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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 40

 理央の腰はお強請りの動きを見せていた。
 窓ガラスで豊乳が押し潰されるも、両手がカーテンレールに拘束されているため何の抵抗も出来ない。
 因みに、窓の外はベランダ。
 里奈の部屋は二階にあるが、誰かに見られる可能性はほぼない。

「世界の皆に謝りながら快楽に堕ちるのね……淫乱戦士リオタン」

 里奈の親指がダイヤル回す。
 一気に、回り切らなくなるまで……。

「あああううぅッ! イクッ! イクうううッ! 皆ごめんなさいいいッ! 淫乱戦士リオタンはあああッ、リリナ様にッ、イかせてもらっちゃのおおぉおおぉッ!」

 理央の髪が跳ね、腰が踊る。
 胸は更に押し付けられて無惨に歪んだ。

「ふふふっ。もっとイっていいのよ? って言うか、イって? 私に下僕リオタンの鳴き声を聞かせなさい」

 里奈がクロッチから指を通し、ショーツを引っ張り上げる。

「ひいいいいッ! イクうううん! イってるのにイきますううううう! ッ! ああッ! ッ! んぐうううッ!」

 吹き上がった潮は腿を伝い、ニーハイソックスにも染み渡る。
 床にも飛沫を飛ばしながら、魔法戦士リオタンは絶頂の中でリリナの下僕に堕ちたのだった。



 そんなこんなで陽は西へ傾いていき、それに伴ってバイト終えた者が次々と帰宅したのだった。

「先週はカルボナーラだったと思うんだけど……?」

 差し出された夕食を見て、悠は苦笑していた。

「それで?」

 冬香はやけにニッコリしている。

「うん……これ、ミートスパゲティに見えるんだけど……」

「気のせい」

 意味深な笑みを浮かべる紗耶。
 キッチンからは

「パスタって手軽すぎだよねっ」

「湯がいてソースかけるだけっと……」

「はーい次揚がるよー」

という遣り取りがしっかり聞こえている。

「寧ろご飯とか後回しで良くない?」

 まどかは皿を差し出しながら零す。

「後回しって? 晩ご飯が朝ご飯になっちゃうよ?」

 美穂が首を傾げている。

「そうよ。まどかは起きてられる自信があるの?」

「…………ない」

 小春に問われ、まどかは首を横に振った。

「分からなくもないのです」

「我慢できないようっ」

「もうっ……腰動いてるし」

 腰で待ち遠しさを主張する花音の尻を夕貴が軽く叩いた。

「ま、そういうこと」

 冬香はやはりニッコリして悠の様子を窺った。

「お前らな……メシの時くらい普通の会話しようとか思わないのか?」

「『晩メシの時くらい』だと思う」

 夏希がニヤリと微笑した。

「あ、あの……全部揃ったことですし、早く食べませんか?」

 頬を赤らめながら美鈴が言い

「時間が惜しいわ」

結衣が同意する。
 声を揃えての挨拶が終わり、皆フォークを手に取った。

「ダーリンダーリンっ。新しいトコはどうだった?」

 早々、花音が身を乗り出す。

「普通のトコだった。今回は中学三年生のコで、結構良い子だと思う」

「良い子って? 見た目?」

「見た目も悪くないけど、性格の話だって」

 愛に訊かれ、悠は呆れ気味に返した。

「紗耶どうだったんだ? 例のウサギ」

 先週、元気がないウサギの話を聞いた悠がその後の経過を尋ねた。

「……寿命みたい」

 紗耶の表情は変わらない。
 声だけが微妙に弱々しい。

「そう……」

 小春はあからさまに沈んだ声で漏らした。

「……千秋が担当してた猫はどうなったの?」

 何かを感じ取ったルナが流れを変えようと試みる。

「バイト中に連絡が来てた。明日会ってくる」

「良かった……」

 夏希は安堵を漏らしていた。

「あ、そうだっ……」

 何を思ったのか、愛が急に悠の方へ身を乗り出す。

「ダーリン! 私にトルネードサーブを教えて!」

「お前、それどこで聞いたんだ!?」

 突然のことに驚く悠。
 彼の記憶では、愛にその秘技を披露したことはないのだ。

「今日、姫に使われてさ。一回も返せなかったの!」

 愛は悔しそうに純華を見遣った。

「私、次は負けたくないっ」

「嘘……姫、愛にかったの……?」

 まどかは驚愕を浮かべている。

「悠さんが血と汗の滲む特訓をしてくださったおかげです」

 ニコリと笑う純華。

「攻略するのは簡単だ。まあ、時間が出来たら教えてやるよ」

「ありがとっ。ダーリン大好きっ」

 愛のデレっぷりは負けず嫌いとのギャップが激しい。
 外での彼女しか知らない者が見れば度肝を抜かれるだろう。
 男ならイチコロだ。
 悠がいる限り、もうそのギャップを体験できる男はいないだろうが……。

「あっちゃんだけ抜け駆け? いいないいなって言っても私はテニスなんてしたことないし、運動音痴だし、ついでに方向も音痴だったりするから……ヤバい!?」

「「……何が?」」

 理央に向かって一斉にツッコミが飛んだ。



 後片付けも終わり、一段落ついた。
 誰もがそわそわしている中、ルナが代表して箱を机の上に置いた。
 箱には割り箸の思われる棒が三本、穴に刺さっている。

「じゃあ、今日もどっちでも良いってことだから、恒例のくじ引きを行いまーすっ」

 悠はルナと、彼らを取り囲むメンバーに促され、棒の一本を引いた。
 箱に入っていた部分に貼り付けられた紙に書いてある文字を悠が読み上げる。

「……性奴隷コース」

「ふふっ。ご主人様、今夜も卑しい性奴隷どもにたっぷり精子をお恵みくださいね……」

 ルナは妖艶に微笑む。
 因みに残りの二本は「イチャラブコース」と「お任せコース」だ。
 イチャラブコースは彼女としていちゃいちゃラブラブした絡み、お任せコースは彼女達が各々希望するスタンスでの絡みを指している。
 ルナはその二本と悠の一本を回収して後ろ向くと、箱に新たな五本を入れて悠の前に置いた。
 悠は再びその中の一本を引いて、紙に書いてある文字を読み上げる。

「シャワーアクメ」

「「はい、ご主人様……」」

 皆が声を揃える。
 この五本は悠を中へ受け入れる順番の決め方が書かれているのだ。

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