先祖がえり 16
「いつか、留美様も抜いて、このお屋敷で一番のおっぱいになりますよ?・・・ふふふっ♪」
主従関係ではあるが、本来仲良しの二人は冗談を言い合う。
「あら、私だって負けないわ。いつだってコタちゃんの一番は、この私なんだから!」
狐太郎が心地よく寝ている間、二人の女の火花が散った・・・
次の日の朝・・・
「おはようございます・・・狐太郎様、留美様。」
そういって狐太郎のプライベートルームである寝室に入る加奈。
昨日初めて着たメイド服は胸がさらに大きくなったせいで、その大きく開いた胸の部分がさらに深い深い谷間をつくっており、今にもはじけ飛びそうである。
(うう・・・キツイ・・・苦しいです・・・でも、今日一日で新しいの届くし・・・)
そうなのだ。昨日急に大きくなったため新しくメイド服を新調しようにも無理な話である。今日一日はこのキツイ、特に胸がキツイ。ものすごく苦しい服で過ごさなければいけない。
(それに・・・もしも、もしもこれからも大きくなったら・・・こんな苦しさ慣れとかないと・・・もしも・・・えへへ〜♪)
自分の胸がさらに大きくなって愛しい狐太郎に母乳を吸ってもらっている状況でも想像したのだろうか。ニヘラ〜と笑って涎すら垂れてくる。
と、そこへ
「加奈ちゃん・・・涎垂れてるわよ。それにコタちゃんが寝てる時は静かにしてって言ったでしょ?」
「は、はい。申し訳ございませんでした。」
そういって姿勢を正す加奈。
「まあいいわ・・・それより、御覧なさい・・・」
「え?・・・まぁ・・・」
そこには何ともあどけない顔で眠る狐太郎の姿があった。
「・・・加奈ちゃん、改めて命じるわ。コタちゃんが眠っている時、その安眠を妨げるような行為は絶対に禁止よ。いいわね?」
「はい。かしこまりました。・・・それより、なんと可愛らしいんでしょう・・・」
「ええ・・・そうねぇ・・・」
そういっていつまでも狐太郎の寝顔を見つめる二人。時折「はふぅ・・・」という溜息まで聞こえる。
その時
「・・・ん?んん〜・・・」
「あ、コタちゃん。おはよう。」
「狐太郎様、おはようございます。」
目を覚ました狐太郎。しかしその目は明らかにまだ寝ぼけている。
「ふぇぇ〜?・・・あ、お姉ちゃんだぁ〜!」
「ふふっ・・・おいで、コタちゃん・・・」
「えへへ〜♪」
―――――――ゴロゴロ、ゴロゴロゴロ♪
喉を鳴らして留美に抱きつく狐太郎。
どうやら狐太郎は朝目が覚めた時に目の前に大好きな誰かが居た場合、寝ぼけて抱きつく癖があるようだ。
これにより朝の狐太郎の目に止まろうと女の戦いが始まることになるが、またそれは今度・・・
「はぁっ!ふぅん!・・・ふふふっ、甘えんぼさんね・・・♪」
「ああ・・・羨ましいです・・・留美様ぁ・・・」
「ふふっ、加奈ちゃん?仕方ないわ。今日はたまたまコタちゃんが私を選んだだけ。次はあなたがコタちゃんの目に止まるかもしれないわよ?」
「・・・はい。そうですね。私、待ちますわ。」
「ええ。それより・・・コタちゃん、お着替えしましょうね。」
「(ゴロゴロ・・・) うん♪ お姉ちゃぁ〜ん♪」
心の底から留美に甘える狐太郎、そのうち
「ああん・・・コタちゃん、おっぱいが欲しいの?」
胸を揉み始める狐太郎。その時狐太郎は気づいた。
「あれ?お姉ちゃん、この服・・・」
「ええ、コタちゃんにいつでもおっぱいがあげられるように・・・ほら」
そういうと胸の部分だけ服を開く留美。どうやらすぐに狐太郎に母乳をあげられるように胸の部分を開きやすいデザインにしたようだ。
「・・・加奈ちゃん。あなたもだけど、もしこれからコタちゃんが別の子のことも気にいって、その子からおっぱいが出るようになったら、このようにコタちゃんにおっぱいがあげやすい服にしてもらうからね。いいわね?」
「はい。かしこまりました。」
「ええ。今日あなたが頼んでる新しいメイド服、アレももうすでにそういうデザインにしてあるわ。見た目は変わらないけど格段に脱ぎやすくなってるはずだから。」
「わかりました。ありがとうございます、留美様。」
「いいのよ。さあ、コタちゃん・・・おっぱいよ・・・」
そういって胸を差しだす留美。一日で相当貯まったのだろう、パンパンに張り詰めている。
「うん・・・頂きます!」
カプっ!チュ〜〜〜〜〜〜〜!!
「ふわぁぁん!!いいわ、どんどん吸っていいからね・・・」
プシャ、プッシャあああああああああああああ!!!
昨日より格段に勢いを増した母乳は次々に狐太郎の口にそそがれ、口からあふれんばかりである。
「ゴキュ・・・ゴキュ・・・お姉ちゃん・・・美味しいよぉ・・・」
そういって飲み進める狐太郎。それに対して
「ああ・・・狐太郎様・・・私めのおっぱいも、吸ってくださいませ・・・」
そういって昨日二回りほど大きくなった胸をさらけ出す加奈。