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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 28

「この程度じゃイけないか……」

 悠からはお強請りに振り乱されている腰は見えないものの、髪の弾み具合は絶頂のそれではない。
 何より、淫蕩した瞳を快感に歪めながらも物乞いの視線で彼を見上げているのである。
 軽く椅子を引いた悠は背もたれに体を預けきった。
 変わらず股間で喘ぐ彼女たちの、苦しそうに浮き沈みしている背筋の一部が視界に入る。

「あッーーッ! うううッ! ご主人様ッお願いしますッ! お願いしますううッ!」

「ご主人様ッーーーあぅッ! あああんッ! お願いッ! 致しますッ! んくうううッ!」

 彼の両足が床から離れると、二人は一様に喉を反らしていた。
 そして、必死にイチモツへ頬擦りを始める。
 それはご奉仕のお強請りに違いないのだが、今はご褒美欲しさ故のご機嫌とりをしているのだ。
 頬を上気させ、一番のフェチパーツを奉仕道具に至福の興奮を誘う二人。
 同時に、玩具を押し上げる彼の足へ自らも腰を突き出し更なる刺激を求めている。
 その甲斐あり、悠の手は先程とは別のコントローラーへ向けられたのだった。
 そっちはツマミを上げ下げさせるタイプのものではないらしい。
 ダイヤルのようなものを回すタイプのもので、強弱のレベルが「8」までの数字で表されている。
 二つとも「1」に合わせられているダイヤルを、彼の指は振動が強くなる方へ、回らなくなるまで一気に回したのだった。

「あ゛ああああああイぎまずうううううッ! ッーーーッッッッッ! ッ!」

「ッーーー! イクイクイクイクイクうううううッーーーーーん゛ん゛ッ!」

 純華と小春は弾かれたように顔を上げ、僅かしか離れていない互いの頬の間ある陰茎を更に強く挟みながら、足によって押し込まれる褒美をしっかり享受した報告を上げた。
 快楽に染まるいやらしいアクメ顔を飼い主として眺めながら、彼は

「んはあああッ! 理央ッ、五ッ回目、イっちゃうううぅッーーーん゛ん゛ん゛ッ!」

「イクうううッ! ご主人様ああぁッ! 紗耶の四回目ッ、四回目ぇッ、見てッくださいいいいいッ! ひぐうッ!」

そんな声も聞こえた気がした。
 悠が玩具の強度を戻し、また始まったお強請りの感触を堪能しつつ授業表を埋めにかかった頃、ルナの部屋には担当者四人と里奈を除くカノトモが集結していた。

「ごめーん。遅くなっちゃった」

 夕貴は漸く授業を組み終え、その話に合流出来た。

「おーそーいー。もう決めちゃったよ?」

「え? もう?」

 花音に言われ少し驚きつつ彼女は床へ腰を落ち着ける。

「うん。紗耶は目覚まし時計の方向で」

 決まったものを愛が告げ

「目覚まし時計?」

夕貴は首を傾げた。

「ほら、朝冷食ばっかだしさ、それでいこうってことになったの」

 美穂は少し伸び上がりながら理由を付け加える。

「あ〜……それで……。でもまさか、こんなに早く決まるなんて思わなかった」

「最近結衣はお寝坊さんだねーって話から閃いたんだよ」

 申し訳無さそうな夕貴に冬香が経緯を伝えた。

「あっ、確かに。携帯小説にハマってるんだっけ?」

「えぇ。書き始めたら止まらなくて」

「「え? 書く?」」

 結衣の返しに一同の眠気が吹っ飛んだ。

「か、書いてるの? 小説……」

「いけない?」

「いや、ダメってわけじゃないけど、意外って言うか何というか……」

「意外? どうして?」

 それに対して上手い返答が出来ない千秋。

「読むのが好きだとばっかり思っていたのに、書くことにも興味があったんだーっていう意外性……ってことでしょ?」

「そう! そういう感じっ。スッキリした〜」

 ルナが上手く言葉にし、千秋のつっかえはいとも簡単に取り除かれた。

「私読んでみたいかもっ」

「まどかには刺激が強いわ」

 結衣は何故か微笑を浮かべる。

「官能小説……」

 夏希は内容を把握したらしい。

「わわっ、私だってそれなりに耐性付いてきてるし」

「それなりって言うより、もうすっかりって感じよね?」

 他意はなかった志穂だが、まどかは少し頬を赤らめる。

「寧ろのめり込んでない? みーちゃんもそう思うよね?」

「っ! 私はそんなっ、その……」

 突然の愛の悪戯に美鈴は恥ずかしそうに言葉を詰まらせた。

「そうね……例えば……」

 結衣は少し身を乗り出し、まどかの目を見詰めた。

「夜の公園で首輪を引かれたり……」

「あ、わかるわかるっ。マーキングさせられた時は軽くイっちゃったし……」

「ま……マーキングって……うそっ……」

 冬香の同調にまどかの頬は朱を深める。


「土下座してお強請りさせられた挙げ句、頭を踏まれたり……」

「結衣にも解るんだ……」

「あの惨めさが……ゾクゾクぅってなっちゃう……」

「志穂リン? 美穂リン?」

 まどかの落ち着きがなくなっていく。

「電車の中で何回もイかされたり……」

「ゆーちゃん何で赤くなってるの?!」

「着てるものビリビリにされて、荒々しく犯されたり」

「それ、お漏らし止まらなくなるよ?」

「あっちゃんは何でそんなこと知ってんのっ?!」

 焦り気味に突っ込むまどかに対し、結衣は

「貴重な意見、ありがとう」

と目を細め、続けるのだった。

「一日中胸ばっかり責められて、焦らされて、最後の最後にやっと挿れてもらえたり……」

「あいつ……ダメって言ってるのに……」

「ち、千秋?」

「逆に、一日中アソコを舐めさせられたり」

「いやいや舌疲れるし、顎外れちゃう」

 とまどかは言うが

「……一日じゃ足りない」

という夏希の呟きを聞くこととなった。

「体中にエッチな言葉を書かれて、撮られて、待ち受けにさせられて……」

「携帯見るの……ドキドキでした……」

「あのー……みーちゃん?」

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