悪のハーレム 16
SMで使う鞭というのはどちらかと言えば痛みを与えるために特化したものだが、興奮を与えるために音がよく響くタイプのものがある、今回使っているのはハタキ型のものだ、普通ならもっと苦痛に満ちた声をあげてもよさそうだが、打たれているとうの本人であるアクアエンジェルはー
「あぁんっ、あっ…あひぃっっ!ひっ!ひぃっっ!?」
叩かれる度に普段ならばたからかに、悪を倒すための正義の口上をあげていたその口から同じ声で淫らな声を響かせるようにして喘いでいる、その姿はとてもいやらしく、そしてより支配したいという欲求を強めていくが、文字通り鞭ばかりではいけないからな、たまには飴をやるとしようか。
「ほら…アクアエンジェル、気持ちよくしてやる…痛みもいいがこういうのも悪くないだろう?」
「ひぃぃんっ?!!あっ、あぁっ…んあぁ〜〜っっ!!!!」
俺はそう語りかけると思いきりロープをアクアエンジェルの股間に食い込ませ、びいんっと弾きあげた。
こうすることでよりいやらしく、美しくあえぐアクアエンジェルの声は俺の興奮を煽っていくには最高のおもちゃだ。
次第に清楚な表情をとろけさせ、口端からはだらしなく唾液を垂らすその表情はより俺の性欲を高め、それに合わせるかのように喘ぎ声は獣の唸り声のように
「んおぉっ…おぉっ…おぉっほぉっ…んほおぉっ…」
と、下品に変わっていくのだからたまらない、より容赦なくいじめたくなってくるし、屈服をさらにさせたくもなってくる。
「ほら、ついたぞメス犬、ここが拷問部屋だ…これからたっぷり可愛がってやるからな。」
「おぉっ…んおぉっ…これがっ…あぁんっ…わかりましたぁっ…ここで…アクアを…淫らな奴隷に変えてしまってくださいぃっ…」
小休止にと鞭の柄の部分を器用に使い、ぐりぐりとアナルをほじる度に甘いアクアエンジェルは声をあげていた。
もはやその声には羞恥心よりも快楽の方が強く感じられる…このまま完全に堕ちて彼女が悪に魂を売るのも時間の問題だろう、その時又この組織は強くなるのだからもちろん適度に餌を与えることも忘れてはいけない。
…というか皆なんでああもハーレムを書きたがるくせに釣った魚に餌を与えないやつらばかりなんだろうな、日常生活からしてつねにそうなのか、餌を与えて反応を楽しむくらいのことはしないと人生やってられないぞ、だからすぐに飽きがきて更新が適当になるんだ。
同意されるかも怪しいようなそんなことを考えながらも俺は鉄の扉を開けて数々の拷問具の並ぶ部屋をアクアエンジェルに見せつけながらも、楽しむようにちょうど手のひらにフィットするサイズのアクアエンジェルの乳房を揉みながら俺は歩き出した、もちろんただ揉むだけではない、乳首を遠慮なく指先で捏ね回したり引っ張ったり、甘い刺激を与えて弄ぶのは快楽を与えるのに大事なことだ。
「あれが三角木馬…ああ、股裂きはしないように股間に当たる部分はクッションに変えられているがな、あれはさっきも使った磔刑台で…こっちは鞭に、浣腸器、これは水車で…あれは拡張用のバルーン…どんな気分だアクアエンジェル…こんな風に敵に捕まって遠慮なく拷問具を紹介されるなんてな…このまま捕まったらひどい目に合わされる、なんていう不安はないのか?」
「おっ!おんっ…おぉっっ…あぁっ…はいっ…ご主人様にっ…全てを捧げたこの身ですからっ…不安はありませんわっ…ご主人様の全てを信じますっ…あぁっ!」
俺が訪ねかけながらもゆっくりとアクアエンジェルのその柔らかな尻肉をなで回し、そのうち指先が遠慮なくおマンコをかき混ぜるようにねじ込まれていくのに合わせて、アクアエンジェルは名前とは正反対の下品な声をあげながら、自ら足を蟹股気味に開き始め、俺の指先を受け入れ時おり腰を振りながらもきゅうきゅうと指先を締め付けつつ、たっぷりとあえぐのを繰り返していた。
「ふふ…ここまで淫らに堕ちるとはな…最初からヒーローになるより悪を目指すべきだったんじゃないのか?」
「あぁっ…申し訳ありませんっっ…おろかなアクアをお許し下さいぃっ…ほぉっ…おぉっ…アクアはっ…ヒロインとして生きるなんてっ…間違った道を選んでしまいましたぁっ…あぁっ、お仕置っ…お仕置きをしてくださいませぇっっ!」
必死に叫びながらも腰を振るのを止めないアクアの姿はどこか滑稽だったが、俺も別にアダルトグッズの紹介コーナーがしたかったわけではない。