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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 337

「あんぅぅ……おいひぃ……」

 太い青筋を浮かせる肉柱を、味わうようにじっくりと舌腹で舐め擦る。もじもじさせている肉付きのいいヒップを、時折嬉しそうにフリフリと振りながら、男性器を舐める行為に没頭している。

 ただ、彼の陰茎から目を背けない女性たちというのは、この二人のことだけを指しているのではない。十一時まであと数分という、三限目が始まってすぐの今、理事長室に呼ばれた四人の生徒も彼の男根から目を離せないでいるのだった。

「そこに並べ」

 ソファに座る彼が、そう言いながら顎をしゃくった。今月の始めから来ている教育実習生なのだが、そうとは思えない横柄な物言いだった。

 しかしながら、来室した女子生徒たちは甘い溜め息を漏らしている。彼への服従心が、命令されることに対して喜びを抱かせているのだ。

 彼女たちはベッドの向こうへ回り込み、横一列に整列した。

 彼は一人ひとりを品定めするように、視線を這わせていく。その視線に差された瞬間、四人の中の一人、早川結衣の身体は嬉しそうに身震いを起こしていた。

「念のために訊くけど、処女じゃない娘いる?」

 肉柱を舐め回している女性のうち、黒髪の方の頭を撫でながら彼が問う。結衣はアンケートに記入した通り未経験なので、その問いに対しては何も返さなかった。

 返答待ちの沈黙。二人の美女の、荒々しくも艶かしい息遣いが理事長室を支配する。結衣の目は、自然に音源を捉えるのだった。
 遮二無二男性器を舐め濡らしている二人の美女。先ほどよりも近くから二人を見て、どこかで見たことがあるかも、という思いがより強くなった。しかし、誰だったか思い出せない。

 息を合わせて肉茎を挟み撃ちにしている黒髪の美女と、赤みがかった茶髪の美女。二人とも美貌をトロトロに緩め、甘露なものでも味わっているかのよう。

「ふはッ、んぅんっ……」

 彼が茶髪の方の乳房をブラ越しに揉むと、彼女はむっちりした身体をヒクつかせた。舌を出している口から漏れた官能的な甘い呻きが沈黙を破り、彼の言葉があとに続く。

「……この間、お前はここで何になったんだったかな?」
「先生の女です。五十嵐先生の女にしてもらいました」

 視線で差された一人が吐息混じりに答える。たっぷりと恋情のこもった視線を絡めながら。

「俺の女って、何?」

 彼の視線が、結衣に突き刺さる。瞬間、彼女の身体はゾクゾクと戦慄いた。

「五十嵐先生の……性、奴隷……です……」

 口にすれば、心の底から幸福感が湧き上がる。全身を這う震えに快感が伴った。

「そう。この前の指導の時に、お前たちは自らの意思でその立場を望み、そして手に入れた。だから今日は、より俺のための努力ができるように、お前たちに処女を捧げさせてやろう」

(捧げる……)

「今日はそのために呼んだんだ。だから、捧げたくないなら出ていって構わない」

 果たして、退室者などいるのだろうか。少なくとも、結衣には出ていくという選択肢はなかった。彼の女なのだから、彼以外の誰にヴァージンを捧げられようか。大勢の中の一人でも、彼が自分の女だと認めてくれているのならそれで構わない──こんなふうに思えるほど好きで好きで仕方がない相手に処女を捧げられるのだから。

 案の定、誰一人として動かなかった。ここで退出しているようなら、そもそも靴を舐めてまで彼の女になろうとは思わないだろう。

「ふ、じゃあ俺に捧げたいやつは、ベッドに上がって尻を向けろ」

 その指示には四人全員が動き出す。後ろを向くと手足をのせ、次の指示を待つように背後を窺う。

「それでこそ俺の女だ」

 彼は徐に立ち上がり、ベッドへ歩み寄る。一歩一歩に、結衣たちの胸が大きく脈打つ。そしてある一線を越えた時、彼女たちの腰は痺れた。

「あぁぁっ……」

 誰かが甘い声で呻く。誰かは艶めかしく悶える。結衣は意図せず熱い吐息を吐き出していた。
 恋情と劣情が、これでもかというほど高ぶっている。鷲掴みにされたような胸と狂ったように疼く子宮に、頭の中が白く霞んでいく。

「見納めだ。オトナになる前に、しっかりと目に焼き付けておいてやる。よーく見せるんだ」

 彼の言葉で頭が一杯になる。全神経が彼の言動に集中し、従いたがり、尽くしたがり、褒められたがる。

 恥ずかしい命令に背筋を甘く粟立てながら、結衣は自らスカートをめくり、ショーツを下ろした。その間も羞恥心に苛まれ続けていたが、命令に従う快感にも同時に襲われ、火照る身体を震わせていた。

 しかし、彼の言葉に従ったのは結衣だけではない。他の三人も恥ずかしそうにしながらスカートをめくり、ショーツを下ろしている。そして甘い吐息をたっぷりと吐き出していた。

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