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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 20

「ダーリンっ」

 自宅を前に、悠は左腕を絡め取られた。

「愛も今帰り?」

「うん。もうすっごい疲れた〜」

 愛は甘えるように頬を寄せながら、悠に続いて中へ入る。

「でも一杯ご奉仕するから安心して? あの写メ見てから、あたまん中ダーリンで一杯だし……」

「そう言えば愛から一通も来てないな?」

「え? 何が?」

 そう彼女が返したと時、悠はリビングへのドアを開いてしまったのだった。

「ただい「あああッうううううんッ!」

「オカシクなるッ! オカシクなるうううッ! あ゛ッ!」

「イかせてイかせてイかせてええぇッ! お願いッしますううぅぅぅッ!」

 そこには嬌声が吹き荒れていた。
 床の上で、ソファの上で、目を横に向ければダイニングのテーブルの上で、下で、椅子で、大好きな恋人たちが皆全裸で各々に股間辺りを刺激している。

「お帰りッなさいませぇ……ご主人様ぁ……」

「千秋……?」

 背後から鈴の音を聞かせた千秋は悠の背に身を預け、彼が振り返ると共に四つん這いになる。

「たった今ぁ……ッ、七時間目の課題ッを、終えましたぁ……んッ……」

 上目遣いに告げた千秋は向きを変え、悶絶する秘部を両手で慎重に開き、報告とする。

「七時間目……あぁ〜、純華への指示を聞いてたのか」

 ニアリーイコールの解釈に千秋は何も言わず、代わりに

「あぁぁぁご主人様……エロウサ千秋の奉仕穴にご褒美のお仕置きしてくださいぃ……」

両手を床に戻し、膝の間隔を大きく開き直し、上体を下げて腰を突き出し、腰を振ってお強請りを始めた。
 悠はそれに背を向け、改めて室内を見回すと

「それで、これか……」

と、純華への指示が伝染した事実をその光景で確認する。

「イきますうぅッ! ケツマ○コッほじッられてッヨガるッ変態牝豚ッでッ申し訳ありませんんんぁあああぁぁあッ! くひぃぃぃぃぃんッ、あッ、はああぁぁぁッ……」

 背中に手を回したルナが悶絶し、数秒腰を振り乱した後、わななく身体を踏ん張らせる。
 そして、待ちに待った彼氏の帰りを知った。

「ご主人様っ!」

「え?」

「うそっ」

 ルナの声に、皆首元の鈴を響かせる勢いでドアの方に顔を上げる。

「ご主人様ああぁ……」

「はんッ、お帰りなさいませぇ……」

「あうぅッ、遅いですうぅ……」

 口々に言いながら、しかし同じ様に彼へ這い寄って鈴の音を聞かせる。

「ただいま」

 忠誠の眼差しを受ける中で、悠は一人ひとりの顔を見ていく。

「そのカッコは?」

「ご主人様にたっぷり遊んで欲しいから……」

 結衣はそう言って、向きを変える。
 彼女のみでなく、彼の視線が外された順に向こうに見える千秋と同じ様にお強請りを始めるペットたち。

「嬉しいよ」

 優しい顔は今だけだ。
 意地悪に彼女たちを責めた方が、今の彼女たちにはご褒美になる。
 それを知っている悠は、彼女たちの思惑通りに誘い出されたサディスティック願望を彼女たちが望む通りに発散させる。
 ピンポイントの弱点は同じ性奴隷とはいえ微妙に異なるものの、マゾという大きな括りで同じ様に責められても彼女たちは興奮できる。
 心で大好きなご主人様の責めには身体が反応してしまうのでどうしようもない。

「そのまま待ってろ」

「あ、の……私は……どうしたら……」

「愛の好きなようにしたらいいよ」

 この状況の理由を知らない愛の躊躇いに悠は優しく笑みを浮かべる。
 それは、今は愛がどう振る舞っても応えてくれるという事を意味している。
 従って彼女はリビングにある階段を上がって行った。
 ペットの証は自室に置いてあるから……。

「夕貴は?」

「自分の部屋にいると思いますん……」

 他のカノトモと同じく、悠の命令に従ってお強請りを続けながら千秋はそう告げた。

「そっか……七回も寸止めしてないだろうけど、除け者にすると怒るよなぁ……」

 呼ぶか否か悩みながら、彼は自室へ戻るべく踵を返した。
 丁度、千秋の方へ向いた事になる。

「足りない分はエロウサがお手伝いして発情させておきましたぁ……」

 言いながら、相変わらず尻を振っている千秋。

「へぇ……気が利くな……」

 気を利かした理由など、悠には火を見るより明らかだ。
 お望みに応じ、千秋が誇示させている涎塗れの陰唇に中指を埋めていく。

「はぁん! ご主人様ぁあッ……ありがとうございますッううんッ!」

 彼女は与えられたご褒美を締め付けながら、お強請りの腰振りをご奉仕のそれへ変化させる。

「はぁあん! ご主人様のぉッ、お指ぃぃぃん! ひゃあう! ひゃあ! ああッ……」

 腰を上下させながら男らしい指に秘部を熱くさせ、ドロドロに仕上がる蜜壺を自らの加減で刺激させていく。
 くすぶる程度に鎮まった快感を再燃させるには、指を与えているのが悠だという事実だけで十二分だ。
 直ぐに頂上が見え始め、千秋は夢中で腰を揺すり背筋を波立てる
 しかし彼の指はそこで抜かれた。

「ああッ! ご主人様、イかせて下さいッ! イかせて下さいぃッ!」

 自然と起こるお強請りの腰振り。

「さっきよりエロい腰つきだな。手を抜いていたのか?」

「そんなことありませんん! ご主人様ッ、お願いします……お願いしますぅ……」

 お強請りを続けている他のペットたちは、悠の言葉を聞いて腰振りにいやらしさを意識させる。
 腰を捩るように、振り幅が大きくなるように、より多くの蜜が太腿へ落ちるように……千秋が訴えるように手を抜いているつもりはないが、より卑猥さを際立たせるよう奮闘した。
 それを横目に彼は直ぐそこの自室へ戻り、荷物を置くと、「共通」と貼り紙のされた旅行用のトランクからラバー製のパドルを引っ張り出し、部屋を出た。
 元々は純華のお仕置きの為の寸止めオナニー指示である。
 それを選ぶのは必然に近い。
 未だ腰を振り続けて次の指示を待つ恋人たちを横目に、彼は夕貴の部屋へ赴いた。

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