PiPi's World 投稿小説

先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 56
 58
の最後へ

先祖がえり 58

いきなりの事だったので少し不思議そうではあるが、実際喉が渇いていたので(というより、無意識のうちに寂しさを埋め合わせようとしていたのか)素直に

――――――カプゥ

留美の乳首に吸いつく。

「・・・ジュ・・・ズズ・・・チュゥ・・・」

留美の方は心配そうに狐太郎の様子を見つめる。


しばらくした後

「・・・ッンク・・・ップハァ・・・」

満足したのか飲むのをやめる狐太郎。その目は

(よかった・・・間にあったみたいね・・・)

いつもの可愛らしく、純粋なクリクリした目をしていた。

「・・・落ちついた? さぁ、二人が待ってるわ。コタちゃん、学校に行きましょう?」

そう言うと部屋を出ていく留美。

しかし狐太郎が留美の服の裾をキュッと握って呼びとめる。

「?  なぁに?コタちゃん。」

「・・・抱っこ・・・」

「あ、そうだったわね。 ふふふっ いらっしゃい?」

そういってしゃがんで腕を広げる留美。狐太郎は嬉しそうに留美に抱きついた。

そのまま二人は学校に向かうこととなった。




(・・・加奈ちゃん・・・美咲ちゃん・・・)

(・・・? どうされたのですか?留美様。)

(お呼びでしょうか?)

学校へは新しく作った屋敷と学校を直接結ぶ動く歩道(要通行証)を利用した。

その時留美は、狐太郎に気づかれない小声で二人に話しかけていた。

狐太郎は留美の胸の中でゴロゴロと甘えている。

(さっき・・・コタちゃんが暴走しかけたわ・・・)

(!!  ほ、本当ですか?!)

(ええ・・・どうやら私たちが部屋に居ないうちに起きちゃったみたいで、かなり寂しかったみたい・・・)

(そう、ですか・・・なぜ気づかれたのですか?)

小声で話を続ける留美と加奈。美咲もその会話を聞き洩らさないよう注意をしている。

(目よ・・・赤くなってたの。)

(目、ですか・・・)

(ええ。あなた達も、コタちゃんの様子がおかしかったらすぐにおっぱいをあげるのよ?もうコタちゃんが苦しむところを見たくないわ・・・)

(・・・はい、分かりました。聞こえてましたか?美咲さん?)

(はい。)

加奈は美咲にも確認を取る。

(では、そのようによろしくお願いしますね?)

(かしこまりました、留美様、加奈様。)

丁度その時学校の姿が見えてきた・・・




学校に着くと

「では、私は職員室に。狐太郎様?私に会いたい時はいつでもいらしてくださいね?」

教頭である彼女は職員室に向かい、屋敷にいる間に溜まった仕事を片付けに向かう。

「うん、美咲。お仕事頑張って?」

「ああ・・・もったいなきお言葉・・・ありがとうございます。・・・では。」

そう言うと美咲は職員室に向かって行った。名残惜しいのかチラチラとこちらを振り返っている。


「じゃあ、私たちも校長室に行きましょうか?コタちゃん。」

どうやら今日は校長室に案内されるらしい。

「うん!」

狐太郎も留美の居る部屋ということで若干ウキウキしながら返事をした。

「・・・加奈はどうするの?」

「私はご主人様のお傍に居ますわ。」

そういって優しい頬笑みを返す加奈。

「じゃあ、3人で行きましょうか?」

こうして留美、加奈、狐太郎の3人は校長室へと向かった・・・




ところ変わって職員室・・・

「ちょっと、千恵ちゃん・・・いくら藤宮先生がいないからって、良いの?雑誌なんか読んでて・・・」

職員室には授業中だからであろうか、2名の教師のみ居た。

「大丈夫よ、亜紀ちゃん。どうせ今日も来ないわ。」

そういって雑誌のページをめくる千恵と呼ばれた女性。

彼女は 上村 千恵(カミムラ チエ)。数学を担当している。

ショートカットの少し茶色っぽい髪に、パッチリとした勝気な目が印象の女性。

背は加奈や美咲と同じぐらいで、女性にしては長身である。

サバサバした性格や、言動ながら、その体つきは女性そのもので、足は少し、特に太腿がムチッとしていて、お尻は丸く大きいながらもキュッと持ちあがっている。

また、その胸は例にも洩れず大きく張り詰めており、104〜5cmほどであろうか、服の上からでもしっかりとその大きさが分かる。

ただ、その性格からか、若干めんどくさがりで、料理などの家事を苦手としている。


一方千恵に「亜紀」と呼ばれた女性。

彼女は 園山 亜紀 (ソノヤマ アキ)。社会科、特に日本史の担当だ。

少しウェーブのかかったセミロングの亜麻色の髪。優しそうな垂れ目の母性溢れる女性だ。

背は千恵や美咲、加奈に比べると少し低い。といっても女性の平均ぐらいはある。(狐太郎よりは確実に高いが)

全体的にムチムチとした体つきではあるが、ウエストなど細い所はきちんと細くくびれており、それによって大きめの安産型なお尻がより際立っている。

やはり胸元は立派に実っており、そのサイズは千恵よりも少し大きい107〜8cmぐらいである。

性格は極めて温厚。生徒たちの優しいお姉さんのような存在だ。

何事にも努力家な彼女は料理や洗濯、裁縫など、家事全般にも長けている。

ただ、恋愛ごとは少し疎いようで、生徒たちに相談されてしどろもどろになることも。


彼女たち二人は共に20代前半の同じ年齢であるため、お互いを「千恵ちゃん」「亜紀ちゃん」と呼んでいる。


「確かに、今日もいらっしゃらないかもだけど・・・」

「でしょ?大丈夫大丈夫〜」

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す