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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 37

「あ、ご主人様。目が覚められましたか?」

「ふふ・・・おはよう、コタちゃん。」

二人が狐太郎に声をかける。

「ん・・・んん?・・・ふぁ〜・・・」

狐太郎はゆっくりと起き上がり可愛い欠伸をしながら周りを見渡す。

そして

「・・・ん、あ。加奈だぁ〜♪」

寝ぼけているのか抱きつく狐太郎。どうやら今日ははじめに加奈が目についたようだ。

「あらら・・・ふふふっ。ご主人様ぁ〜♪」

(やった!今日は私だわ!)

表面上は優しく狐太郎を受け止め、頭を撫でる加奈だが、その心の中はついに自分の身に訪れた朝一番の狐太郎との抱擁という事実に対しての歓喜で満ち溢れていた。

「ふふっ、コタちゃんったら・・・加奈ちゃん、良かったわね?」

加奈の心理を理解しているのか、自分のことのように喜ぶ留美。

「はいっ!・・・ああ、ご主人様・・・おや?」

何かに気づく加奈。見ると自分の胸元で狐太郎がモゾモゾ動いている。

どうしたのか、と思った瞬間

―――――ポロン

狐太郎は加奈の胸を外にさらけ出して、そのまま

・・・ハプッ

加奈の陥没している乳首に吸いついた。

「へっ?・・・ご、ご主人様、喉が渇いたのですか?」

加奈の質問に対して

チュ、チュ〜〜〜〜〜

乳首を吸うことで肯定する狐太郎。

その様子を見た加奈だが

(!?!  な、なんて可愛らしさなの?!)

狐太郎のあまりの可愛らしさに驚く加奈。

それもそのはず、狐太郎はまるで加奈の子どものように胸の中にすっぽり収まり、そのまま潤んだ上目遣いで「早く出して?」と訴えているようである。

その姿に母性本能を刺激された加奈は

「あぁ!ご主人様!どうぞ、加奈のおっぱいを好きなだけ召し上がってください・・・」

そう言って

プシュ、ジュワワ〜・・・

まるでコントロールしているかのようなタイミングで母乳を出す。

隣りの留美も狐太郎のことを覗きこんでいて、特に先ほどの上目遣いの時には「ふわわぁ〜・・・コタちゃん、それ反則よぉ〜♪」と一人で身悶えていた。

そうしてしばらく加奈の母乳を吸った狐太郎は

「・・・ップハ。美味しかった・・・」

そういって加奈の胸から離れる。

「もういいのですか?ご主人様。」

「うん。だって朝ごはんあるんでしょ?あんまりおっぱい飲みすぎると食べられなくなっちゃうからね。」

加奈から離れた狐太郎はそう言ってニパッと笑うと

「お姉ちゃん、加奈。お着替え手伝って?ご飯食べようよ。」

加奈と留美に着替えを頼むのだった。




着替えた狐太郎は留美に抱っこしてもらいながら食堂へ向かう。勿論移動中は留美の母乳を吸っている。

すると、廊下の向こうから

「あ、狐太郎様。」

美咲がやってきた。どうやら朝食の準備が整ったらしい。

しかし、加奈はその美咲の言葉に真顔になり

「・・・美咲さん。ご主人様と留美様にまず先に言うことがあるのではないですか?」

と、美咲に注意する。すると美咲は加奈の顔をみて慌てて

「あ、し、失礼しました!おはようございます!狐太郎様、留美様!」

そういって挨拶を済ませる。

すると

「・・・ップハ。おはよう、美咲」

狐太郎は留美の胸から顔を離し美咲に挨拶を返す。

また、留美の方は

「ええ。おはよう。ふふっ、加奈ちゃん、厳しいのね?」

挨拶を返しながら加奈の厳しさに苦笑いする。

すると加奈は

「もうっ、留美様・・・ところで美咲さん?朝食の準備は整ったのですか?」

美咲に話を振る。美咲の方も

「はい。一通りは終わりました。」

と返事をする。

「そうですか。では留美様、ご主人様。ご朝食にいたしますか?」

「ええ、そうしましょうか。コタちゃん、行きましょうか。」

そういうと留美は加奈、美咲、狐太郎と共に食堂に向かった。




食堂での食事の後

「・・・あの、狐太郎様・・・」

美咲はおずおずと留美の膝の上に居る狐太郎に近づいた。

「んぇ?なに?」

「あの・・・今朝の料理は私が作ったものが何個かあったのですが・・・どうでしたでしょうか・・・」

どうやら今朝の料理の出来栄えが気になったようである。

しかし狐太郎は笑顔で

「うんっ!美味しかったよ!」

と返事をする。

「ああっ・・・良かったです・・・嬉しいです・・・」

そう言って胸を撫で下ろす美咲。それと同時に新調したメイド服に包まれた加奈や留美ほどではないが大きな胸がぷるんっと揺れる。

それを見た狐太郎は

「・・・・・」

何かを考えているような顔になり

「?  どうしたの?コタちゃん?」

おもむろに留美の膝から降りたかと思うと、そのまま美咲のそばに近づき

「ねぇ、美咲。抱っこして?」

両手を広げて抱き上げることを要求する。

「えっ?!いいのでございますか?!」

美咲としては願ったりかなったりである。しかし狐太郎の目的は抱っこそのものでは無かった。

「うん!お願い!」

「か、かしこまりました!」

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