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悪の美少女組織日記
官能リレー小説 - ハーレム

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悪の美少女組織日記 3

その後、鬼籍となった親戚が世話になったお礼兼顔見せも終わりアジトへと戻ってきた。今はまだ立て坑をそのまま使った粗末なものだが、すぐに立派な悪の拠点になる。先ずは、二十五人の美少女達を元々鉱夫達の休憩所だった広場に並べた。
「俺の名前は八神隼人、今日からキミ達には俺の組織の戦闘員として働いて貰う。」
一斉に美少女達が、ざわめき始める。
「無論すぐに前線で戦って貰うつもりは無い、訓練を積んだ後に活動して貰う、拒否権は…分かるな?」
買い手に逆らうことが死を意味する事は、曲がり形にもスラム暮らしをしていた彼女達でも分かっている逆らうことは、無いだろう。
「とは言え…見ての通り悪の組織としては始めたばかりだ。どうするかは追々決めていこう、君達も色んな事情を抱えているが恨みもあるだろう」
「そ、そうだけど……どうするのさ?」
鈴花は言うと残りの皆も頷く。
「実はお前たち全員の肉親の生死や現住所は判別がついている、信頼性に関してはこの国の国家首脳が見る諜報機関の結果報告書並と思ってくれ」
鈴花は自分の生みの親があの後海外に移住し大規模農園を成功するも既に死亡していた事を初めて知った、恐らく亡き養父か裏切った腹心が調べ上げていたのだろう。しかもその農園の経営者は自分の名義になっており、共に入植した農業経験者が信頼を得ていたのか自分の代理人として全てを仕切っているようだ。
「報酬の前払いかい?」
「これはそんなもんではない、信頼して貰う為だ。鈴花、リーダーとして自己紹介しろ」
「ああ、王 鈴花だ。お前たちに銃やナイフの使い方を教える。自分や仲間の身を守るには言葉と武器を使い分けろ、そして、ここが自分達の居場所なんだと肝に銘じろ」
「無論俺も教えるが実戦経験では彼女の方が勝っているからな」
「(何が勝っているって……冗談だろ)」
鈴花は八神が軍隊経験を持っておりその肉体と技術、頭脳は既に特殊部隊にも配属されてもおかしくない人物だと、アジトを出発する際グランドマスターから聞かされている。それに、あの装甲車も説明書を見ずに扱っている事や今居るアジトにある機材を見れば下手にマフィアが襲撃すれば返り討ちは出来るだけの対策をしている事が分かる、ただ者でないのは確かだ。


「こんなもんまで買ったのか?」
鈴花達は立て坑内にある大きな組み立て式浴槽を見て呆れた。軍隊で使う移動式お風呂セットがあるのだ。
「これはここに残っていたモノだ。作業員の為の福利厚生備品だ。とりあえず当分はこれで我慢してくれ」
水はあの事故の影響で少し離れた坑内に水が溜まっており水質検査してお風呂セットの浄水システムでも問題無しなのでポンプでくみ上げてお湯にしている。
「は、裸になるのですか?」
多分最年少の少女は困惑するが八神は瞬時に近寄ると器用に衣類を脱がして見せた。思春期には入っているらしく恥じらいはあるようだ。
「初々しい事だ、グランドマスターの訳有り娘用の倉庫内で過ごしていたのだろうに…」
人身売買の倉庫内は基本的に普通の衣類は剥ぎ取られ、卑猥な衣装や全裸で過ごす。脱走防止や服従させる効果がある。鈴花はやれやれと思い服を脱ぐと背中には大きな鈴と百合の花が刺青で刻まれていた。
「写真では見たが凄いな」
「初朝迎えたときの親父から贈り物さ、これが完成したその夜に私は抱かれた」
鈴花はそう告げると嫌がる少女に言う。
「私達は、こんなどうしようも無い世界に居る、大人しく彼の言う事を聞いておけさもないと…」
「う、うん」
残りの美少女達も服を脱いで浴槽へと入る。


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