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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 188

そして

「・・・ひゃく・・・」

ここまでは一緒である。果たして

「・・・ろくじゅう・・・なな。167cm。」

加奈の一言にある者は悲しみ、ある者は喜んだ。

「やった・・・やったわ!!コタちゃん、お姉ちゃんが一番おっぱいがおっきいわ!!」

留美は喜び狐太郎を抱きしめた。

一方

「ああ・・・負けた・・・こーくぅん・・・私負けちゃったぁ〜。」

うえ〜んと目を潤ませながら明日香は留美に抱かれた狐太郎に近寄る。

「あ、こら。明日香ちゃん。コタちゃんを抱っこするのは私よ。」

留美は明日香の接近にプイと横を向いてしまう。

「どうしてですか?!留美様だけずるいです!!」

明日香はずるいずるいと胸を揺らしながら駄々をこねる。

「どうしてかですって?それは私が一番おっぱいが大きいからよ。」

ムニュムニュと自分の胸に狐太郎を押しつける留美。

「あううぅぅ〜・・・!!」

明日香は悔しそうに唸っていた。


すると

「・・・あ、あの〜・・・留美様?」

「えっ?なに、加奈ちゃん。」

二人のバストサイズのメモを取り終わった加奈が留美に近寄ってくる。

「あの・・・もしよろしければ、私にも御薬を・・・」

加奈はお願いしますと頭を下げてくる。


しかし

「・・・ごめんなさいね。あれはもう無いの。」

「へっ?」

留美は首を振って加奈に説明する。

「実は・・・元々あれはお爺様に『一本限りで』作ってもらったの。だから、大事に使おうと思ってたわ。だけど残りは・・・」

留美は明日香の胸を指差して

「・・・あそこにぜーんぶ詰まってるわ。」

どういうことか種明かしをする。


その瞬間加奈は顔を俯け

「・・・明日香さん。」

「は、はい・・・」

「・・・今日からみっっっっちり!!『メイドが何たるか』を教えて差し上げます!!」

明日香にそう宣言する。

あげられた顔は完全に怒っている。

「ヒィッ!!こ、こー君!!助けてっ!!」

「まずはその『こー君』という所からですっ!!さぁ、来て下さい!!」

「嫌ぁ!!ゆ、許して下さい!!加奈様ぁ!!!」



そのまま加奈は明日香を連れて部屋を出ていった。


後に残された留美と狐太郎。

すると

「・・・んん・・・ねぇ、お姉ちゃん?」

モゾモゾと留美の胸の谷間から顔を出す。

「ん?なぁに?」

留美は狐太郎の頭を撫でながら話を聞く。

「・・・お姉ちゃんも、このおっぱいも・・・僕のなの?」

狐太郎はモミモミとしながら質問する。

「ええ。もちろん。ぜーんぶコタちゃんのものよ。コタちゃんだけの・・・」

留美はそう言うと愛おしくなったのか狐太郎をギュッと抱きしめてやる。

「・・・そう・・・か・・・。えへっ、僕だけのものだ。誰にもあげないんだから♪」

狐太郎は顔を赤く染めるとそのまま留美の胸の谷間へと顔を潜らせていった。

顔を包む柔らかい感触に頬ずりをし、自分だけのものだとマーキングをする。

そんな可愛らしい仕草が留美にはたまらなく愛らしく、しばらく抱きしめ続けていた。




「はふぅ〜・・・もうダメぇ〜・・・」

夕食の時間も終わり、やっと加奈に解放された明日香は真由の部屋に訪れていた。

「でも、それは明日香ちゃんが悪いよ。おっぱいもこんなに大きくなっちゃって・・・」

真由は恨めしそうに明日香の胸を弄りだす。

「ひゃうっ!!ちょ、ちょっと真由ちゃ・・・真由様。そうは言っても・・・」

先ほどまでみっちり仕込まれたことを思い出して様付けして言い直す明日香。

真由も苦笑いでそれを受け止める。

「大体・・・加奈様は厳しすぎます。何か失敗をしたらすぐ怒るし・・・」

「しっ!!明日香ちゃん・・・この部屋から加奈様のお部屋は近いんだから。そんな悪口言ったら聞こえちゃうわ。」

慌てて止める真由だが、明日香は平気そうな顔で

「大丈夫ですよ。加奈様は今こーく・・・狐太郎様とお風呂に行ってるんですから聞こえませんよ。」

真由の注意も聞かず愚痴とも悪口ともとれる言葉を並べていく。

「それに、なんで狐太郎様のお部屋に入るのも、お風呂に一緒に入るのも許可がいるんです?昔は一緒にお風呂も入ってたのに・・・」

「ちょっとちょっと!!明日香ちゃん!!」

「まったく・・・加奈様だけずるいですよ。知ってます?みんなが屋敷にいない時、加奈様と狐太郎様の二人きりなんですよ?」

明日香の言葉は止まることが無い。

その時

「もぅ・・・・って??!!?!!?!」

ふと顔をあげた真由は自分の目を疑った。

そして

「あ、明日香ちゃん・・・そろそろ、ホントにやめといた方が・・・」

一段と慌てた様子で、なおかつゆっくりと明日香に静止を呼び掛ける。

「だから大丈夫ですって。今加奈様はこちらにいませんから。」

しかし明日香は気にも留めず話し続けようとする。

すると


「・・・つまり、今なら何を言ってもバレないと?」

「ええ。そうです。今のうちに・・・って?」

明日香の背後から聞こえてきた声。ついつい同調してしまったが・・・

だが明日香にはこの声に聞き覚えがあった。

「・・・え、あ・・・ま、真由様・・・まさか・・・」

「・・・・・・」

明日香の呼び掛けに何も答えられない真由。

明日香がそのまま後ろを振り返ると


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