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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 287

 芝の絨毯に延びる石畳を行くと玄関がある。入れば吹き抜けと、上へ繋がる階段が出迎える。
 大きなリビングを抜けるとダイニングに繋がる。ダイニングには螺旋階段が備わっていた。
 螺旋階段を上ると広い部屋に出た。吹き抜け構造になっていて、リビングを見下ろせる。
 その部屋を出ると広い踊り場。風呂やトイレも二階に備わっているらしい。
 そして3階へ。屋上と呼ぶに相応しいベランダやサンルーム、シアタールームがある。さらに、

「プレイルームって、海外の豪邸とかにあるあれのこと?」
「はい、そうです。多目的室のようなものですね」
「じゃああれか、ビリヤードとか置いたらいいのかな?」
「そうですね……三角木馬とか」

 翔真が、おい、と突っ込まんばかりのジト目で窺うが、恭子は上気した顔に薄い微笑を浮かべて返す。

「卓球台とか」
「はい……磔とか……ぁぁっ……」

 首に飾られている赤い首輪を指先で撫でながら瞳を蕩かす恭子。スレンダーな肢体をクネクネさせて悶える姿は媚びているようにしか見えない。

「まったく……這えよ」

 その命令に恥ずかしそうに従う恭子だが、瞳はトロトロになっていた。翔真の足元で手足を付き、ゆっくりと尻を揺らしながら昏い悦びに満ちた眼差しで彼を見上げる。
 半袖の白いシャツにピンクのベストを合わせ、黒いタイトなスーツスカートという姿。犬と同じ格好になると、ベージュのパンストを吊るガーターベルトの赤い紐が見え隠れする。

「はぁぁっ……あぁぁ……」

 犬がじゃれつくように脚に頬擦りをする恭子の甘い悶えには喜色が滲み出ていた。もう我慢できないと言わんばかりに腰も卑猥に踊らせる。

「変態なうえに万年発情期か。困った牝犬だ」

 詰られて背筋をゾクゾクさせる恭子に蔑みの笑みをくれてやった翔真は、彼女の首輪に鉄鎖のリードを繋ぎ、引いた。

 恭子を引きながら赴いたのはサンルームなるところ。形容としては、テラスをガラスで囲んだような場所だった。日差しを通すのでビニールハウスのように熱が籠りやすいが、空調で調節できた。
 駅前のホテルのセミスイートにある大パノラマの景色には負けるだろうが、見張らしはかなりいい。立つ位置によっては玄関や前の通りも見下ろすことができた。

「へぇ、常磐の女子高まで見える」

 屋根が並ぶ向こうにそれはあった。徒歩10分くらいだろうか。数日後、翔真はあそこで教育実習を行うことになっている。しかし教育実習とは名ばかりで、その実態は美少女喰いだ。

「あん……またいやらしいことをお考えなのね……」

 彼の股座から恭子の拗ねたような声が漏れた。スマホから肘掛け椅子を出して翔真が座り、恭子は彼の足の間に身を置いて逸物にしゃぶりついている。その肉棒が逞しく脈動したので、恭子はそう呟いたのだった。
 寛げたズボンがらそそりたつ肉棒に赤い舌を張り付け、ネットリと這いずらせる。赤黒い肉柱はたっぷりの唾液にヌラヌラと妖しく陽光を返していた。
 まるで空中庭園のような空間。見晴らしがいいということは、外からも内側が見えるということ。その部屋で恭子は獣同然に這いつくばり、惚れ惚れとして、男性器をネチネチと舐め回す。ヒップをゆっくりとくねり回すのでタイトスカートは腰元でまとまってしまい、赤いTバックが丸出しになっていた。

「さてな」
「へぁぁ……ぅぅん、誤魔化したって無駄なんだからぁ……ちゅっ、ちる、んはぁ……」

 いじけるように言いながらも顔から喜色は消えない。むしろ賛同を示すかのように薄く笑い、ゴツゴツしている肉幹へ啄むようなキスをたっぷり浴びせると、愛しげに頬擦りする。

「んああ……何人虜にしたら満足するのぉ……? 憎らしいのにぃ……わたし……恭子は、翔真様なしじゃ生きていけない……」

 自分の顔ほどもある男性器に白い頬を擦り付ける恭子の顔は心酔しきって蕩けている。翔真の女(性欲処理奴隷)であることを心から幸せと思っているのが、その行為からも滲み出ていた。

「翔真様ぁぁっ……逞しいおチンポ様にこうしてるだけでイッちゃいそうです……」

 腰をヒクヒクとさせながらうっとりと呟き、上目遣いにネットリと媚びた視線を向ける。そして流麗な唇を肉槍の先端に被せ、青筋ののたくる茎胴を桃色の輪に潜らせていく。

「んふうううッ……んッ、んぅんッ……」

 口腔に及ぶ圧迫感に悩ましげに眉を歪め、甘い鼻息を聞かせる。足腰を弱々しく痙攣させながら、甘美な快感に尻を回して悶絶する。
 数秒して、ゆっくりと頭を揺らし始めた。唇をすぼませて、頬を凹ませて、それでもじっくりと肉柱をしゃぶる様子はまるで味わっているよう。ミスキャンパスのファイナリストに登り詰めた面影がある美貌は甘露なものをしゃぶっているかのように陶然としている。

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