悠は美鈴の膝裏を肘に引っかけるようになるまで腕を通し、彼女が後ろへ反らないよう背中に手をあてた。

「あッ！　んッ！　ッ！　……ご主人様ぁぁぁ、大好きですッ、ん……ッ……。美鈴もぉ、美鈴のオマ○コもッ、ご主人様が大好きですぅ……」

　羞恥の爆発でトランス状態に陥った美鈴は、気持ちを紡ぎながら気持ち良さを求めて肉茎を締め付ける。
　そうやってまた恥ずかしい思いに背筋を震わせ、淫蕩した瞳で悠にせがんだ。

「オチ○チ○様、ズボズボしてくださぃ……美鈴にッ、美鈴のオマ○コにッ、お精子様……一杯、出してください……」

　背筋の震えは悠の手にも伝わっている。
　彼は、恥ずかしさに顔を赤らめながら恍惚を滲ませていく美鈴の表情を眺め、口付けた。
　同時に、腕のコントロールで美鈴の体を揺さぶった。

「ん゛ん゛ん゛ーーーーーッ！」

　喉の奥で叫ぶ美鈴。
　しかし唇は離さず、入った来た舌を迎え入れて積極的に絡ませていた。
　大きく振られた腰が落下すると、待ち受けている固い剛直が奥を真っ直ぐに穿ち、子宮から骨の髄まで刺激が駆け抜けていく。
　その度に愛液の飛沫を飛ばした。
　グジュッ！　グジュッ！　と生々しい音がリズミカルに奏でられ、美鈴の手足の先が歪に震えている。
　二人の情事を眼前で眺めている冬香と紗耶は、美鈴の腰が落ちてくる度に揺れる玉を舌先で追い掛けながら羨望に尻を振っていた。
　美鈴が肉塊の全貌を呑み込んで淫汁を弾け飛ばす時、決まって腰を跳ねさせ、スク水に染みを広げている。
　くぐり抜け椅子がセッティングされても立ったまま美鈴を性処理に使っている悠の背中には、小春と美穂の乳圧が滑り回っている。

「乳首がッ……乳首が擦れるんッ！　ご主人様の背中にビンビン乳首を押し付けて、感じてますぅ……んぁッ！」

「小春の搾精器はずっと濡れっぱなしですぅぅぅ……早く、んッ……乳牛おっぱい搾りながら乳首スイッチ摘んでくださいぃッ……あぁッ、モォぉぉん……」

　そんな調子の二人の間では、愛が背中に頬擦りをして腰を捩らせていた。

「ご主人様の背中……広い……温かい……んッ、はあぁ……ご主人様ぁ……」

　と口にしながら、頬擦りの合間に甘えるように舌を這わせる。
　その下では夕貴が尾てい骨に鼻先をグリグリ押し付けながら、尖らせた舌で汚穴ほじくり返していた。
　美鈴の背中を支えている手は夏希と純華の舌が甲を滑り、足元では結衣と里奈が這いつくばって股間を押し付け、紗耶と冬香の尻の後ろでは膝立ちの理央とルナが美鈴忙しく腰を振り回して悶絶している。
　戻ったまどかと志穂は耳元で

「まどかのオマ○コも早く使ってぇ……お汁が止まらないのぉ……」

「オチ○ポ様にもグリグリして欲しいですぅ。志穂のご奉仕オマ○コの奥、めちゃめちゃにしてくださいぃん……」

等と同時に別々のお強請りを囁きつつ、耳の穴を舌先でつつく。
　最早悠の姿は後ろ手に縛られた女体の群れで見えない。
　美鈴だけが潤んだ瞳を見つめ返され、方々からの興奮が集中したたぎりを受けている。

「ん゛ッ……んあああぁぁッ！　もうダメですうううううッ！　美鈴のオマ○コはオチ○チ○様に一杯イかせてもらってぇッーーーぁッ！　イクうッ！　イきますぅううううううう！　ッーーーーーーー！」

　美鈴が得た最大級の快感に、悠からの褒美が注がれる快感も重なった。
　容赦なく子宮口の狭い入り口をこじ開ける熱性がドクドクと流れ込み、それを勢い良く飛ばす肉茎の脈が痙攣する美鈴を悦楽の底へ堕としていく。

「あ゛ぁぁあああッ！　イクッイクッイクうぅッ！　お精子様が一杯当たって美鈴は中出しでもイッちゃいますううぅッ！　ッッッ！」

　その後、噴火を続ける種汁に美鈴は奥歯を鳴らしながら全身を踊らせた。
　彼女が撒き散らす潮が悠の股関節付近を水浸しにする中、玉を伝っていく雫は冬香と紗耶に舐め清められていくる。
　しかしその雫は直ぐに白濁のマグマと代わり、二人はそれも丁寧に掬いながら尻を振り立てていた。

「ひあああッ！　オチ○チ○様もうだめぇえええ！　オマ○コ壊れちゃうううん！　ッ！」

「くッ、来るッ！　来ますううん！　ルナの奉仕穴がッ、あッ、あああッ！　オチ○ポ様にイかせてもらいますううううう！　あッああああぁぁぁあああぁぁッ！」

　美鈴の痙攣を見て妄想とシンクロさせる理央とルナ。
　体を全く刺激させることなく、中出しでイく美鈴に数分前の中出しアクメを思い返して肢体を伸び上がらせている。

「あんッ、んんんッ……まどかのお腹にも飲ませてくたさいッ。オマ○コ疼きすぎておかしくなっちゃいますぅんッ、んんッ……」

「んぁッ、はあんッ……ん……志穂のオマ○コも慰み物にして欲しいですうぅぅッ、ぁッ……」

　耳元の二人は熱い吐息に紛らせて性処理に使用されることを乞い、腰でも焦がれた想いを物語っていた。
　背中の三人も尻を突き出したお強請りを、脚の二人も仰向け時のお強請りを腰で紡ぎ、嬌声混じりに懇願している。
　ペタリと座り込んだ夕貴でさえ、床に恥部を擦り付けるようにしながらお強請りを繰り返し、口は機嫌をとるように窄まりを愛撫し続けている。
　両手が自由な二人も自然と尻を振ってしまうような状態だ。

「花音」

「はああぁぁぁッ、んッ！　たッ、ただいま……」

　名前を呼ばれ軽く達した花音。
　彼女は、背後愛撫隊が名残惜しく離れていったそこに潜り抜け椅子をセッティングし直した。
　悠が腰を下ろすと

「んんんッ！　ッ！　あぁッ……はんッ……」

美鈴は奥を突き上げられ、快感に毛先を跳ねさせた。

「良かったぞ」

「あぁ……ありがとう、ございますッ、うううううッ、ッッッッッ！　ううぅんッ……」

　美鈴の体を持ち上げて肉棒を抜こうとする悠に対し、彼女は中の杭が抜けないように無意識に締め上げる。
　結果、絶頂したばかりの敏感な媚肉がエラに引っかかりながら擦り上がり、体の末端までガクガク震るわせることとなった。