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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 17

 夕貴は直ぐに飲み込み、携帯で何かし始めた悠を見上げながら残滓処理に取り掛かった。
 丁度その頃……。

「ひゃんッ」

 美穂は小さく嬌声を上げた。

「危なかった〜……ショーツが冷たくてイきそうになっちゃった……」

 らしい。

「穿かない方がいいかしら……」

 ショーツを摘み上げた小春は、美穂の様子を見て身に付けることを躊躇う。

「ヘタに刺激を与えない方がいいかもね。外に出る用事もないし」

 冬香がそう零したところに

「だあぁぁぁぁあっ!!」

何故か理央が悲鳴を上げた。

「何? イっちゃった?」

 志穂が訊くも、理央はブンブン首を振って違うと伝える。

「じゃあ何?」

 結衣は、早く言えと視線に込める。

「お米……ない……」

「「え!?」」

「どど、どーしよう……昨日あっちゃんが、ああ、『明日、よろしく』って……」

「と言うことは……紗耶とはーちゃんと理央と姫は、買い物に行かきゃ……」

 花音が気の毒オーラを含ませて呟いた。

「……仕方ありません。決まりですから」

「そうね。お昼を済ませたら買いに行きましょ?」

 朝食は個々で作り各々で摂るが、夕食は基本的に皆で作り、皆で摂る。
 買い出しは時間のある担当日の誰かががたんまりと買い込み、なくなってくるとその都度買い物へ行くシステムだ。
 しかし、今日は少し訳が違っている。
 米の買い出しの場合、担当日の四人で買いに行き、ニ俵購入するのだ。
 従って、一人担当と担当者がいない日には米がある状態にしておかなければならない。
 全員で愛を深め合う日は全員が担当日のようなものなので、皆で話し合って買いに行けば済むのである。

「じゃ、作りましょ?」

 紗耶は幾分か落ち着きを戻した身体を起こす。

「ちょ、ちょっと待って、計画的に策を練った方がいいと思うわ」

 志穂はそう言って顎に人差し指を当てた。

「そうね。命令実行時、スーパーにいるかもしれないし……そうなったらどうする?」

 ルナは微笑し、

「ご主人様の命令は、絶対……」

と付け加えた。

「うッ、うそ……そんな所で……ぁぁッ、寸止めッ……」

 まどかは引いていった高ぶりを感じ、小さく腰を捩る。

「にゃはあんッ……」

 何故か夏希はおちょくるように鳴いてみせた。

「そ、そうね。取り敢えず今から行きましょうか。おトイレでして、買い物して、帰ってきてからして、お昼……?」

「でしたら早く準備しませんと……」

 純華は急いでショーツを穿こうとした、その時。

「?」

 結衣の携帯が振動し始め、それを皮きりに

「あ……」

「ぇっ……」

次々と各々の携帯が何かの受信を知らせ始める。

「ふふっ……ゆっくん……」

 差出人を確認したルナは妖艶な笑みを零す。
 あの画像に対してどんな蔑みを浴びせてくれるのだろうか、と期待しているのだ。
 しかし

「えっ……あッ、んッく……」

添付されていた画像を見て、小さく腰を振ってしまう。

「うそぉ……ああッ、こんな、いっぱいぃッ……」

 花音も自身の携帯を見つめ、動き出してしまいそうな腰を熱くしている。

「ミルク……んはぁッ、欲しい……んッ……」

 夏希は舌を出して今にも画面を舐めんとする勢いだ。
 ……そう。
 添付されていたのは、夕貴が大きく開いた口の中にたっぷりと精液が溜まっている様子を見せ付けた画像だ。
 それを見た彼女たちは、再燃した自慰衝動を腰を振って耐えるしかなかったのだった。
 そして別の場所では……。

「ふぅん……」

 里奈は時計を見て息を吐いた。
 『ドラゴン・ファンタジー』というRPGの村人B学内選考オーディションまで中途半端に時間が余ってしまったのだ。
 とは言え軽食を取るわけにもいかない。
 学内とはいえオーディションである。
 リップノイズや滑舌には細心の注意を払わなければならない。
 彼女は取り敢えず購買でお茶を購入すべく歩き始めた、まさにその時。

「?」

 携帯が震え、何かの受信を伝えた。
 差出人を見て胸を高鳴らせる里奈。
 しかし……

「はぅッ……と、突然すぎるのですぅッ……」

添付画像を見て、急いでトイレに駆け込んだ。
 更に別の場所では……。

「ねぇ、何食べる?」

「パンな気分かな〜……美鈴は?」

「ツナマヨおにぎりですっ」

「好きだね〜」

「飽きない?」

 美鈴は友人たちと昼食を買いに学校近くのコンビニへ赴いていた。
 何時までも飽きないツナマヨおにぎり二つとミニサイズのお茶を手に、友人たちの選定を待っている。
 そこに、やはり携帯が何かの受信を伝えた。
 美鈴は差出人を見て、冷たい染みに新たな蜜を垂らしそうになってしまう。
 何しろ、彼女の恥丘はツルツルに剃り上がっているのみならず、彼女が誰のモノかを明確に記されているのだ。
 受信したメールには特別淫らな期待はしていないが、彼の名前を見るとそんな自分の身体を意識してしまうのである。
 そして美鈴は、添付された画像を見てしまったのである。

「っ!? ぁッ……ッ……」

 心地好い身震いに襲われ、美鈴は膝頭を擦り合わせた。

「あ、あの、先に行ってます……ッ……」

「え? うん……」

 彼女は急いで会計を済ませると、小走りに学校へ戻った。
 更にそのメールはこんな所にも……。

「山谷さん。先に休憩入っちゃって?」

「あ、はーい」

 フロアチーフに言われ、彼女は控え室に戻った。
 パチンコ屋の五月蝿い音が響いて来るも幾分か慣れたようだ。
 それよりも体力勝負な作業内容が意外で、愛はトレーニング代わりだと言い聞かせて勤しんでいた。
 彼女はロッカーから財布と、勿論携帯も取り出す。
 そして、携帯が何かの受信を知らせるようにチカチカ光っていた。

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