続・花嫁サークル!! 13
しかし今回は鑑賞してくれる主がいないのである。
更に開始時間が決まっていて、皆でそれを待っている。
そんな状況に、不思議な気分を抱いているのはまどかだけではなかった。
「時間が来たら自分でしなきゃいけないとか……その都度『よし』って言われた方が楽だよ……」
そう洩らした冬香は、早く秘部に触れたくて仕方がないのか既に手が内腿に触れている。
彼女は今「待て」に相当する状態に早くも欲情しているのだ。
「でも今日は自己管理よ。一日中悠の命令を意識しなきゃいけないの……ね? 姫?」
「はいッ……ご主人様のッご命令は、絶対ッですッ……」
一人首輪を巻いている純華は、小春に振られて自分へ言い聞かせるように答える。
「あと二分」
夏希が時の経過を告げる。
「あぁッ、なんで長く感じちゃうッのぉ?」
「それだけ楽しみにしてるって事……ッ」
里央の嘆きに紗耶は心中を分析する。
自分も同じ状態であることを再認識しながら……。
「……焦れったい」
やるなら早くやればいいのに……結衣はそんな口振りだ。
しかし彼女も「待て」と言われているような状況に酔っている。
その証拠に、皆と同じ様にその時を待っていた。
「あっ、あと一分……んぁッ……」
花音は刻一刻と迫る時間に責められ、動きそうになる腰プルプル震わせていた。
抑え込めば込むほど腰が熱くなってしまう。
早く思い切り尻を突き出し、振り乱したくて仕方がない。
「んんッ……ぁッ……」
志穂はそっと瞳を閉じ、今朝の様子を思い返し始める。
悠の右足でなぶられた大事で敏感な部分に、その刺激が蘇ってくる……。
それに対し、美穂は今朝の羨望を思い出していた。
嬉しそうに嬌声を響かせていた志穂の陰部で蹂躙を繰り返す悠の右足。
同じ様にして欲しかった……白濁に汚れた顔で右足に頬擦りして、付着させてしまった白濁を綺麗にするという理由で舐め回し、汚したお仕置きに淫芽を踏みにじって欲しかった……。
そんな羨望を妄想にすり替えている。
そして、散々彼女たちを焦らした三分という時が経過した。
「あぁぁッ! ご主人様あぁああん!」
「ひうんんッ! ご主人様ッ、もっと……もっとぉ……お願いしますううぅッ……」
その空間が一瞬で嬌声に支配される。
「あああッ! 申し訳ありませんッご主人様ッ! 純華はッお仕置きをッ期待ッしてッ涎ッ垂れッ流すッはしッたないッ奴隷ッ、奴隷ぇッ! 奴隷でッ御座いますうッ!」
背もたれの方に軽く前のめりになった純華は、椅子の上に膝を付いて腰を躍らせていた。
肘掛けが邪魔だが、できる限り股を開いて陰核を擦り、紡ぐ台詞を尻肉と共に弾ませている。
自身で尻を叩くと逆に興醒めしてしまうため、彼女は手を振り下ろされる瞬間を今か今かと待ちわびている過去にあった状況を脳裏で思い出していた。
その横では、同じ様に椅子の上で膝を付いている結衣が蜜壺に右手の小指を挿れている。
しかし手は動かさず、体全体を揺することで刺激を与えていた。
「結衣でお愉しみ下さいぃぃッ! んッ!」
結衣は膣肉を締め上げ、自身の小指を強くくわえ込む。
細い指に加わる圧力に手応えを感じながら、こんなに強く肉棒をくわえて自ら腰を振っているという普段の自分に羞恥を覚えた。
「すみませんんんッ! もっと締めますからぁあ、結衣のダメマ○コでご奉仕させてくださいぃッ! ひいぃぃッ!」
頭の中で罵られ、結衣は更に膣を締め付けながら腰の角度を変えることで小指を様々な場所に擦らせた。
その小指とは比べ物にならない太さと長とを持ち合わせる悠の肉塊を想像しながら……。
「あううぅぅううぅぅぅうッ! 花音は変態ですうううッ! 変態ですうううううッ!」
結衣の隣では花音が床に四肢を付いて独特の腰振りに瞳を蕩けさせている。
大きく股を開いて胸を張るように背筋を反らし、オスがメスを犯すような腰つきを繰り返す。
下着を剥いでいるのは、空気摩擦で達するくらい敏感な身体にされたからである。
意図的にされたわけではないが、悠と肌を合わせることで花音の身体はそうなってしまったのである。
その傍には、一風変わった鳴き声を上げる者がいた。
「わんんッ! ひぐうッ! ワンワンんんんッ! はぁッ、あッ! わううんッ!」
冬香だ。
彼女は床に這い蹲ってはいるが、四肢は付いていない。
何故なら、片足を上げているからだ。
上げた右足は、膝を曲げて引っ掛けるように椅子の上へ置かれている。
吠える合間に舌を出すよう心掛ける冬香。
口の一端から涎が垂れているものの、秘部へ伸ばした右手を動かして弾む身体を左手と左足とで支え続けた。
犬がいれば当然、猫もいるわけで。
「にゃああぁ……くんッ! ふぁッああ! にゃあんッ! にゃああああんッ!」
肘掛けに膝裏を乗せ、惜しげもなく恥部を晒している夏希。
完全に背もたれへ体重を預け、クイっと腰を突き出し、自らの指姦に喉を反らしている。
激しい中指の動きは淫らな音を紡ぎ、恥ずかしい涎が臀部の方へだらだらと溢れ出ていた。
そして何故か……というか、やはり、牛もいるのだった。
「もー……はううん! もッ、モー……んんんッ! あッ! モーモーッ!」
膝立ちの小春は顔を椅子に乗せて尻を高く突き出している。
下腹部に力を入れることでチ○ポミルクの搾乳を想像し、ご褒美の、出ることのない母乳を搾り上げるような豊乳蹂躙の手つきを思い返して胸を揉んでいる。
牝牛に相応しい乳房を両手で寄せ、鷲掴み、激しく揺すりながら擦り合わせ、乳頭を弾く。
悠ほどの力強さはないが、それでも彼の手の動きを自身の手に重ね、歓喜する牝牛の鳴き声を聞かせ続けた。