先祖がえり 66
加奈の部屋であるメイド長室は十分な広さを持っているため4人が並んでも全然問題にならない。
「・・・では、あなた達にはメイド服が渡されます。そのために今からあなた達のサイズを測らせて頂きますね?」
そう言って4人の前に立つ加奈。続けて
「ですので・・・服を脱いでください。」
服を脱ぐ指示をする加奈。しかし4人は
「え?今・・・ですか?」
「そんな急に・・・」
「は、恥ずかしいです・・・」
「・・・///」
それぞれ恥ずかしがってモジモジしている。
すると美咲は真顔になって
「・・・脱いでください、と言ったのですが?」
4人に再度問いかける。その瞬間その場の空気は張り詰めたものとなり
「「「は、はいっ!!」」」
4人は慌てて自分の服に手をかける。静香も返事こそしなかったが慌てた様子である。
(・・・流石加奈様だわ・・・)
美咲はその様子を見て感心していた。
さて、加奈の指示で下着も脱ぎ、生まれたままの姿になった4人。
彼女たちに加奈は近づき
「では・・・千恵さんから。」
そう言って千恵にメジャーを回す。
美咲や加奈ほどでは無いが十分大きい上向きのバストは、彼女の醸す雰囲気に反して薄いピンク色の小さい乳首を持っていた。
「・・・ひゃく・・・よん・・・104cmですね。 ふふふっ。可愛らしい乳首ね・・・」
サイズを測り終えて千恵の乳首とピンと弾く。
「ひゃぁふぅ!!か、加奈様・・・」
「うふっ じゃあ次は・・・」
そう言って全てのサイズを測っていく加奈。美咲は加奈の言ったサイズをメモしている。
「さて、次は亜紀さん。」
千恵のサイズを測り終え、亜紀の前に来る加奈。
「あら、大きめの乳首ね・・・行きますね?」
亜紀の胸を見るなりそう呟くと背中に腕を回していく加奈。
「えっと・・・ひゃく・・・ろく・・・いや、なな。107cmね。」
そう言ってメジャーが外される。
千恵の胸は美咲の胸に似ていて弾力があり、一方亜紀の胸は加奈の胸のように柔らかい。
美咲は続けてメモを取っていく。
「じゃあ次はあなた達。まずは真由さん。いらっしゃい?」
そういって真由を呼ぶ加奈。千恵と亜紀の二人は服を着始めている。
「行くわね?・・・きゅうじゅう・・・さん。93cm。あなたの歳にしては立派ね。弾力もあってプリンとしてるわ。」
そう言って真由のサイズも測り終える。最後に
「じゃあ静香さん。ほら、恥ずかしがらないで。」
静香のサイズを測る番になる。加奈は静香の胸に当てられた手をゆっくりと降ろして背中にメジャーを回す。
「う〜んと・・・きゅうじゅう・・・いち。91cmね。」
数字を聞いた途端一層顔を赤くする静香。加奈はそのまま急ぎ目にサイズを測る。
「・・・美咲さん、サイズのメモは取れました?」
「はい、加奈様。こちらです。」
そういって美咲は加奈に4人のサイズのメモを渡す。
「ありがとう。では皆さん。服を着たら屋敷の案内を致しますね。それから、あなた達のメイド服はすぐに木崎コンツェルンの本社の方に発注しますので、案内が終わった時には届いていると思いますわ。」
恐るべし木崎コンツェルン。仕事の早さが尋常ではない。
「あ、あの・・・加奈様、美咲様。」
加奈の説明を受けた後、千恵が恐る恐る手を挙げる。
「はい、なんでしょう?」
「あの・・・お二人とも、大きいお胸ですが・・・サイズは・・・」
ずっと気になっていたのだろう。特に美咲のサイズは学校で聞けなかったので余計にである。
すると加奈と美咲はお互い目を合わせると「ふふふっ」と笑って
「私は・・・133cm。」
「私は118cmよ。でも、まだ大きくなるかも知れないわ。」
そう答える。4人はその大きさに驚くが特に美咲の発言の後半が気になった様子の千恵は
「あの・・・まだ大きくなるかも知れないって言うのは・・・」
美咲にその真意を質問する。するとそれには加奈が答える。
「ふふっ・・・それはいずれ分かるわ・・・さて、案内をしますからついて来て下さい。」
話をはぐらかした加奈はそのまま4人に屋敷の案内をすることにした。
「・・・さて、ここがこの屋敷で一番重要な部屋、ご主人様のお部屋です。いいですか?先ほども注意事項で言いましたが、ご主人様の許可があるまでは絶対に入ることは出来ません。いいですね?」
案内の最後に狐太郎の部屋に4人を連れてくる加奈。彼女が「ご主人様」と言っていることについて千恵はすぐに質問したが
「私だけ特別に許していただいたんです♪ あなた達は『狐太郎様』って呼ばせて頂きなさい?」
嬉しそうに答えつつしっかりと釘を刺して来た。
「・・・では、案内はこれで終わりです。一旦私の部屋に帰って服を着替えましょう。」
そういって加奈の部屋に戻る4人
「・・・こうやって着ます。着れましたか?」
メイド服の着方を教える加奈。美咲も4人のフォローに入る。
こうして何とか服を着た4人。
「・・・はい。着れてますね。ですが・・・美咲さん?」
「はい、加奈様。」
着れてはいるが何か気になるのか、加奈と美咲はまず亜紀と千恵に近づき
―――――――ムニュン!グニュグニュ!
「へっ?あっ、ふぁぁん?! 加奈様?!」
「ひゃぁぁ!! 美咲・・・様ぁ!!」
二人の胸を掴みグニグニと揉みしだく。
「・・・っと、これで良し。」
「こちらもです。・・・それにしてもプリプリね。私のと同じぐらいだわ・・・」
加奈は亜紀の胸の形を、美咲は千恵の胸の形を整える。
「どうですか?」
一歩離れた二人。加奈が二人に聞く。