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ハーレム大魔王
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム大魔王 3


ゴゴゴゴゴゴ・・・

重そうな音を立てて開いていく扉を見ながら魔王は嘆息する。
なぜ自分の居城はこうも演出過剰なのかと。
成金趣味丸出しの豪華さ。配下の中でも選り抜きのものでなければ、開けることすらかなわない頑丈で重い材質の扉。
権威と実力を誇示し、自らの安全を確保するためのものなのだろうが、明らかにやりすぎだ。
前のこの城の持ち主はどれだけ虚栄心と死の恐怖におびえていたのか。
魔王とはそんなものではないだろう。質実剛健、どんな華美も謀略・暴力も魔王の前にはすべて無意味。
唯一無二の絶対の暴君。それが魔王ではないか。ルシファーはそう思っている。
(いつか新しい城に引っ越すか、大改築しないとな・・・)
部下には絶対に口にできない悩みに嘆息しつつ、扉をくぐる。
するとそこには魔王の居城まで攻め入ってきた百戦錬磨のリリーですら、思わず息を飲んでしまう驚愕の光景が広がっていた。
眼前に広がるのは女体の山。女体の海。そこかしこに半裸、あるいは全裸の女たちが部屋中にうち捨てられていたのだ。
「こいつらは俺とヤッて死んだ奴らだ。さあ、ここなら邪魔は入らんたっぷり楽しもう」

ここに転がっている女達全てルシファーとセックスをしてあまりの快楽で死んでいった者達だ。ルシファーは全ての服を脱ぎ捨てて全裸となるルシファーの股間はリリーの豊満な体を見ているだけでもうビンビンに勃起している。リリーのような美女は城中にいるんだから見慣れるだろうと思うが。巨乳美女いつまでたっても見飽きることなどない。

「ところでリリーよお前のその胸は何カップあるんだ?」
「Iカップです……」

リリーはルシファーの質問に恐る恐る答える。ルシファーは「そうか」とだけ言いリリーに近づき顔を胸に埋めて両手でお尻を鷲掴みにする。

「ひゃう!」
「それを聞いて安心した。Gカップ以上ない女は女じゃないからな」

絶妙な力加減とタッチでリリーのIカップを遠慮なくもみしだくルシファー。
職業柄、男性経験もあるはずのリリーはまるで生娘のように快楽に翻弄される。

「う、うそっ・・・!?何、コレぇっ・・・!わっ、わた・・・私ぃ、こんなのぉ・・・知らないっ!?」

快楽に悶えながら、リリーは確信と安堵を覚えた。
やはり自分が最初になるよう、仕向けて正解だった。
こんな快楽、他の仲間たちが耐えられるなんて思えない。
あっという間に昇天させられ、周囲の屍の仲間入りをさせられかねない。
そして。今、仲間たちを守れるのも自分だけだと。
魔力を使い果たし、武器も取り上げられて一見無力に見えるリリー。
だが違う。彼女は決して無力などではない。
リリーはその身体に強力な武器を隠し持っているのだ。
なぜなら彼女は踊り子ではない。五体を凶器に変える職業・・・暗殺者(アサシン)なのだから。
「おい、何を考えてるかしらねえが早く気持ちよくしてくれ」
「……っ、はいっ……」

ルシファーパッとリリーの胸を放す。ルシファーはドサッと王座に座る
リリーはとりあえず今は言う事に従う。焦ったら感づかれ消されるかもしれないからだ。しかしバレたとしてもルシファーは巨乳美女は殺さないのだ。もしリリーが貧乳もしくは男だったら一瞬で消し炭である

ルシファーはリリーの唇を奪いディープなキスをする。
「ちゅ、ちゅぷ…れろ、ちゅぱ…むちゅ……」
「んっ…あむっ、ちゅぱ…れろ…くちゅ……」
「ぷはっ…リリーよ中々のキスだ。この前行った風俗のバニーガール並みだぞ」

リリーのキスを褒めるルシファー、世界中の巨乳美女を抱きたいルシファーはたまに人間に化けて人間が通う風俗に行くのだ。
中にはタチの悪い店でBBAやブス、偽乳女などに引っかかったこともあったが、そのような店は町ごと跡形もなく消滅させられている。
他にも奴隷市場で巨乳美人の奴隷を購入したり、娼婦を漁ったりしたこともある。
だが相手は魔王である。彼に気に入られた女のほとんどは彼との行為に耐えられず、命を落とした。
運が悪いと彼に気に入られてお持ち帰りされたあげく、この部屋で骸をさらす羽目になる。
事実、この部屋の床に転がっている屍の中には、力のない一般人のものがいくつも転がっている。
恐怖ではなく、快楽に包まれて死ねたのは彼女たちにとって唯一の希望であったことだろう、
とにかくルシファーはそうやって幾多の屍を乗り越えることで、どうすれば女をできるだけ死なせないようにして楽しめるか、その加減を学習している。
一般人より頑強とは言え、人間のリリーを手玉に取るなど赤子の手をひねるより簡単なことなのである。

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