続・花嫁サークル!! 41
「シャワーアクメ」の他に「ロータールーレット」「妄想アクメ」「オナニーアクメ」「お強請り」がある。
ロータールーレットとは、専用・共通とは別に一人遊びようとして所持しているピンクローターを女口に入れ、悠がスイッチを入れた順に挿入してもらえると言うものだ。
準備ができるまで悠は後ろを向いており、誰かがローターを各カノトモの中へ埋めていく。
その後、コードを捻り合わせ、どのスイッチの先が誰に入っているのか分からないようにしてから悠がスイッチを入れていくというものだ。
一番ランダム性が高い。
妄想アクメは文字通り、妄想のみで達した者から順に挿入してもらえる。
腰が動いてしまう花音は椅子に縛り付けられるのが恒例となっていた。
つい最近追加されたシステムだ。
オナニーアクメも文字通り、自慰を披露して達した者から順に受け入れることが出来る。
ただし、使っていいのは手のみである。
お強請りは一人ひとり悠にお強請りするというもの。
誰がどのようにお強請りしたか分からないようにするため、悠は自室に控える。
そこへ一人ひとり赴き、持ち時間一分の間に言葉と体でお強請りするのだ。
しかし体を刺激させるのは不可である。
因みに、夜までに悠を受け入れた者は除外され、興奮する彼を慰める役に回る。
ロータールーレットの準備をするのもそのうちの一人となるのだ。
そんなハメ順を決める方法の一つ、シャワーアクメとはどういったものなのだろうか……。
「あんッ、ご主人様……シャワーアクメください……」
一階の浴室は他の階に比べて広い。
頑張れば六人入れる浴槽と、例の円形マットが置ける洗い場スペース、そしてシャワーは三本。
慰め役の花音と千秋は、悠と一緒に浴槽に浸っていた。
そして、浴槽を囲むようにしてM字開脚している者と、重なるようにして四つん這いになっている者が、濡れた瞳を悠に向けていた。
中央には一人、ルナが四つん這いになって尻を振っている。
今日は性奴隷コースなのでスク水の後ろ手緊縛だ。
ローションを使わない限りは基本的にタオルの戒めは絶対なのだが、慰め役の二人は緊縛されていない。
「ご主人様……もう固くなってきてる……」
右の脇に抱え込まれた花音は、悠の耳や首筋を舐めながら右手で逸物を扱いていた。
悠の右手にはシャワーノズルを外したホースが握られ、丁度いい湯加減の湯が流れ出ている。
「準備できたか?」
「当然。さっさとすれば? あん!」
左脇に抱え込まれた千秋は、乳房を掴まれて声を上げた。
性奴隷コースと言えど首輪がなければこの調子だ。
風呂場では首輪を填めることができないのだった。
千秋の手には防水仕様のキッチンタイマーがある。
このキッチンタイマー、ストップウォッチの機能も持ち合わせているのだ。
つまり、シャワーアクメとは……。
「ひああッ! あんッ! あんッ!」
右端でM字開脚している夕貴が嬌声を響かせた。
千秋が持つキッチンタイマーはスタートを切っている。
シャワーアクメとは、水流をあてられてからアクメを迎えるまでの時間が短かった者から順に挿入してもらえるのである。
「んッ! ああッ! ご主人様ッ! ありがとうございますぅッ!」
先端を押し潰したホースから鋭い水流が勢い良く迸る。
的は夕貴の陰部……裏地のないスク水生地では、敏感な突起への刺激が強い。
夕貴は捩れそうになる腰を抑え込みながら、逆に水圧の強い箇所に若芽が当たるよう股を開き続けた。
「ご主人様イきます……イきますぅ……んあッ! イクッ! イクッ! んーーーッ!」
夕貴の踵が浮き、尻が持ち上がった。
太腿がプルプル震えている。
「五分四十六秒三八。ひぁッ……ちょ、ちょっと、どこ摘んで、んッ!」
「千秋の敏感乳首だよ」
悠は悪びれた様子もなくスク水の生地を押し上げる千秋の乳頭を摘んでいた。
「ほら、次行くぞ」
「ま、待って……んんッ……」
悠の指が加減をしたせいか、千秋は吐息を漏らしつつもスタンバイに入る。
そして
「んくううう! んッ!」
紗耶が甲高い声を上げる共にスタートを押した。
「はああッん! ご主人様ッ、ありがとうございますぅ……はううぅッ!」
どんな形であれ、性奴隷の彼女たちは与えられた快感に感謝を告げるのだった。
コース選択と順番決め方法が見事にマッチしている。
恥ずかしい場所へ水鉄砲を喰らい喘ぐ様は玩具としか言いようがないだろう。
そんな辱めを受けて感謝を述べる……彼を心からご主人様として慕い、忠誠と服従を誓ったからこそ、心から告げることができ、その扱いに心酔できるのだ。
「いッ、イク! ご主人様ッ、あああ! イクううう! ッ!」
尻を高く突き出して水圧が陰核を捕らえるよう調節した紗耶は、更に腰を小さく上下させてアクメを得た。
飼い主様からの刺激を享受して貪る様子はとても卑猥である。
花音が扱く陰茎も立派に反り返り、悠が満悦しているのは明らかだ。
「ごッ、五分四十秒、んんッ……二ぃ、三んッ、ん……」
悠に乳肉を揉まれながら千秋は紗耶にタイムを告げる。
花音は剛直から手を離し、陰嚢のマッサージへ移行した。
いつもなら四、五人はいるはずの慰め役が今日は二人しかいない。
それだけ悠はまだ十分なストックがあると同時に、快感を得やすい状態だと判断したのだろう。
鎖骨から胸板へと舌を這わせながら、辛そうに跳ねる肉竿に頬を赤らめていた。
「うううんッ! ありがとうございますッ、ご主人様あああんッ! ひぃッくん!」
次は美穂だ。
風呂場に広がる甘い声が、反響によって本人の高揚も煽る。
シャワーアクメは順番が肝心だ。
後になればなるほど達したカノトモの声を聞いて子宮を疼かせている。
従って、基本的には後の者の方が有利になるのだ。
「イきますうううぅぅッあああああッ! はあああん! あッ! あうぅッ! んッ……」