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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 137

「・・・では、こちらへ。あなたの新しい服を新調しますので、サイズを測らせていただきますね。」

「あ、はい。」

琴音は加奈に促されるまま所定の位置に立つと

「では、服を脱いでください。」

「へっ?」

いきなり服を脱ぐよう言われる。

「・・・服の上からじゃないんですか?」

なぜそこまで・・・そう思っていると

「・・・服を脱いでください、と言ったのですが?」

「!!!  は、はい!!ただいま!!」

どうやらまた加奈を怒らせてしまったようで慌てて服を脱ぎ始める。

「あ、あの・・・加奈様?下着もですか?」

「ええ。お願いします。」

どうやらショーツ以外全部脱ぐ必要があるらしい。

琴音はゆっくりとブラジャーのホックに手をかけ、外す。

「・・・では、下の方から行きますね。」

そう言うと加奈はヒップから計測を始める。

どうやら琴音は背こそ標準なれど、その身体の発育は良い方らしい。

肉感的なヒップを測定した後、ウエストも測る。

そして

「では・・・息を吸って・・・止めてください。」

加奈は背中にメジャーを回すとその目盛を読んだ。

「きゅうじゅう・・・いや、ひゃく・・・丁度。100cmですね。」

「わ・・・ついに100いった・・・」

少し成長していたのだろうか、測定の後、自分の胸をタプタプと持ち上げる琴音。

その顔は困ったような嬉しいような・・・

加奈はメモを取り終わると

「・・・はい。ふふっ。白い肌に似合う薄いピンク色・・・かわいらしいですね。」

そう言って

「ひゃあう?!か、加奈様?!」

無防備な琴音の乳首を摘む。

「ふふっ。さあ、もう服を着ていいですよ。」

そう言うと加奈は服を新調するために電話をし始める。

琴音は電話の邪魔にならないよう静かに服を着ていた。


(しかし加奈様のお胸・・・大きいわね・・・)

自分の胸も100cmになっていたが、目の前の女性の丸みと比べたら天と地ほどの差がある。

「・・・お待たせしました。・・・どうしました?」

電話を終えた加奈は琴音の視線に気づく。

「いえ・・・あの、加奈様?」

琴音がそこまで言うと、加奈は彼女の言いたいことを察したのか

「ああ。・・・ふふっ。151cmです♪」

嬉しそうに答えてみせる。

「ひゃ・・・ひゃくごじゅう・・・」

あまりの大きさに唖然とする琴音。

「・・・さぁ、屋敷を案内するついでにお部屋に案内します。その頃にはお部屋に新しい服が届いている頃でしょう。ついて来て下さい。」

そんな琴音に加奈は声をかけ、案内を開始した。




案内の後

「・・・ただいま帰りましたー。」

屋敷にメイド達がガヤガヤとやって来た。

丁度案内を終えた加奈達はその一行とはち合わせる。

「あら、美咲さん。今お戻りですか?」

加奈がその一段の先頭の女性を見つける。

「あ、加奈様!ただいま戻りました。」

その後、後ろの女性たちも揃って頭を下げる。

「・・・あら?琴音さん?」

挨拶を済ませると加奈の後ろ女性に気がついた。

「ええ。今日からメイドとして屋敷に住んでもらうことになりました。」

加奈はそう言うと後ろの新入りメイドに挨拶をさせる。

「え?あ・・・御榊 琴音です。よろしくお願いします。」

琴音が頭を下げると

「はい。よろしくね。」

美咲もそれに答えるように頭を下げる。

「じゃあ、一旦自室に戻って食堂に。」

加奈が全員に指示を出すと美咲、真由の二人は自室の位置が違うため別々に別れる。

案内を受けたばっかりの琴音はそれを見て

「・・・? 加奈様、美咲さんと真由ちゃんは・・・」

頭の中で屋敷の構造を思い浮かべながら、どこへ向かっているのか、そう聞こうとする。

しかし、琴音のその一言で美咲と真由の二人が歩みを止めた。

「・・・琴音さん、今なんと?」

「へっ?ヒィッ!!」

振りかえった美咲は明らかに怒っていた。隣りの真由は特に怒った様子は無いが美咲の反応にオロオロしている。

「か、加奈様?」

「いえ、伝えました。」

もしかしたら加奈が伝えて無かったのかも知れない。そう思った真由が確認をとるが、すでに伝えてあるとのこと。

「あ・・・あ!も、申し訳ありません!美咲様、真由様!」

と、そこで思い出したかのように琴音が慌てて訂正する。

「・・・私達は部屋が別に場所にあるのよ。」

美咲は一つ溜息をつくと苦笑いで説明をする。

「そ、そうなのですか・・・あ、あの!申し訳ありませんでした!」

説明を受けた琴音は改めてもう一度頭を下げる。

「もういいわ。それより、早く部屋に戻って用意をしなさい。遅れたらいけないわ。」

美咲はそう言いながら加奈の方をチラとみた。

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