先祖がえり 181
『・・・一応付属のカップ一杯で2倍の効果だ。二杯飲んだら3倍になる。それからは4、5、6と続いて行く。そっから先は自分の身体と相談しろ。』
「・・・なるほど。」
今143cmで、大体一回で3〜4cmぐらい大きくなるから、160cmまで・・・5杯。多く見積もって6杯ぐらいか。
頭の中で計算していると
『いいな。くれぐれも飲みすぎるなよ。』
源之助の指摘が飛ぶ。
「・・・ええ。わかっています。それではお爺様、よろしくお願いします。」
留美は電話を切ると、ウキウキしながら狐太郎の部屋へと向かった。
―――――――――次の日
「・・・留美様、どうされました?ボーっとしておりますが・・・」
「えっ?い、いえ・・・なんでもないわ。」
この日はいつ荷物が届いても良いように仕事を空けておいた留美。
そのことを考えていたせいか、加奈に指摘されてしまう。
ハッとする留美だったが
(・・・今日、この胸を超すのよ・・・)
目の前の加奈の胸をジッと見て、まさに胸が躍る気分であった。
「・・・? 私の胸がどうかしましたか?」
加奈が自分の服装を確認する。
「ああ、いえ。なんでもないわ。」
「・・・そうですか。なら良いのですが・・・」
首を傾げる加奈だが、納得はしたらしい。
「・・・そうだ。留美様。今日明日香さんの教育をしたいので、彼女だけ早く帰って来ていただくことは出来ますか?」
加奈は昨日の明日香の様子を見て不安になったのか、今日は明日香にメイドが何たるかを教える気でいた。
「えっ?ええ。いいわ。そのように明日香ちゃん・・・それと美咲ちゃんに伝えて。」
「はい。ありがとうございます。」
留美は本人と、教頭である美咲に伝えるよう加奈に言う。
「あ、それから・・・今日本社の方から荷物が届くわ。夜って言ってたけど、もしかしたら夕方になるかも知れないの。仕事の書類だから私が受け取るから。いいわね?」
「はい。かしこまりました。」
さらにあらかじめ手を打っておく留美。
(ふふふ・・・さぁ、待ち遠しいわ・・・)
笑みが止まらない留美であった。
―――――――――夕方
「・・・留美様、荷物が届いたようですが。」
加奈が留美に知らせに来る。
「そう。ありがとう。あ、そうだわ。コタちゃんが眠たそうなの。悪いけど、一緒に添い寝を頼めるかしら?」
「え?ええ・・・構いませんが?」
「お願いね・・・じゃあ私は荷物を取ってくるから。」
実はあらかじめ狐太郎にはたんまりと母乳を飲ませ、ずっと暖かいところで抱きしめ続けていた留美。
今や狐太郎の目はトロンとし、今にも眠りそうである。
こうして留美は人払いをし、荷物を取りに行った。
「これがそれね・・・付属のカップは・・・これか。意外と小さいわね。」
箱の中には乳白色の液体の入った瓶と、おちょこサイズのカップが入っていた。
「じゃあ早速・・・まずは一杯ずつ・・・」
留美は早速瓶の中の液体を一杯カップに注ぐと
「・・・ンクッ・・・」
一気に飲み干す。
「・・・特に問題は無いわね・・・じゃあ二杯目。・・・ンクッ。」
特に変化が無いので続けて二杯目を飲む。
すると
「・・・確かにちょっと熱くなって来たわね・・・」
身体に変化が訪れる。これが例の催淫効果というやつか。
「・・・でもまだいけるわね。・・・ンクッ。」
続けて三杯目に突入する。目標は五杯、ないしは六杯なので、丁度半分だ。