ローズさん、さすがに離してあげないと。」
「ローズさん〜。アレン君の肩が外れます〜。」
「仕方ないな…」
「はあ、はあ、痛かった…」
離されたアレンだが、肩を押さえてうめいていた。
「でも〜、アレン君の日ごろの言動も無理はないですよ〜。リアンさんが前におっしゃった通りなら〜、アレン君は小さいころから勇者の修行漬けの日々でして〜、おまけに私たちは誰もが振り返る美人ぞろいですから〜。ほらほら、大丈夫ですか〜。」
「ああ…ネッサのいう通りなんだよ。そろそろHの修行もしたいよ〜。」
かばうようなことを言うネッサに便乗したアレンだが。
「甘い。そんなことでは勇者にふさわしい漢にはなれないぞ。」
「そうですわ勇者様。ふしだらな男は嫌われます!ネッサさんも甘やかさないでください!」
ローズとリアンはばっさり。
「でもリアン、お前、前はアレンアレンって言ってなついてたのに俺が勇者になったら勇者様って言って距離を置くようになったよな。俺たち従兄妹同士だろ。」
そうなのである。アレンとリアンは同い年の従兄妹同士。幼いころからよく一緒に遊んだ仲で、勇者の修行に忙しいアレンの数少ない同世代の遊び相手だった。
「でも、アレ・・勇者様が勇者に選ばれたからには、ちゃんと節度をもっていただかないと・・・・」
「……。」
「我慢のしすぎは体に毒だって!」
「未熟者にHは早いな。」
黙って考え込むネッサと、駄々をこねるように言うアレン。それもばっさり切り捨てるローズ。
「むぐぅ…」
アレンが黙り込んだところで。

「あの・・・勇者様?」
4人へと呼びかける声がした。
「何でしょうか〜。」
戸惑いがちに、ミスラト族の者が声をかけた。ネッサがゆったりと答える。
「そろそろ、宴の準備ができます。お越しください。」
「よーし!宴だ!酒、酒!」
ローズが喜ぶ。
「すみません。恥ずかしいところをお見せしました。」
逆に畏まるリアン。
「ありがとうございます〜。」
ネッサは感謝する。
ここはミスラト族の里。
一昨日魔将軍を倒したアレン達は、昨晩遅くに里へと戻ってきたのだった。
「では、参りましょう。こちらです。」
里の者に案内され、泊まっていた家を出る。
「勇者様っ!」
「アレン様っ!」
「皆様、ありがとうございますっ!」
里の人々が待ち構えていて、次々に感謝の言葉を述べる。
そして、村娘の一人がアレンの前に進み出た。
「勇者様、そしてお供の皆様本当に本当にありがとうございます!」

村娘がペコリとお辞儀をするとローズ達程ではないが大きい乳房がゆさっと揺れた。村娘の揺れた乳房を見てアレンを目を大きくして輝かせる。

「き、君名前は!?」
「え?マ、マリアです…」

この巨乳村娘の名前は『マリア』と言うらしいアレンは興奮し過ぎて鼻息が荒くなっている。巨乳フェチのアレンからしたらマリアはたまらないのである。興奮しているアレンの耳をローズが抓る

「いててっ!」
「初めて会った娘に手を出すつもりか?」
「や…やだなぁ、ローズったら……そんな訳ないじゃんか。だ…だから放してくれよ……イテテ!」
「まったく……!」
それでようやくアレンの耳から手を放すローズ。
だが彼女は内心こう思っていた。
(こいつ、放っといたら私達の知らない所で女を抱くかも……。)
それはローズも、もちろんリアンもネッサも望む所ではない。
アレンは何故かモテる。
世界を救うべく選ばれた勇者だという事もあるが、それを抜きにしても不思議な魅力が彼にはある。
伝承によれば歴代の勇者達も非常に異性にモテたというから血筋なのかも知れない。
実際、ミスラト族の娘達の中にはアレンに対して情熱的な視線を向けている者達も少なくないのだ。

「はぁ〜……こんなに飲み食いしたの久しぶりだなぁ〜。」
滞在している家に戻って来たアレンはベッドに倒れ込むように横たわると、そのままグースカいびきをかいて眠ってしまった。
「もう、勇者様ったら、風邪ひきますよ〜。」
リアンが笑いながら布団をかけてやる。

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