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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 55

「うぅ・・・ぐすっ・・・お姉ちゃん・・・」

「ああ・・・コタちゃん、ごめんね?心配かけちゃったね・・・」

そういって狐太郎をなぐさめる留美。

「コタちゃん・・・せっかく着替えてもらったんだけれど・・・学校はお昼からでもいいかしら?」

だいぶ落ちついてきた狐太郎に提案する留美。

「ふぇ?どうして?」

何があったか知らない狐太郎は理由を尋ねる。

「う〜ん・・・ごめんね。お姉ちゃん、急にお仕事が入っちゃったの。だから、お昼まで待って・・・ね?」

狐太郎を心配させないため、小さな嘘をついた留美は狐太郎を抱きかかえるとしばらくヨシヨシと頭を撫でる。

すると

「・・・う・・・ん・・・」

そのまま狐太郎は眠ってしまう。どうやら安心して眠ってしまったらしい。

留美はそのまま狐太郎をベットに寝かせると

「・・・ごめんね、コタちゃん・・・」

そう一言謝って部屋を後にした。




「美咲ちゃん、処理は終わったかしら?」

狐太郎の部屋を後にした留美は食堂に戻ってくる。

「あ、留美様。こちらの作業は終わりました。狐太郎様は?」

「・・・眠っちゃってるわ。学校は昼ごろ行きましょう。」

「そう・・・ですか。わかりました。」

「お弁当はもったいないから向こうで食べましょう?」

「はい。あ、留美様、申し訳ありませんが新しい水筒の準備を・・・」

「あら、そうだったわね。もう保存してあるおっぱいは・・・」

「はい。ありません。」

屋敷にある母乳を一度全てリセットしたので、新たに母乳を蓄えておく必要がある。

「そうね・・・今すぐには・・・」

「あ、留美様もですか・・・?」

「ええ・・・加奈ちゃんに吸われちゃったから・・・」

そう、二人は加奈に母乳を大量に吸われたためすぐには出そうになく感じていた。

「そうね・・・じゃあ、加奈ちゃんの様子でも見に行きましょうか。」

「えっ?留美様?」

さっきのことがある。少し不安な美咲は留美に声をかける。

「大丈夫よ。加奈ちゃんも血清を打ってあるわ。行きましょう?」

「あ、はい・・・」

こうして二人は母乳が生産される間加奈の部屋に向かうことにした。




――――――コンコンッ

「あ、はい・・・」

ノックをすると声が返ってきた。どうやら気がついているらしい。

「・・・加奈ちゃん、気がついたかしら?」

「あ、留美様・・・と、美咲さん・・・」

「よかった・・・加奈様、元に戻られたのですね・・・」

安心した様子の美咲。しかし加奈は

「あの・・・留美様。私は・・・」

加奈にとってはいきなり目を覚ますと服は着崩れ、しばらくの間の記憶がないという状況であった。

「・・・加奈ちゃんは・・・どこまで覚えているの?」

逆にどこまで記憶があるのかを尋ねる留美。

「はい・・・えっと・・・確か水筒に御二方の母乳を注いでいて・・・」

「・・・それで?」

「・・・留美様の母乳が一滴跳ねて私の頬についたので、舐めてみたんです・・・」

「・・・そう。」

「・・・そしたらものすごく美味しくて・・・そうだ、私たちの母乳をそれぞれコップに注いで飲み比べをしていたような・・・」

「・・・それから先は?」

「えっと・・・美咲さんがスーツでやってきたところまでは・・・」

「・・・なるほどね。」

どうやらここで彼女の記憶は途切れているらしい。

「・・・加奈ちゃん。実はね・・・」

そういって留美は事の顛末を説明しだした・・・



「そんな・・・本当に私はそんなことを・・・」

「ええ。本当の話よ。」

「あの時の加奈様・・・怖かったです・・・」

美咲は今思い出すだけでも震えている。

「あ、あの!申し訳ございませんでした!!」

加奈は急にベットの上に正座をしたかと思うと深々と頭を下げていた。

「む、無意識とはいえ何と恐れ多いことを・・・本当に申し訳ございませんでした!!」

責任感の強い彼女はついには泣きだしてしまっている。

美咲は初めて見る加奈の涙に少し驚いていた。

「・・・もういいわ。遅かれ早かれ誰かがなっていてもおかしくなかったもの。今回はそれが偶々加奈ちゃんだっただけよ。」

「で、でも・・・」

「それより、屋敷に母乳が一つも無くなったわ。今から搾るんだけど・・・来れるかしら?」

「あ、はい。」

加奈は一瞬自分の胸に手を当て、母乳が出そうかどうか確認する。

その時である

「あ、あれ?」

「? どうしたの?」

「い、いえ・・・なんでこんなに苦しいのかと思っていたのですが・・・」

「え?・・・あら?」

留美は目線を降ろした。後ろに控える美咲も同様に加奈の胸元を見ている。

「か、加奈様・・・お胸が・・・」

そう。加奈のメイド服はまたもパツパツになっていた。新調した際、ピッタリのサイズにしてあるため、少しサイズが変わっただけでもパツパツになるのである。

「え、えっと〜・・・」

気まずそうに留美を見る加奈。

「・・・美咲ちゃん、メジャーを。」

「え?あ、はい・・・」

留美は美咲からメジャーを受け取ると

「・・・脱いで。」

少しぶっきらぼうに指示を出す。当り前である。こっちは母乳を吸われる被害にあっているというのに、かたや加奈は胸を大きくさせているかもしれないのだ。

「・・・は、はい・・・」

留美の小さな憤りを感じたのか、素直にメイド服を脱ぐ加奈。そして下着を脱ぐと


―――――――っぶるん!

「やっと解放された!」と言わんばかりの勢いで胸が現れる。

そこに留美が手際よくメジャーを回す。

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