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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 142

「い、いえ・・・なんでもありません・・・」

『そうか・・・なら良いが・・・』

電話に出るなり相手の声がヘロヘロであったら心配もするだろう。

源之助は留美の様子に少し戸惑っていたが

『・・・今そっちに本社の者を向かわせた。非常事態ゆえ、その者の指示に従って欲しい。』

伝言の方を優先する源之助。

「・・・指示ぃ?」

『ああ。食堂に待機させている。狐太郎の世話をした者から順に向かうようにしてくれ。』

「・・・はぁいぃ・・・」

そう言って留美は電話を切る。

そして

「・・・あ、あなた達・・・コタちゃんにおっぱいをあげ終わった人から順に食堂に向かいなさい・・・さぁ、次は加奈ちゃん・・・ほら・・・」

留美はゆっくりと立ち上がると加奈の腕を引っ張って起こす。

「は、はいぃぃ〜・・・」

加奈はゆっくりと狐太郎に近づくと

「・・・ご、ご主人しゃま・・・おっぱいれすぅ・・・」

狐太郎に次の母乳を与え始める。

留美はそこまで見届けると、全裸のまま寝室から出た。




「・・・ふぅ」

部屋の外の空気は新鮮だった。

今や狐太郎の寝室の空気は快感で溢れ、母乳の匂いで充満している。

留美はフラフラとした足取りで食堂へと向かった。



「・・・留美様。」

食堂の前には源之助が遣わせた女性が立っていた。

「・・・何かしら。」

だいぶ意識がはっきりしてきた留美は要件を聞く。

「・・・まずはこちらへ。」

そう言うと女性は食堂の中へと留美を促した。


「あ、留美さ・・・ま・・・」

食堂の中にいた琴音が留美の登場に気づくが

「・・・だ、大丈夫ですか?」

彼女がいきなり全裸で席に座ったのを見て心配になる。

「だ、大丈夫よ。それより・・・?」

留美は傍に居た女性に話を促す。

「はい。留美様はもう狐太郎様に母乳を与え終わったのですよね。」

「ええ。」

「でしたら、次の母乳が出るまでしばらくかかります。」

「そうね。」

留美は女性の話に相槌を入れながら話を聞く。

「・・・私はそれを何とかするために源之助様から遣われて来ました。」

「・・・なんとかって?」

一体何をするのだろうか。

「それは・・・ツボ押しです。」

「・・・へ?」

意外な答えに素っ頓狂な声をあげる留美。

「ですから、母乳の生産を一時的に高めるツボを押させていただきます。」

「・・・そ、そんなことで?」

にわかには信じられない様子の留美。しかし女性は自信ありげに答える。

「ええ。そのツボは一時的ではありますが、母乳の生産力を飛躍的に活性化出来ます。ですが、そのためには・・・」

女性がそう言った時

「お待たせしました〜。」

厨房の方から食事を持った亜紀が現れる。

「・・・食べていただかないと体力が持ちません。」


こうして留美は半ば強制的に食事をとることになった。



「・・・それで?」

食事を取った留美。心なしか、精のつくものを重点的に食べさせられた。

それを確認すると女性は近づいて

「・・・留美様、ちょっと立っていただけますか?」

留美に指示を出す。留美は素直に立ち上がると

「失礼します。・・・っと!」

近づいてきた女性に胸の谷間の辺りを押される。

「・・・これだけ?」

特に何の変化も無い留美はこれだけでいいのかと首を傾げる。

「ええ。そのままお待ちになってみてください。」

女性は留美の前から離れ、様子を見守る。

すると

――――――――ピュッ、プシュッ

「えっ?って、うわわわわっ!」

少し母乳が溢れたかと思うと

――――――――ジュワワワワ〜!

「ちょ、ちょっと!出過ぎよ!!」

こんこんと湧き始めた。

近くに居た亜紀や琴音も

「す、すごい・・・」

「どんどん溢れてる・・・」

驚いた様子を見せる。

「さぁ、急いで狐太郎様のところへ!」

「えっ?!あ、そうね!わかったわ!」

女性が留美に指示を出すと留美は走って狐太郎の寝室へと向かった。

辺りに散らばった母乳は料理の苦手な千恵と静香が拭いてまわることになっていた。



「・・・加奈ちゃん!!」

狐太郎の寝室に向かう途中、ヘロヘロになった加奈を見つける。

「・・・留美・・・さまぁ?」

「加奈ちゃん、急いで食堂に向かって!すごいわよこれ!」

そう言って自分の胸元を見せる。

「・・・まぁ!!」

そこには絶えず湧き続ける母乳。あまりの量に床には滴った母乳で道が出来ている。

「と、とにかく食堂での指示に従って頂戴!!」

そう言うと留美は走って行った。




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