続・花嫁サークル!! 32
朝。
途中で誰か起きたのか、悠たちの体には毛布が掛けられていた。
しかし今は春先。
「ん゛んんッ! くふんッ……ぁぁぁぁッ……」
下半身を丸出しではさすがに肌寒さがあるので、彼女は声に気を付けながら彼の朝勃ちを受け入れると、前に倒れ込んで毛布を掛け直した。
丁度彼に尻を突き出すような格好で、脚にしがみついたような体勢である。
彼女の腰が動き始めると微かに鈴の音が鳴り始めた。
「はぁん! ぁッ……ご主人様ぁッ、んんッ! あん……あんッ!」
その体勢では深く受け入れることが出来ず、しかもゆっくりとした腰の動きなので焦れったいことこの上ない。
しかし今の目的は快感に狂う様を見せつけることではなく、朝勃ちの苦痛を労りながら心地好い目覚めを迎えてもらうことにあるのだ。
「ああぅ……ご主人様ぁッ、ぁぁ……んッ! はあッ……くうんッ……」
ベッドの上に寝顔が並ぶ中、不自然に蠢く毛布。
その腰使いを繰り返す彼女はゆっくり前後に動きながら彼の脚に乳房を滑らせ、足の指を舐め回している
優しいとはいえそれだけの不自然な刺激が加われば、悠が目を覚ますのは最早必然のことであった。
「ん、んん〜……はぁ……」
微睡みの中に感じる、腰から下の肌触り。
体温の温かさが心地好く滑る脚に、熱い滑りが這い回る指、蕩けそうな締めつけがさするように動くイチモツと、どれも淫靡な刺激である。
「……今日の目覚ましは千秋のココッ、かっ」
「ひゃんッ! あんッ!」
悠は二、三度軽く腰を突き上げ、起きたことを伝える。
「おはようッございます……あううん! ご、ご主人様……」
身を起こすのに伴って肉棒は深々と埋まっていき、子宮口に強い圧迫を得られた千秋。
当然毛布は滑り落ち、肩越しに熱視線を送る千秋の上気した横顔や白い肌が悠に晒される。
一際目を引く、赤い首輪も……。
「ご奉仕穴ではご不満でしたか……? お目覚めはやはり、口付けと舌射の方が爽快でしょうか? んッ……」
千秋は腰を振らず、根元まですっぽり受け入れたままの肉棒を強弱をつけて締め上げながら視線を向け続ける。
因みに口付けとは勿論そのままの意味ではなく、口や舌を駆使した男根への愛撫のことで、舌を伸ばして精液を強請る彼女たちへ放つ舌射は寧ろ顔射に近い。
「ココで起こしてもらうのも好きだよ。っていうか、千秋たちに起こしてもらうならどんな方法でも最高だ」
「あぁッ、ご主人様……好きです……。千秋は嬉しくてッ、んんッ! 全力でご奉仕ッ、したくなってしまいます……ああッ! ひゃうううんッ!」
千秋は少し前のめりになり、その卑猥な腰使いを見せ付けた。
彼女の中へ出入りする肉茎が蜜塗れになってテカテカ輝き、それを包み込むことで塗り重ね、腰を上げて擦り取っていく。
そんな事を素早く繰り返す度に鈴が鳴り響き、高らかな嬌声と共に朝を知らせていた。
「ん……」
「ふぁ〜……っ……」
直ぐに前日担当者たちは、疲労による深い眠りから意識を掬い上げられた。
「んっ、んん……おはよう、悠」
「悠さん……おはようございます」
激しくなる鈴と響き渡る甘い声。
その元凶に目を遣って状況を把握すると、次はもう彼を見上げて何事もなかったかのように言葉を交わす。
そしてそれを紡いだ口は、悠の肌に押し付けられるのだった。
胸板の二人は乳首を優しく弾き、両腕の二人は二の腕に頭を置いたまま手を胸元へ導ながら首筋や鎖骨などを舐めている。
「腰がッ、止まらないッ……んんッ! ご主人様ぁぁぁッ! あうんッ! 朝一なのにッ、ご立派過ぎますううう! ひうううううッ!」
千秋が腰を下ろす度に乾いた音が鳴り響いた。
悠の膝に手を付き、身体全体を大きく伸び上がらせ、勢い良く落ちる。
それを早いスピードで繰り返しながら金髪を項に踊らせ、ペットの証を見え隠れさせている。
流し目に悠を見つめ、快感に喘ぎ、激しく上下に振られる鈴を誇示するように白い喉を反らしていた。
「朝から激しいキスだな」
「あんッ! だってえぇッ、濃厚なお精子様ッ、子宮にいたッだけるなんてッ、あうッ! 考えただけでッ! んあああああッ! マン汁止まりませんッんんんんんぅッ!」
前のめりなった千秋は、今度は腰だけを激しく上下させる。
彼女は穿ちの全てが子宮を押し上げるように勢いを増し、その快感に収縮する壺肉で悠の朝に快感の一時を与えていった。
「いッ、イクッ! ご主人様あああッ! 寝起きのオチ○ポ様に腰振ってッ、ひううッ、イかせていただくッ浅ましいエロウサッをッ、可愛がってくだッ、ひゃいいいいいいッ! いんッ! ッ!」
千秋の腰が震え、それ頭の先へ、足の先へと末端まで及んでいく。
「ッ! ッ! イクううぅッ……お精子様ッ、中出しッ、ぅッ! 千秋のッ、子宮にぃぃぃッーーーッッッッッ! ッーーー!」
タッチの差で噴火した精を全て子宮口に打ち上げれ、力強い躍動に千秋は後ろへ倒れ込みそうな勢いで顎を高く突き出した。
悠の朝勃ちにイき果てる後ろ姿を鑑賞されながら、彼の腰にぴったり押し付ける陰唇の奥で柔肉をディープに絡み付かせ搾り上げる。
それは絶頂に伴う痙攣で起こってしまう収縮に他ならず、射精途中にくらうとたまったものではない。
いや、射精前でも射精後でもこの上ない快感を悠に与えるのだった。
「あぁッ、あ〜……最高のキスだったぞ、千秋……」
「……ッ! んんッ……ありッ、がとう、ございます……ごしゅッ、人様……ッ……ぁぅッ……」
悠は数回力み、全て出し切ろうと意図的に愚息を跳ねさせる。
その頃には溢れかえった白濁が陰毛付近に溜まり、彼女が腰を上げる瞬間を前日担当者の四人が顔を寄せて待っていた。
「あ……んんッ、ん゛ッ! くふぅッ……」
千秋は再び前へ倒れ込み、同時に膣口を弛緩させた。