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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 36

 そして肉竿を光らせる花音の淫汁がすっかり美穂と夏希との口液に塗り替えられてしまうと、両腕の力を抜いて花音の腰を沈めさせていった。

「あふうううんッ! ダーリンんんん! ぁぁッ、くうん!」

 膣壁を押し開かれる様子が脳裏に描けるほどしっかりした剛直の感触に、花音は骨の髄まで響きそうな痙攣を身体の隅々まで走らせる。
 さっき出て行ったことを非難するように女口を締め上げ、中の居心地の良さを訴えるように柔肉を絡み付かせた。

「あッあッあッんんんんんッ! ダーリンのオチ○チ○がッ、はあああん! 奥まで来てるうううッ! オマ○コのッ、奥までッ、来てるううううう!」

 花音は子宮口を何度も叩かれ、硬直した身体を震え上がらせる。
 腰を砕く衝撃に乗った快感が一直線に脳天まで達していく。
 悠の手によって自由に腰を動かされ、容赦なく柔襞を擦り回され、奥の奥までガンガンと突き上げられ……しかしそれが花音が待ちに待っていた行為であり、悦びのあまり肉茎を強く包み込み、潤滑油を溢れさせた。
 だらだらと節操なく流れる愛液は陰部が勢い良く密着する度に弾け、陰嚢を舐め上げている美穂や夏希の顔に飛沫を飛ばしていく。

「あんッ! 中に出してッ! ダーリンの精液ぃぃぃッ、花音のッ、子宮に……ひあああああああッ!」

 勢いを増す穿ちに花音はガクガク震え、黒髪のツインテールを卑猥にうねらせた。
 はしたなくいやらしい音色が室内に反響し、悠を囲む彼女たちは顔を上気させて奉仕に拍車を掛けながら腰を捩らせる。
 彼の頭に豊乳を寄せる三人は乳首摘みながら胸を揉み、更に強く圧迫させ合った。
 陰嚢の二人は玉を一つずつ分け合って舐め、吸い付き、転がし、花音が貫かれている一点に羨望を向けながら、中に放出されるであろう精液が自分たちの顔まで溢れ返るほどの勢いで飛び出るように期待を込めて媚びていた。
 足の二人は指の一本一本がふやけるまでくわえ込み、甲にキスを浴びせ、裏を舐め回し、聞こえてくる激しい交わりにお強請りの腰振りを繰り返しながら自慰行為に及んでいる。
 里奈も両手で自らを慰め、彼の乳首に飽きを感じさせない口舌奉仕を繰り返す。
 様々な嬌声が溶け合う中、花音は一人抜き身出てメインを張り続けていた。

「イクイクイクイクッ! いいいいいぁッ! イクうううううううッーーーーーッ!」

 花音の背筋が弓の様に反り返った。
 後頭部を悠の左肩に乗せて胸を大きく張り、恥丘を突き出して絶頂に打ちひしがれている。
 恥ずかしく勃った淫核も乳頭も、伸ばしきった足先も舌先も、快感が走り抜けている様子を示すように細かく震え上がっている。
 今花音の中には夥しい量の白濁が勢い良く噴き上がっているのだった。
 子種を弾き飛ばす度に持ち上がる玉を舌で支える美穂と夏希は、自分の中に出されているかのように恍惚の表情を浮かべていた。
 剛棒が根元までぴっちり埋まった状態の射精……目の前の花音が今まさに子宮口で接射されていると思うだけで淫蜜が腿を伝っていく。
 その快感を知っているだけに、軽いアクメを迎えそうな程感じてしまう。
 顔に飛び散る潮をそのままに、暴れる精巣へ舌を押し当てながら物欲しそうに尻を振っていた。
 美穂や夏希のみならず、悠を囲む誰もが同じ状態だ。
 花音の体や声が報せる絶頂が悠の噴精を否が応でも悟らせ、だらだらと新たな愛液が湧き出し腿を伝っていく。
 それでも拭おうとせずただ腰を振って羨望を表し、お強請りを続けていた。



 授業表の提出は学年、学部で時間が分かれているわけではない。
 ガイダンスがないためだ。
 教務課という部署がある廊下に沿って設置され学年、学部別の提出箱に、授業登録票を置くだけでいいのだった。
 時間割は明後日教務課へ取りに行き、次の日には登録変更やミスの修正が行うことができ、次の週の頭から授業開始となる。
 悠が授業登録票を出し終え、家庭教師として今後通うことになる城田(しろた)宅に向う頃には十四時を回っていた。
 その頃にはルナを始めとした恋人達もそれぞれやるべきことをやっている。
 ルナは先述の通り式場でのバイト。
 他にも、美穂は百貨店内にある若者向けのレディースファッションを扱う店で、志穂はセレクトショップで、結衣は本屋で、まどかはファミレスで、冬香はスーパーで、小春は喫茶店で、千秋はコンビニで、夕貴はファーストフード店で、各々汗を流していた。
 愛は今日はサークルの方に行っている。
 ある歯科で受付のバイトしている夏希も、土曜は午前中のみで今は帰宅していた。
 ボランティアに行く準備をしているようだ。
 バイトをしていない者……純華はテニスのサークル活動に参加し、里奈は録り溜めたアニメの鑑賞、何故かそれに付き合っている理央と美鈴。
 紗耶はボランティアが行われている中学校へ赴いている。
 就活のためバイトを辞めた花音は今日はショッピングに充てていた。

「久遠です」

 インターホンで応答した、おそらく城田宅の奥さんに悠が答えて間もなく、玄関のドアが開いた。

「いらっしゃい。家庭教師の人ですよね? まあ、上がってください」

 その言葉に甘え、悠はリビングへと通される。
 そこは一般的な一戸建て住宅で、特に変わった様子もなく、奥さんも飛びっきり美人というわけではなかった。

「明(あかり)っ。降りてきてー」

 麦茶の入ったコップを置いて直ぐ、城田奥さんは二階に向かって声を張り上げた。

「ちょっと待ってて下さいね」

 そう言って台所へ入った奥さんに

「あの、お構いなく」

と悠は少し身を乗り出した。
 そこに、一人の女性が入ってきて開口一番に

「ふーん……結構カッコいいじゃん」

と悠への感想を漏らした。

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