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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 51

加奈には

「コタちゃんはあなたのいなり寿司・・・食べたいでしょうね・・・」

そう言うとすごく残念そうだが渋々狐太郎を留美に預けて加奈は食堂に向かった。

その際

「うぅ・・・ごめんね、コタちゃん・・・お姉ちゃんもう絶対、香水なんかつけないからね?」

そういって謝る留美。狐太郎は大好きな姉の匂いが戻ってきたのが嬉しいのか

「うんっ!お姉ちゃん!」

そういってピョンと跳ねるとそのまま姉に抱いてもらう。

このようにして食事は特に何もなく終わった。




食事の後、留美は食堂の椅子に狐太郎を膝に抱いて座ったまま話しかける。

「コタちゃん、今日こそ学校に行ってみましょうか?」

「え、うん。いいよ。」

今日の予定として学校に行くこととなった。

「じゃあお弁当を作らないと・・・加奈ちゃん、留美ちゃん。」

「はい。」

「お呼びでございますか?」

朝食の後片付けを丁度終わらせた二人が留美に呼ばれてやってくる。

「今日こそコタちゃんと学校に行くことになったわ。それで、お弁当を用意してもらえないかしら。」

「はい、かしこまりました。」

加奈が受け答えをする。美咲も了解したようで微笑んでいる。

「それと・・・」

「? なんでございますか?」

まだ留美の話は終わっていないようだ。加奈が聞き返す。

「あなた達に命令よ。あなた達は常に自分以外の二人の母乳の入った水筒を持ち歩くこと。いいわね?」

「あの・・・といいますと?」

真意が分からない美咲。すると留美は説明する。

「だって、いつも私たち3人がコタちゃんのすぐそばに居るだなんて難しいじゃない?特に学校になると余計に難しいわ。といってもコタちゃんを一人にするだなんてこと絶対にあってはならないことよね?」

「ええ・・・」

返事をする加奈。留美は話を続ける。

「でしょ?ってことは自分以外の二人の母乳が入った水筒を常に持ち歩いておけば・・・」

「ご主人様にいつでも好きなおっぱいを飲んでいただくことが出来る。ということですか?」

理解の早い加奈は留美の言おうとすることを言い当てる。

「ええ。もしコタちゃんが自分のおっぱいを欲しがったら、その時はその場で直接あげたらいいわ。どう?」

「そうですね。かしこまりました。では、美咲さんもそのように。」

「はい。承知いたしました。」

納得する二人。狐太郎は何の話か良く分かっていないようであった。

「じゃあそういうことにしましょう。加奈ちゃん、私はコタちゃんのお着替えを手伝ってくるから、あなたは美咲ちゃんと一緒にお弁当をお願いね。あと、時間があったら私のところにあなた達の母乳の入った水筒を届けてもらえるかしら?」

「はい、かしこまりました。」

「ありがとう。それじゃあコタちゃん。お着替えしましょうか?」

そういって狐太郎を抱き直し、食堂を後にする留美。

残った二人はそのままお弁当作りに入る。




「あの・・・加奈様?」

「? どうされました?美咲さん。」

調理中、加奈に話かける美咲。なにやら相談事らしい。

「はい・・・あの、私は、学校の教頭の職についているのですが・・・」

「ええ。・・・それで?」

「えっと・・・それもあってか今までずっと学校にはスーツで向かっていたのです。ですが・・・」

なるほど。どうやら美咲は「学校にどの服を着て向かうべきか」で悩んでいるようだ。

「・・・あなたは何を着ていきたいの?」

「う〜ん・・・悩んでいるのです。ただ一つ問題なのは・・・」

「問題?」

「ええ・・・えっと、少しお時間よろしいですか?私の部屋に来ていただきたいのですが・・・」

本当はあまり時間がないが、美咲が悩んでいるようなので

「う〜ん・・・わかったわ。」

少し悩んだが、美咲の部屋に行くことにした加奈。



「問題というのは、これなのです・・・」

「あ、あらあら・・・」

部屋に入るなりいつものスーツに着替える美咲。しかし・・・

「胸が・・・」

「ええ。急に大きくなったものですから・・・」

彼女がいう問題とは「スーツのサイズ」であった。

元からピシッとしたスーツを好んだ美咲だが、その胸の急成長によって、ブラウスは一応試みたもののすぐに上二つのボタンがはじけ飛び、上着もボタンのホールが伸びている。

「なんとか着ることは出来るのですが・・・く、苦しいのです・・・」

「そう・・・でも・・・」

「はい・・・私は今までスーツを着ることによって自分を律してきた部分があるので・・・」

なるほど。本人はスーツを着て学校に向かいたいが、今そのスーツを着ることは到底不可能だ。

さらに今日まさにこれから学校に向かうということもあって悩んでいたらしい。今からではスーツを新調させても到底間に合わない。

「そうですねぇ・・・とりあえずスーツは今日新調しておくとして・・・今日をどうするかですね・・・」

「はい・・・私はメイド服でも構わないのですが・・・いかんせん周りの視線が・・・」

その通りである。学校という環境でメイド服というのだけでも珍しいのに、彼女は教頭であり、しかも普段は厳格な教師ときている。

「・・・では、私の方から留美様にスーツが余っていないかうかがってみます。丁度留美様の前のバストサイズが今のあなたのものと同じぐらいだったはずですから。」

「ほ、本当ですか!ありがとうございます!」

どうやら今日はスーツで登校できそうだと分かった美咲は加奈に頭を下げる。

その瞬間

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