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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 306

 異空間──そう表現するしかなかった。夕刻の迫る高級住宅地に佇むその豪邸の外観こそ現実に上手く紛れているが、中は想像を凌駕していた。
 広々としたリビングには中高生の少女たちがそれぞれ着ている制服を乱し、後ろ手に拘束され、肢体を艶かしくくねらせている。肉の隙間に卑猥な玩具を差し込んで、滑り落ちないようにショーツを穿き、振動と蠕動をするそれに甘い声ですすり泣きながら快感に悶えているのだった。
 彼女たちの眺められる位置にソファが置かれていて、線の細い青年が寝そべるように掛けている。彼がこの家の主であり、彼女たちの支配者。床の上で嬌態を見せている少女たちの首には、彼の所有物であることを示す赤い首輪が巻かれていて、彼がリモコンを操る度に胎内で変化する玩具の刺激に身をくねらせながらトロ目になり、嬉しそうに頬を紅潮させ、喘ぎ混じりに彼の名を口にする。彼女たちは彼の所有物であることにも、性的に虐げられることにも、支配者である彼に奉仕をできることにも、悦びを感じているのだった。

 そして、床の上の非現実的な光景に沸き起こる彼のリビドーを、更に幼い少女たちが処理させようとしている。2人は左右から迫り、華奢な身体にいやらしい悪戯をされて甘く呻きながら彼の肌を湿らせ、時には口に舌を差し入れ濃厚な接吻を繰り広げる。残る2人はソファの上で身を倒し、彼の股間からそそりたつ赤黒い肉柱に小さな舌を張り付けて擦るように舐めていた。4人ともうっとりとしており、年齢不相応に妖艶な表現を浮かべ奉仕行為に没頭している。

「んあ……お兄ちゃんすごい……」

 青筋を浮かせる、自分の顔よりも大きな陰茎を目前にして、美苗は惚れ惚れとしていた。熱い肉の柱に舌腹を密着させ、軽く震わせながらねっちりと舐めずっていく。

「ああ……お兄ちゃん……美味しい……」

 肉交の臭いがこびりつく生殖器に桜の花びらのような舌をベロリベロリと這わせながら、優子が目を細めてこぼす。たっぷりと紡いだ唾液を、巧みに舌を蠢かして牡の排泄器官に塗り付けていく。

「んふぁぁぁ……気持ちいい……」

 舌を縺れさせていた怜奈は惚けた顔でうっとりと呟いた。目を細め頬を紅潮させているその顔は、とてもランドセルを背負っているとは思えないほど艶かしい。

「お兄ちゃぁん……奈保もしてぇ……」

 言うが早いか、奈保は胸板にいじらしく這わせていた舌を彼の口に真っ直ぐ差し込んでいく。目一杯伸ばした小さな舌が彼のそれと絡み合うとポーッと頬を上気させ、細い腰を嬉しそうにクナクナと捩らせる。

 視覚的興奮を煽るために弄ばれている美少女たちと、肉体的興奮を卓越したテクニックで煽る可憐な幼女たち。たった1人の青年に愉悦を抱かせるためのこの空間はやはり異空間に違いない。けれど彼に服従していることを実感できるここは彼女にたちにとって幸せを得られる場所なのだと、新参者の2人は心底思っていた。

「あまり待たせると悪いだろう?」

 一頻り舌を絡めてなお唾液を求め舌を差し出す奈保を嗜め、彼はその新参者へ目を向ける。

「俺の女になりたいんだったよね?」

 来訪の目的を訊かれ、ペタンと座わり込んでいる2人はコクコクと頷いた。絶えず重なる艶かしいすすり泣きに情欲を掻き立てられ表情がいやらしく惚けており、腰をもぞもぞと蠢かしている。

「今朝博美が言ってたよね、俺の女っていうのがどういうことを指しているのか。橙子も桜子も、それを知った上で俺の女になりたいのか?」

 博美は彼の、翔真の女──セックス奴隷。博美が至福を噛み締めるように告白した今朝の様子が思い出され、橙子も桜子も、ああ……、と羨ましげに溜め息を吐きながら翔真の問いを肯定していた。

「その口で、もう一度お願いしろ」

 言われ、2人は背筋をゾクゾクさせながらうっとりと翔真を見上げる。彼から命令されることが快感で、従うこともまた快感だった。

「橙子を翔真様の女に……セックス奴隷にしてください……みんなのようにご奉仕させてください……」
「桜子を翔真の女にしてください……セックス奴隷として身も心も翔真様に捧げますから、私にもエッチなことさせてください……」

 紐パンだけを付けた幼女たちが彼の耳を、胸板を、肉棒を、卑猥な舌使いでねちこく舐め回している。あまりにも背徳的で淫猥な光景に腰が熱くなっていく。そこかしこから散りばめられる嬌声は耳を侵し、頭の中が甘く爛れていく。ここでは制服を着ている自分たちの方が闖入者なのではと、恥ずかしさまで込み上げてくる。

「よくできました。2人とも俺の女にしてあげる」
「ああっ、翔真様……ありがとうございます……」

 2人はトロ目になり、微笑する。紅潮した顔に浮かぶそれはあまりにも淫らだった。

「這え。舐めるんだ」

 そう言って翔真が足先を浮かせると、橙子も桜子も手足を付いてそれぞれに近い方の足に顔を寄せる。背筋を甘美な電流が駆け、足に舌を押し付ける2人の顔は喜悦に綻んでいる。

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