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先祖がえり
官能リレー小説 - ハーレム

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先祖がえり 104

「・・・あの、加奈様・・・」

タプタプと自分の胸を上下させていた真由が顔をあげる。

「なんです?」

「・・・この、おっぱいがムズムズする感覚は・・・」

真由を襲う初めての感覚・・・これの正体を確かめるべく加奈に質問する。

すると加奈は微笑みながら

「ふふっ・・・それは・・・」

真由の背後に周り

――――――――ムニュッ

「いひゃあああ!!か、加奈様?!」

いきなり真由の胸を揉む。

すると

――――――――プシャッ!!プシュ〜〜〜〜・・・

「あ・・・おっぱいが・・・」

真由の乳首から溢れだす母乳。どうやらさっきのムズムズとした感覚は母乳が出る前触れであったようだ。

「そう、これはおっぱいが溜まってきてる合図。これからはどんどんおっぱいが作られていくわ・・・今から搾り方を教えるから、忘れないでくださいね?」

「ふやああ!!・・・あ、はいぃ・・・」

こうしてまだまだ食堂に明かりが灯ることとなった・・・




「・・・ご主人様・・・」

真由に母乳の搾り方をレクチャーした加奈は、真由の服を新調する手筈を整え、真由を部屋に戻した。

その際、深夜に失礼だとは思いつつ、源之助に連絡を入れ、真由に血清を打つよう頼んだが

『狐太郎の中の「狐」は取りこまれているからもう血清を打つ必要は無い』

とのことだった。

加奈はそのまま狐太郎の部屋に向かう。

理由は「狐太郎と添い寝をするため」だ。

狐太郎を起こさないようにゆっくりと近づく加奈。

そしてベットを覗くと・・・


「あ、あれ?留美様・・・と、美咲さん?」

そこに愛する主人の姿は無く、代わりに留美と美咲が向かい合うように眠っていた。

(・・・? ちょっと失礼して・・・)

不思議に思った加奈はゆっくりと布団をめくっていく。

すると

「あら・・・」

狐太郎は二人に左右から抱かれるようにして眠っていた。まるで狐太郎だけのゆりかごである。

しかしこれでは加奈の入る場所がない。

(どうしましょう・・・でも、ご主人様を起こすわけには・・・)

迷った加奈は

「・・・留美様・・・留美様・・・」

留美を起こして場所を開けてもらうことにした。

「・・・ん、んん?加奈ちゃん?」

留美はうっすらと目を開けて、加奈の姿を認める。

「あの・・・私も布団に入れてください・・・」

「・・・と、言われても・・・」

留美も困った顔になる。

すると

「・・・ううん・・・ん〜?加奈様ぁ?」

向こう側から美咲も目を覚ました声をあげる。

幸い狐太郎は目を覚ましていない。

「・・・そうだ。美咲ちゃん、ちょっと手伝って?」

「ふぇ?あ、はい・・・なにをすれば・・・」

何かを思いついた様子の留美。美咲に出した指示は

「いい?絶対にコタちゃんを起こさないように、ゆっくり持ちあげて?加奈ちゃんは急いでその下に入って仰向けで寝て。加奈ちゃんの上にコタちゃんを乗せるから。」

「・・・??」

まだよく分からない様子の美咲。加奈はどういうことか分かった様子で二人の行動を待っている。

「そうしたら3人でコタちゃんを抱いたまま寝れるじゃない?」

「・・・あ、なるほど。」

美咲はようやく理解したようだ。

美咲の言葉を聞いた留美は

「・・・じゃあいくわよ?いい?くれぐれもコタちゃんを起こさないようにね・・・加奈ちゃんも、準備してて・・・」

それぞれの準備が出来たことを確認すると

「いくわよ・・・せぇのっ」

1.ヒョイッ 2.サッ 3.ポスン

1持ちあげ 2加奈が仰向けで寝転び 3その上に狐太郎を乗せる

流れるような作業であった。


が、しかし

「・・・んん〜・・・」

「「「!!!」」」

狐太郎が声を出した。

3人の中には「起こしてしまった?!」という焦りが広がる。

もしそうならとんでもないことだ。ドキドキしながら狐太郎を見つめる。


すると

「・・・んにゃ〜♪・・・スゥ・・・」

可愛らしく呻くとそのまま眠りだす狐太郎。どうやら起きることは無かったらしい。

「ふぅ・・・危なかったわね・・・加奈ちゃん?これで良いかし・・・らっ?!」

ホッと一息ついた留美は加奈の方を見るが

「はうぅ〜♪ご主人様ぁ〜♪」

そこには狐太郎を抱きしめたまま悶えている加奈の姿があった。

屋敷で一番の大きさを誇る彼女の胸を枕にして、狐太郎は幸せそうに眠っており、加奈もその姿を見つめながら時折幸せそうに溜息を洩らす。

「・・・むぅ」

「うぅ〜〜〜・・・・」

その姿を見て面白くなさそうな留美と美咲。

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