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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 8

「美味しい?」

 純華の喉が動き、タイミングを見て悠が訊くと

「はい……御馳走様でした……」

と純華は頬を赤らめて呟いた。

「理央がイくまでに食べきれなかったし、純華にはお仕置きしないとな」

「ああぁ……、はい……ありがとうございます、ぅぅん……ご主人様ぁ……」

 お仕置きという響きは純華にとって甘美なものだ。
 腰をくねらせながら物乞いするような瞳で悠を見上げている。

「帰ってきてからだ」

 悠は嘲笑混じりに言いながら箸の先端を純華の口元へ寄せ

「しゃぶれ」

と命令する。
 それに従い、純華は二本の箸を行儀悪くくわえ、口内で舌を絡めた。

「んふぅぅぅッ……んッ! んふッ……ジュル……」

 紗耶の髪が跳ね乱れる。
 勢い良く首を振りながら口舌奉仕に勤しみ、足からの快感に腰を踊らせていた。
 亀頭が震えるのを感じ吐精の為に唇を締め上げる。
 半分を少し過ぎる辺りまでが紗耶の限界だが、カリ首までしっかり吸い戻り、変わらぬ圧迫でストロークを繰り返す。
 裏筋に添わせた舌は生きているかのように蠢いて彼の陰茎を喘がせた。
 さらに喉奥で上げる嬌声で亀頭にも振動を与え、至極の口舌口腔奉仕を施している。

「理央にはご褒美だな」

「ふぁッ……ご褒美……」

 悠の声に未だ快感に震える理央が反応した。
 沈めていた上体を浮かせると、股間の向こうをのぞき込むように顔を下げる。
 悠の剛直を思い描いていた理央の瞳に、何故か箸が映っている。
 悠は純華に箸の先端を綺麗にさせ、それを理央の豆粒へ向かわせているのだ。
 そして箸の先端は、摘むように閉じられたのである。

「ひぃぃぃん!」

 肉蕾は一瞬挟まれたものの、先端に向かってツルリと滑っていく。

「上手く摘めないな」

「はあうぅッ! ひぐうううんッ!」

 悠は何度もリベンジし、その度に理央は髪を振り乱してガクガク震え上がった。
 忽ち淫汁が溢れ出し、それが滑りを助長してしまっている。

「はぐうううッ! イグッ! イグうううう!」

「これでどうだっ」

 躍起になったのか、悠は狙い澄ましたように根元を強く摘んだ。

「イグううううぅぅッ! ッーーー!」

「んぐうううッ! んッ! んふぅぅぅうううッ! んッ……んく……」

 理央が大量の潮吹きを披露したまさにその時、机の下では絶頂に全身を波打たせる紗耶が吹き上がる白濁を喉で受け止め恍惚を浮かべていた。

「おはよーっ」

 そこに愛が現れた。
 彼女は悠の後ろから腕を回し、

「おはよっ。ダーリンっ」

と顔を前へ回り込ませ、笑った。

「愛。おは」

 言い切る前に口を塞がれ、直ぐに舌が伸ばされた。

「ん……はふ、ぁッ……」

 舌を甘噛みされ、弾くように舐め回される返り討ちに遭った愛は全身から力が抜けるのを感じながら頬を上気させる。
 悠へもたれるようになりなりながら、しかし解放された舌を激しく絡め、唇を擦り付けた。
 暫くしてその濃厚な口付けが終わる。

「激しいな。愛も担当日?」

「ううん。でも理央が物凄いカッコしてるから、つい……」

 潤み始めた愛の瞳はおさまらない快感に弾む理央の臀部を映した。

「私も……あんなに、濡らしてるの?」

「今度見せてやるよ」

 悠は純華に腕を回し、指先を耳に這わせる。
 途端、純華の背筋がゾクゾクっと震え、熱の籠もった吐息が洩れる。
 股座では、ゆっくりと大きな幅で首を振っていた紗耶がお掃除完了を告げる代わりに肉塊を解放し、妖しくも悩ましげな瞳で悠を見上げていた。

「気持ち良かったよ」

 悠に髪を撫でられ、紗耶の頬が更に朱を深める。

「……御馳走様」

 それだけ言って亀頭に口付けた紗耶は、彼の股座から顔を引っ込めた。

「あんッ……濡れてきたかも。バイト行かなきゃなんないのに……」

 愛は腕を悠の首に絡めながら

「ダーリンで頭一杯になっちゃう」

と誘うような瞳を彼に向ける。

「はぁう……ご主人様ッ、もうッ……お許し下さいんッ……」

 耳を優しく這い回る指に髪を弾ませながら純華は焦れったさに苛まれていた。
 お仕置きは帰宅後だと聞かされているため、今すぐに絶頂出来ないことは解りきっている。
 故に彼女は許しを乞う他に為す術がないのだ。
 しかし

「それだけ?」

という彼の言葉は愛に向かって紡がれていた。

「ご主人様のッ……オチ○ポ様のこと、ばっかり考えて……ッ、牝穴、涎塗れにッ、しちゃいますッ……」

 子宮の疼きを覚えながら息を弾ませて言う愛。

「はい、そこまでー」

 その声に、再び淫靡に染まろうとしていた空間が一気に平穏を取り戻していく。

「ゆっくん? 今何時だと思ってるの!?」

 夕貴である。

「え? もうそんな時間?」

 因みに、朝の一発目から二時間は経過している。

「元気過ぎるのも考え物ね」

 机の下から這い出て来た紗耶の視線が彼の股間に向けられる。
 そして、腕を組みながら妖しい笑みを零した。

「理央もっ。いつまでそんなカッコしてるのっ」

「だって……こんな恥ずかしい恰好してるのにイってからずっと空気だなぁって思ったらまた感じちゃって、頑張ってお尻振ってるのに気付いてもらえないなぁとか思ったらアソコが熱く「解ったからっ。さっさと降りて服着なさいっ」

 全てを言い終わる前に一喝され、

「はぁ〜い……」

理央はしぶしぶ机上から降りていく。
 そこに

「あれ? 朝は終わっちゃった感じ?」

とダイニングに入ってきた美穂が少し残念そうに呟くのが聞こえた。
 彼女の背後には

「え? 終わったの? 折角早起きしたのになぁ」

花音も居る。

「でもさ、まだイき足りないみたいだよ?」

 ショーツを穿いた理央はネグリジェの上着を掴みながら紗耶が見ている箇所に視線を落とす。
 そして、悠は背後に夕貴の鋭い視線を感じた。

「……はぁ〜、まったくもう……」

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