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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 143

 ちゅぽんっと音を立てて抜かれた魔王棒はすかさず陽菜の口内に収まり、ぬぷぬぷと幹の大幅を擦りあげられる。
 あっという間に十往復を終えてると、素早くみるくが加え込み、キュッと凹ませた頬の内側で扱くように大きいモーションで長いシャフトに首を振った。
 やっと性欲を剥き出しにしてきたAV女優四人のオーラルセックスに細め、背もたれにすっかり身を預けた俺は、両手で掴むたわわな乳房を好きなように揉みながら一本の愚息で洗練された技を堪能する。

「んふんっ、んふんっ、んふぁぁっ……」

 ヒカリは首を捻りながらのおしゃぶりで軽く陰茎を捩らせる圧迫感を加えつつ口唇で擦るという技を披露する。
 そして子種の発射を促す快感を十往復という間でできる限り存分に与え、惜しさと美味しさとに長い吐息を漏らしながら美奈に明け渡した。

「あむぅん、んっ、んっ、じゅろろろ……ぁぁっ」

 すかさず咥えた美奈は、前の三人が美味しそうに頬張っているのを見て堪らなかったのか、涎を溜めに溜めた口内に亀頭をすっぽり収め込んで、キュッとすぼめた唇で幹を擦るたびに下品な音を目一杯響かせる。
 キュートなお口が挟むゴツゴツした肉の隆起がヌラヌラと照り輝いているのを見ると、底知れぬ満足感が沸いてくる。
 俺はすっかりソファに身を沈め、堪能するように乳塊を揉み解しながら、放っておいても勝手に高ぶる射精感に男根を荒ぶらせていた。

「ああんっ……んふぅ、んっ、んっ、んっんっんっ……」

 引き寄せられるように三人が顔を上げて見守る中、陽菜は深く速いスロートで噴精を誘う甘くて鋭い刺激を与える。
 乱れる髪を耳に掛けながら唇を大きく往復させる首振りを夢中で展開させるものの、射精感を逃がさないように必死に吸い上げるおしゃぶりでは十往復などあっという間だ。

「んふぅぅぅんっ、んふっんふっんふっ……」

 だからAV女優達は顔を寄せあって、射精感が引かないうちに素早く交代できるようにしているらしい。
 実際、次にみるくに代わったときは一瞬しか外気の冷たさを感じられず、気付いたときには熱くねばねばした口腔にのまれて陽菜とは違う刺激がシャフトを扱き同じ様に射精感を煽っている。
 張り詰める陰茎の脈動に職業柄身に付いた勘が働くのか、種汁を搾り上げる形振り構わないみるくのおしゃぶりを見ている三人は切迫した瞳で取り憑かれたように見え隠れを繰り返す笠の縁の辺りをみつめていた。
 そしてみるくがきっちり十回の往復で熱心に口舌を擦り付けた肉柱が全貌を現すと、びちゃびちゃに濡れて一際黒光りを放っていることなど全く気にも留めずヒカリが口に埋めていく。
 みるくの口内で爆ぜないようにと切なげに視線を向けていたヒカリは、一転、必ず私が導いてみせると言わんばかりに唇を締め上げ、舌を纏わせ、ジュポジュポと湿った音を紡ぎ出した。
 あまりの淫乱さにさっき味わったばかりのみるくでさえ早く早くと尻を振る。
 ヒカリが咥えて扱く長大な逸物を泣きそうな顔で凝視する三人は、逸る気持ちを抑えきれずに顔を付き合わせるように控え、いつ果ててもおかしくない状態の肉茎が容赦ないおしゃぶりを施されている様に

「ぁぁ……ぁぁっ……」

 と、半開き口から情けない声を上げて、艶かしく身を捩りながら見守ることしかできない。
 そしてやはり、ヒカリが十回という与えらた制限の中で披露でき得る全ての口淫技を浴びせ終えると、隣の美奈は一拍も置くことなく半開きの唇を大きく割って被せ込み、安堵に目尻を下げながら種汁の迸りを求めて摩擦刺激を加える。

「んぐっ、んっんっんっんっ……」

「ふぉふっ、んふっんふっんふっ……」

「はふんっ、ジュバっジュバっジュバっ……」

 肉棒バトンを口マンコリレーで繋ぎ、全く隙間ない口舌の温もりに包まれていながら明確に異なる四種の刺激がゴールに向かって走り抜ける。
 その必死さときたら憐れみさえ沸いてくるほど惨めなものだ。
 しかしその、惨めったらしく男性器にしゃぶりついて縋るように奉仕するその姿こそが、一際興奮を誘ってくる。

「「ひゃあああんっ! あああぁぁん……」」

 誰かの口が程好い吸引を加えながら魔王棒を放した瞬間、爆発した快感と共に高い天井にも届く勢いの噴精が起こった。
 ゴールテープを思わせる白いラインを描く白濁液が重力に従って降り注ぎ、報われたように緩みきった表情を浮かべる四人の顔や髪、体を打ち付けていく。
 それを、喉を潤すように舌を伸ばして浴びるAV女優達は、四つの顔の中央で噴火を続ける剛直に舌を打たれながら恍惚としているのだった。

「ん……ぁぁっ、凄い弾力……」

「もう何回目? たっぷり溜めてくる男優さんの一発目が情けなく思えちゃう……」

「あんっ、失礼ですよ。ただの男と魔王様を比べるなんて……量も濃さも勢いも、魔王様に勝る要素なんて何一つないに決まってます……」

「あっ、あぁぁっ、この香りに包まれてるだけでみるくイっちゃいそう……」

 真っ白に染まった四枚の舌が引っ込むとそんな感想が口々に囁かれ、再び伸ばされる健康的な赤に近いピンクを取り戻した四枚の舌がだらしなく裏側を向けて往生している肉塊に押し付けられた。
 甘えるように、可愛がるように、労るようにねっとりと這う舌は白い飛沫を舐め取りながら生命力を与えるように快感を与えた。

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