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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 90

「ああ、これですか?ご主人様に大きくして頂きました・・・」

いまだ浮かない顔で答える加奈。しかし美咲は

(大体予想してたけど・・・いざ本当のこととなると・・・羨ましい・・・)

心の中で加奈を羨む。

「そ、そうですか・・・それで・・・サイズの方は?」

ついでに聞いておこうと思いサイズまで聞く。

「146cmです。13cmほど大きくなりましたよ?」

浮かない顔はそのままだが、少し誇れるのか、二つの大きな肉塊を重たそうに持ちあげてみせる。

「す・・・すごい・・・」

その深い深い谷間に吸い込まれそうな美咲。加奈のサイズは彼女より30cmほど大きいのであるからその迫力は凄まじい。

「・・・さあ、食堂に着きました。美咲さん、頑張りますよ?!」

加奈は自分を奮い立たせると、料理で狐太郎を振り向かせるべく意気込んで厨房へと向かって行った。




しばらくした後

真由、静香、千恵、亜紀の4人のメイド達が屋敷に戻ってきた。

4人はそのまま自室に向かいメイド服を着て食堂に向かう。

すると

「ああ、おかえりなさい、4人共。ちょっといいかしら?」

食堂の前には留美が待っていた。狐太郎は傍にいない。

「・・・はい、いいですけど・・・?」

何の話か心当たりの無い4人。それぞれ首を傾げている。

「あ、ちょっとここで待っててね。」

すると留美は食堂に入り

「加奈ちゃーん、美咲ちゃーん。ちょっといいかしら?」

奥の二人を呼ぶ。待機を命じられた4人は声だけを聞くが、その声も遠くなり聞こえなくなった。



「加奈ちゃーん、美咲ちゃーん。ちょっといいかしら?」

食堂の中では留美が2人を呼んでいた。

「・・・どうされました?留美様。」

「何か御用でしょうか・・・」

二人は少ししてから留美の前に現れる。

「加奈ちゃん、美咲ちゃんに用があるの。ちょっと美咲ちゃんを借りるわね?」

どうやら用があるのは美咲だけらしい。

「えっ・・・ですが・・・」

夕飯を心配しているのだろう。加奈が困った顔をする。

すると留美は加奈の耳元へ近づき

「・・・寝室にはコタちゃんが・・・」

そう呟いた瞬間

「ど、どうぞ!!私はご主人様の様子を見てきますので!!」

加奈は笑顔で部屋を後にしていった。

残された美咲と留美。美咲は

「あ、あのー・・・これは?」

何が起こったか分からない様子で首を傾げる。

すると留美は

「説明するからもうちょっと待ってて。あなた達ー。入って来ていいわよー。」

美咲を待たせると外の4人を食堂の中に呼ぶ。

「・・・留美様、さっき加奈様が飛び出して行かれたのですが・・・」

「なんだか焦ってました。」

「でも嬉しそうでもありましたね。」

4人は廊下で起きた出来事を留美に報告しながらやって来た。

「さあ、それじゃあ話すわね。話って言うのは加奈ちゃんのことよ。」

4人が揃ったことを確認すると、留美は加奈に起こった出来事を説明し始めた・・・




「そう・・・なのですか・・・」

自分の知らない間にそんなことが・・・美咲達は少し驚きながら話を聞いた。

加奈の胸が大きくなったことを説明するには狐太郎がどういう者なのかを説明する必要がある。

この機会に留美は全てを話した。

「あ、あの・・・」

「なにかしら?真由ちゃん。」

真由は今の話を聞いて思ったことを質問する。

「えっと・・・ってことは留美様と加奈様は狐太郎様と・・・」

そう、関係を結んだということになる。

「ええ、そうよ。それに、美咲ちゃんだって。」

「・・・はい。」

美咲は留美に話を振られて恥ずかしそうにしながらも嬉しそうにうなずく。

「そう・・・でしたか。」

「あっ。それで美咲様の胸が大きくなっていたのですね・・・」

千恵は先日の職員室での出来事を思い出していた。

「それだけじゃないわ。さっきも言ったようにコタちゃんとエッチした女の子はみんなおっぱいが出るようになるわ。つまり・・・もしかしたらあなた達も出るようになるかもね・・・」

「「「「・・・!」」」」

ハッとする4人。その後皆恥ずかしそうにうつむいたり、モジモジしたりする。

「・・・ふふふっ。みんなコタちゃんとエッチ・・・したいのかしら?」

留美は分かりきったことを聞く。

4人はゆっくりと頷いた。

「なら・・・今まで以上にコタちゃんのお世話を頑張って、コタちゃんに気に入られるよう頑張ってね。」

そう言って留美は4人を激励する。

そして留美は最も伝えたかった事を話す。

「・・・それで、今の加奈ちゃんだけど・・・」

「そうです。今日の加奈様は何か変でした。」

留美の話で先ほどの加奈の様子を思い出す美咲。彼女も気になっているようだ。

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