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悪の美少女組織日記
官能リレー小説 - ハーレム

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悪の美少女組織日記 1

俺の名前は八神隼人(やがみはやと)、20歳のフリーターだ。
実は先日、仲の良かった親戚が亡くなり、大金と土地と資産が手に入った。
これを期に子供の頃からの夢を叶える決意をする。
その夢こそ、美少女だけで構成されたの悪の組織を作る事。
その為の活動を開始するにあたり、活動日記を書こうと思う。
活動一日目。
親戚の所有地だった、廃鉱山の奥地を第一基地予定地としてスタート。
手足となる女戦闘員の確保の為に、麓の町に降りる。
この町はかつて鉱石の産出で栄えた町で鉱石を取り尽くされた今は、寂れてスラムと呼ばれる無法地帯があるぐらいに治安が悪くなっている。
警察も無く、悪の組織設立には、もってこいだ(それだけに、ライバルも多いが)。
ここで補足しておく、警察はある事はあるのだがスラムには施設が無く、昔からある麓の町の治安維持を優先している為に事実上放置しているのに過ぎず、スラムはかつての鉱石を加工や各地の工業地帯に搬送する為の設備跡に形成された。所有する廃鉱山の奥地も資産価値が無い、昔は鉱山内の空調や鉱石を搬出する立坑に櫓(やぐら)があったのだが最悪の鉱山事故により吹き飛んでしまい今は慰霊碑があるのに過ぎない、八神家もどうも鉱山会社を経営していたらしいがこの事故で経営から手を引いた。スラムの住民は多くが不法移民、別にここだけの問題ではない。この国の各地方都市郊外に同様の問題が起きているのだ。
「さてさて、若くていい材料がいるかな」
今でこそフリーターをしているがこれでも神童、一流の国立大も高校一年の年齢で入学、飛び級で二十歳になる頃には大学院卒まで手に入れたが就職はしてない。色々と研究する事があったからだ、何を研究していたのか?それは……悪の組織に必要な技術である。周囲にばれずに取得するには苦労はしたが自信を持っている。
具体的に悪の組織と言っても目的はどうするかはじっくりと決めていきたいが配下は美少女にする事が必須である……そりゃあ漢の浪漫やら中二病とも揶揄されるが結構である、そんなのは凡人の発想だ。この日の為に前々からスラムに出入りできるように手筈を整えている。鬼籍になった親しい親族がスラムの有力者に顔が利く存在であり今回は葬儀に出てくれた有力者らにお礼を兼ねての訪問する事にしている。まずは“ダークマーケット”と呼ばれる金さえあれば食料品から性奴隷まで買えるスラムの経済を支える個所へと足を向けた。

「八神の若様、この度は御愁傷様で」
「恐れ入ります」
ダークマーケットを束ねる有力者であるグランドマスターのアジトにて深く頭を下げる。
「今回はどのような用件で」
「今、訳有りの美少女っているか?」
グランドマスターの表情が変わり、俺を見て言う。
「いよいよ起業するんですな、ここで」
「まあな、達磨にも死体にも出来ない処分するのに困ったモノは其れなりに出ている筈だが」
本来スラムへ許可やコネ無く入り込んだ者は、ゴロツキ等に捕まり、殺されてしまうことが多い。
しかし罪人や一般人にも磨けば光る奴は、いるそんな奴等は闇ルートでダークマーケットの裏市場に出回るのだ。
「勿論、上玉が揃ってますよ」
グランドマスターは、ニヤリと笑うと俺に何かのリストを手渡す、裏市場に流す予定のある訳有りの美少女のリストだ。
用紙一枚に一人ずつの身長、体重、スリーサイズ、血液型等の細かな情報と顔写真、全身写真(ヌード)が張り付けられている。
用紙は全部で二十五枚つまり二十五人分の情報が此処に載ってい事になる。

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