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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 34

「は、はあ・・・」

「ではいきますね。美咲さん、今日測った時は・・・たしか102cmでしたよね?」

そう言いながら美咲に両手を挙げるように指示する加奈。

「はい・・・」

「今は・・・ひゃく・・・きゅう。109cmですね。カップで言うとLとかMぐらいかしら」

「な、7cmも・・・」

「はじめはそんなものです。それより・・・どうですか?大きくなった感想は。」

「・・・確か、狐太郎様は大きな胸がお好きなのでしたよね?」

「ええ。そうですよ。」

「なら・・・嬉しいです。狐太郎様のお好きな体に近付けて・・・」

そう言うと顔をポッと赤らめる美咲。

しかし美咲はあることに気づく。

「そういえば・・・加奈様も留美様も今日お風呂で狐太郎様に精液を出していただいてましたよね・・・?」

「ええ。」

「そうですね。」

「特に留美様は夕食前にも・・・お二人のお胸は・・・」

そう。狐太郎に精液を出してもらったのは自分だけでは無い。

そのことに気づいた美咲は二人にサイズが変わっていないのか聞いていた。

「ふふっ・・・加奈ちゃん、おいで?」

「・・・はい、留美様。」

そう言うと留美は加奈からメジャーを受け取り

「・・・さぁ、脱いで。」

加奈のサイズを測ろうとしていた。

「前のサイズは・・・」

「120でございます・・・」

「そうだったわね。私よりも大きくて、この屋敷で一番だったわね・・・」

留美はそのことを思い出すと少し悔しそうな顔をしたが、改めて加奈の計測にかかった。

「えっと・・・ひゃく・・・にじゅう・・・いち。121cmね。」

「え?・・・1cmだけですか?」

「ええ。自分で見てみなさい?」

加奈は自分の目でもメジャーの数字を確かめたが、確かに目盛は121を表していた。

「はぅぅ・・・残念です。」

そういう加奈だが

(ひゃ・・・121・・・すごい・・・)

美咲は声には出さないもののその大きさに改めて驚いていた。

そして

「では、留美様・・・お手数ですが、お召し物の方を・・・」

「ええ、よろしく頼むわ。」

次は留美の番だ。留美は今日二回狐太郎に精液を出してもらっている。

「確か前のサイズは・・・118cmでございましたね?」

「ええ。さぁ、どのくらい大きくなってるかしら・・・」

なんだか楽しそうな留美。その胸にメジャーが巻かれてゆく・・・

「えぇ〜っと・・・ひゃく・・・にじゅう・・・いち。121cm、私と同じでございます。」

「ふふっ、まだまだ加奈には負けないわ♪」

留美は二回分のせいか、+3cmの121cmであった。

「さて・・・加奈ちゃん、急いで三人の服を新調する手筈を整えてちょうだい。美咲ちゃん、話はこれでいいかしら?」

「え?ああ、はい。」

「そう・・・なら美咲ちゃんも加奈ちゃんのお手伝いをしなさい。あなたは加奈ちゃんの部下にあたるわけだけど、一応長職に就いているんだから、その辺のことも出来なきゃいけないわ。」

「は、はい。かしこまりました。」

「・・・では、私はこれで。美咲さん?いきましょうか?」

「あ、はい。加奈様。」


こうして彼女たちの夜も更けていった・・・




―――――翌日

「・・・失礼します。美咲さん?」

丁度陽が昇り始めるぐらいの朝早く、加奈は美咲の部屋を訪れていた。

「・・・ふにゅ〜・・・狐太郎しゃま〜・・・♪」

普段の彼女からは見られない笑顔で眠っている美咲。どうやら狐太郎の夢を見ているようだ。

しかし、加奈は

「はぁ・・・起きなさい、美咲さん。」

厳しめに美咲を起こす。

「・・・ん、んん〜・・・?」

「・・・美咲さん、おはようございます。」

「・・・んぁ? あ、加奈様・・・おはようございます。」

どうやらまだ若干ポケ〜っとはしているが、目を覚ましたらしい。

それを認めると加奈は

「・・・ところで、いつまで寝ているつもりですか?」

いつものニコニコとした表情を取り払った真顔で美咲を見つめる加奈。おそらく狐太郎には絶対に見せられない顔である。真顔の加奈はそれほどにまで言葉にしえない威圧感がある。

「え?・・・あ、あわわわっ!も、申し訳ございません!!」

その加奈の表情から自分のミスに気付いた美咲。しかも相手は加奈である。怒らせるとどうなるかわかったもんじゃない。

「・・・美咲さん、我々が絶対に忘れてはいけない注意事項。なんでしたか?」

いまだ真顔を絶やさない加奈。美咲はおびえながら

「は、はいぃ・・・我々の全ては狐太郎様のためにありますぅ・・・」

「そうですね。・・・では、あなたは今何を?」

「はい・・・惰眠を貪っておりました・・・」

全てを正直に話す美咲。なぜか加奈には頭が上がらない。

「・・・美咲さん、まずはその寝癖をなんとかしてください。その髪型で狐太郎様に会うつもりですか?」

「い、いえ!!とんでもございません!!」

「・・・では、身だしなみを整えたら私の部屋に来て下さい。位置は分かりますね?」

「はい!!『メイド長室』でございますね?!」

「ええ。それでは後ほど・・・」

そう言って加奈は退室していった。こうして美咲の朝は慌ただしく始まった。




「はぁ・・・はぁ・・・も、申し訳ございません!!」

謝罪と共にメイド長室に入る美咲。

「・・・美咲さん、あなたはメイドなのですよ?ノックぐらいしてはいかがですか?」

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