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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 139

「な、なるほど・・・狐太郎様と・・・」

真由からの説明を受けて驚きながらも納得をする。

本来なら納得できないところではあるが

「そ、それで・・・私も///」

真由が前まで付けていたブラジャーと今の胸を見せたことで納得をした。

それを聞いて

「ですが、狐太郎様のお部屋には許可が無いと入れなんですよね。いつそのような・・・」

琴音が新たな疑問を発すると

「あ、そう言えば私今日許可を頂きました。」

「「「「えっ?!」」」」

また別の話題に花が咲く。

「き、許可って・・・まさか?!」

千恵がプルプルと震えながら真由に聞くと

「はい♪狐太郎様のお部屋の入室許可です♪」

真由は嬉しそうに返事をする。

それを聞いて周りの女性たちは「羨ましい」だの「やりましたね」だのワイワイ騒ぎだす。



こうして若い女性たちのおしゃべりは続いていった・・・




その頃

「コタちゃん、ちょっと待っててね。」

狐太郎、留美、加奈、美咲のいつもの4人でお風呂に入り、今は脱衣所で着替えている。

真由は部屋に入ることは許されたがお風呂の許可は出ていない。

まあいずれ許可が出るだろうが・・・

さて、服を着た3人。

もはや恒例となった

「・・・コタちゃん、ごめんね。今日も寝る前にちょっと用事があるの・・・」

3人での搾乳の時間である。

が、しかし、今日は少し様子が違った。

「・・・えぇ〜・・・」

今日は狐太郎の方がすんなり受け入れない。

それどころか

「・・・一緒に寝よ?」

――――――――ヒシッ

狐太郎は留美に抱きついて一緒に寝ることをせがむ。

「あらら・・・加奈ちゃん、美咲ちゃん?」

こうなってしまっては一緒に寝るより他にない。

加奈と美咲の方を向いた留美は目線で確認をとる。

(・・・まぁ一日ぐらい大丈夫でしょう。)

加奈と美咲も頷いた。どうやら我慢することにしたらしい。

「・・・じゃあ、行きましょうか。」

留美はそのまま狐太郎を抱き上げると寝室へと向かった。



「留美様、真由さんは呼ばなくてもいいんですか?」

寝室に向かう途中加奈が留美に話しかける。

「・・・そうね・・・でも、真由ちゃんは今からお風呂でしょ?今それを待つのは・・・」

そう言うと留美は胸の中の狐太郎を二人に見せる。

「ああ・・・」

「なるほど・・・」

狐太郎は今日の授業で疲れたのか、コクリコクリと舟を漕いでいる。

「・・・仕方ないわ。明日加奈ちゃんの方から伝えてくれる?場合によってはお風呂も一緒になるかも知れないわね。」

「はい。かしこまりました。」

「あ、もちろんコタちゃんの許可がおりてからよ?無許可で添い寝は許されないわ。」

「ええ。そのように伝えておきます。」

こうして今日のところはいつものメンバーで添い寝をすることになった。



昨日決めた「寝る時は空調を整えて全裸で寝る」という決まりによって、部屋に入るなり服を脱ぎ始める一行。

そして加奈が先にベットに寝転ぶと

「・・・加奈ちゃん、ゆっくりね。もうコタちゃんが眠ってるみたいだから・・・」

留美がゆっくりと狐太郎を加奈の上にのせる。

加奈は狐太郎をしっかりと抱きしめると

「・・・大丈夫です。留美様、美咲さん。」

両隣りの二人に声をかける。


この日、3人は結局母乳を搾らないまま眠ることになった。




事件は翌日の朝に起こる

「・・・ん、んん・・・」

いつものように一番早く目を覚ます加奈。

目を開けると

「・・・あ・・・ふふふっ♪」

目の前には自分に抱きついている狐太郎の姿。

(今日も可愛らし・・・おや?)

だが、今朝の狐太郎の様子は違った。

なんだか顔が赤く、汗をかいているようだ。

その姿はまるで・・・

「・・・あぁっ! る、留美様!美咲さん!」

加奈は急いで左右の二人を起こす。

「・・・うぅ・・・?なによ、加奈ちゃん・・・」

「・・・んぇ?加奈・・・様?」

二人とも何事かと目をこすりながら起き上がる。

「あ、あの!ご主人様が・・・!」

加奈が二人の注目を自分の胸元に居る狐太郎の方に寄せると

「・・・コタちゃん?・・・まさか!!」

「えっ?あ、ああっ!!」

留美は慌てて加奈から狐太郎を奪い取るようにして抱き上げると

「・・・んへぇ〜・・・」

手足はダランとし、力なく呻いている。

そして額と額を合わせると

「・・・ね、熱があるわ・・・」

赤い顔の狐太郎とは対照的に真っ青になる留美。

「そんなっ!!ど、どどっ、どうしましょう!!」

「あわわわわわっ!!」

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