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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 158

―――――――――さらに次の日

「・・・っと!」

留美は胸の痛みに気を取られて小さな段差につまづいてしまう。

そのせいで

―――――――――ブルンッ!

「っくぅぅぅ!!」

大きく胸が揺れてしまい、痛みが走る。

とっさに

―――――――――スリスリスリスリ・・・

前日里美に教えてもらった「胸を手でさすると痛みが和らぐ」ということを実践していた。

「・・・はぁ・・・っはぁ・・・」

段々と痛みが落ちついてきた留美。


しかし彼女より辛そうにしているのが

「・・・あぐぅぅ・・・っくぅ・・・」

「ああ・・・加奈・・・ちゃん・・・大丈夫?」

廊下の向こうから歩いてくる加奈であった。

既にパンパンになった彼女の胸は

―――――――――ボウゥン・・・ボウゥン・・・

歩くたびに重量感たっぷりに揺れている。

彼女においては「胸を揺らさずに歩く」というのは不可能に近かった。

「は・・・はいぃ・・・な、何とか・・・」

加奈はフラフラと廊下を歩いて行く。

その時

―――――――――ppppppp♪

「ひゃうううううう!!」

留美のスーツの胸ポケットの中にある携帯が着信を知らせる。

彼女にとってその着信は大きな快感をもたらす振動となり、その快感が新たな母乳を作りだすことになるので

「あ・・・あうぅ・・・」

痛みを伴うものとなった。

『・・・あ、留美か?』

「留美かじゃないですよお爺様!!」

留美はやり場の無い怒りを着信相手にぶつけていた。




――――――――その日の夜

「・・・それで痛そうにしてたんですか・・・」

久々に真由の部屋で開かれた夜のおしゃべりの時間。

話題は真由と里美が最近苦しそうにしている事だった。

「ええ・・・これが・・・痛くて・・・」

何とか伝わらないものかと言葉で表現するも、母乳を出したことの無い千恵達には分からない。

それどころか

「へぇ・・・ちょっと失礼?」

「くああああっ!!な、何をする!!」

千恵は近くに居た里美の胸に手を伸ばす。

「うわっ!!!パンッパンじゃない!!全然指が食い込まないわ!!ほら!!」

「うああああああ!!や、やめろ!!痛い痛い!!」

里美は無理やり千恵を引きはがすと汗を流しながら睨みつける。

「あ、あら・・・ごめんなさい。」

「はぁ・・・はぁ・・・またおっぱいが溜まったじゃないか・・・」

もうすでに限界なのだ。新たな母乳が作られた感覚すら伝わる気がしていた。

「・・・あなた達には分からんだろう・・・この痛みは・・・」

「・・・むっ、なんだかおっぱいが出ることを自慢されてる気がする・・・」

だが、この里美のセリフに千恵達は敏感に反応して

「・・・お、おい!!待て!!分かった、謝る!!謝るから!!」

「ちょっと・・・私は関係ない・・・」

「「うきゃあああああああ!!」」

二人の胸に手を伸ばしていた。




――――――――――さらに日が過ぎて

「・・・はぁ・・・はぁ・・・」

「・・・・・くぁぁ・・・」

「・・・・あうぅ・・・・」

「ふぅ・・・・ふぅ〜・・・・」

「あ・・・・・ああ・・・・」


5人はお互いを支え合うために全員で留美の部屋に集まっていた。

が、すでに5人とも喋ることすらままならない。

皆思い思いの場所に裸で横向きに寝転んでいた。

もはや服と乳首が擦れる刺激すら耐えられない。

すると

――――――――パンパンッ

留美が紙に何かを書いた後、手を叩いて皆の注目を集める。

紙には

「気晴らしにバストサイズでも測ってみない?きっと大きくなってるわ。」

そう書かれていた。

なるほど。普段から胸のサイズには敏感な彼女達の事、大きくなっていると知ったら多少は気晴らしになるかも知れない。

だが

――――――――フルフルッ

4人は首を横に振った。それどころではないのだ。

留美はその姿を見て「それもそうね」と思い、掲げていた紙を降ろした。


気がつくと彼女も出来るだけ痛くないように床に寝ころんでいた。




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