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続・花嫁サークル!!
官能リレー小説 - ハーレム

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続・花嫁サークル!! 11

 乳首を弾く舌の動きが激しくなり、千秋は喉を反らさざるを得なくなった。
 しっかり固定するように甘噛みしてる歯が歯軋りするように動き始めたこともあって、千秋はビクビク弾み、髪の端を揺らす。

「イっちゃうッ! ホントにッ、イっちゃううッ! それダメッ、ダメなのぉぉおッ!」

 揺れていた髪の端は、今度は細かく跳ねていた。
 達した千秋の腰の痙攣と呼応して……。

「千秋ってホント不思議。どういう仕組みで性格変わるわけ?」

「さあ?」

 まどかの疑問に首を傾げた愛だったが、彼の頭に乳房を押し付ける手は止めない。

「悠? 私も胸でイけるエッチな身体にしてね?」

 そのまどかの言葉に、悠は乳頭を吸うことで答えた。

「ま、また……イクッ! ゆっくんッ、イっちゃう! イッーーーーー!」

「私もまたッ……あああッ! イクうううぅぅぅッ!」

 両手の二人は何度目かの絶頂に揃って顎を突き出し、彼の手の平にまた飛沫を飛ばしてしまう。
 しかし硬直が終わると、悠の指はお構いなしに膣内を掻き回し始め、二人は為されるがまま快感を受け入れていた。

「一杯出しちゃっていいよ?」

「ビクビクしてる……我慢しないで……?」

 はちきれんばかりの陰茎に、ルナと美穂はいよいよ拍車を掛ける。

「ふんんッ……んッ! ふはぁッ……ひゃううう! はああああんッ! ッ!」

 花音がくわえ込んだ亀頭を離して腰振りオナニーで達したまさにその時、悠の快感は限界を越えた。

「はぁん……んんッ! 熱いよ……ダーリンの精子……」

「あああぁぁぁッ……一杯飛び出てる……」

 顔へ飛び散る白濁にうっとりと瞳を閉じて熱に浮かされる二人。
 いや、花音も含めた三人は、顔に出されたことに嫌悪も見せず、噴火がおさまるまで浴び続ける。
 べったり張り付いて滑り落ちそうにない濃厚さに頬を赤らめ、やがて誰とも言わずに順々に砲身をくわえ、尿道を啜り上げた。



「うん、余裕で間に合いそう」

 玄関に出た夕貴は携帯を広げ、改めて時間を確認した。

「そりゃそうだろ? その辺は俺だってちゃんと考慮してるんだからさ」

 得意気に言う悠に夕貴は疑わしげな視線を向ける。

「な、何か?」

 その視線に引け目を感じる悠だったが、

「あ、そうだ」

と何かを思い出し、夕貴の前を横切る。

「結衣?」

 夕貴は察し、悠は

「うん」

と頷いた。

「最近ケータイ小説にハマって夜遅くまで読んでるらしい」

 言いながら苦笑した悠は、

「ってなわけでちょっと待ってて」

と階段を上がって行った。

「ケータイ小説ねぇ……」

 全く興味を示さない声色で零した夕貴は、腰を下ろして彼が戻るのを待つことにしたのだった。

「あ、良かったぁ。お見送りには間に合ったみたいね」

 そこに、シャワーを浴びた小春が出てくる。

「おはよう、はーちゃん。朝からたっぷり出してもらったんだって?」

「ええ。まぁ、殆どミィに横取りされちゃったけどね」

 夕貴に訊かれ、それに答えながら小春も腰を下ろす。

「でも、やっぱり一回だけじゃ全然元気みたいね?」

 自分と入れ違いにシャワーを浴びに入った三人の顔を思い返し、小春は何故か嬉しそうに微笑む。

「環境適応力……」

 聞いていたのか、玄関に出て来た紗耶はボソッとそんなことを呟いた。

「ま、私たちにとっては喜ばしいことね。こっちから求めても応えてくれるっていうのは」

「そう……だね……」

 紗耶の発言に、夕貴は少し赤くなりながらも素直に肯定を示す。

「あら? ご主人様はどちらに?」

 そこに、やはり見送りに出て来た純華。

「結衣のとこ……って、なんでそんなカッコ……?」

 純華の姿を見た夕貴に加え、薄々感づいていた他の面々も不思議そうな顔で彼女の方を窺う。
 赤い首輪をあしらった純華はニコリと笑いながら少し首を傾け

「ご主人様が『今日家に居てる時は付けてろ』と仰ったので」

という声と共に、玄関へ来るまでに響かせていた鈴の音を聞かせた。

「成る程……お仕置きのための下準備ってわけね?」

 ふふっ……と紗耶は妖艶な微笑を浮かべる。

「歩く度に鈴が鳴ってアソコが勝手に反応しちゃう……適応したのは私たちも同じ、か」

「お仕置きって何? 私にもしてもらえるの?」

 朝食の様子を知らない小春は詳細を求め、紗耶がそれを教えているところに

「あ……姫……」

と、やっぱり玄関へ出て来た夏希が純華の首元に注目し、

「何なに? あ〜っ! 姫が首輪付けてる〜! いいなぁ……」

後ろからひょっこり現れた冬香はそんな事を洩らしていた。
 一方悠は……

「結衣……結衣っ……」

携帯片手に寝息を立てている結衣の体を揺すっていた。

「もしもーし……結衣さーん?」

「ん……ん〜……」

 数回の呼び掛けに結衣の目蓋がうっすらと開いていく。

「ゆぅ……おはよぉ……」

 鼻に掛かった柔らかい声に、

「おはよ」

悠は笑顔を浮かべて答える。

「もう行ってくるよ」

「え……? もうそんな時間……? ごめんなさい……」

 結衣は携帯に目を遣り、続いて起き上がろうと上体を起こした。

「眠いなら寝てて良いよ」

「うん……」

 結衣は抱擁を求めて腕を伸ばし、彼はそれに応えて彼女を抱き留める。
 そして軽く唇を重ねた。

「あんまり夜更かしするなよ?」

「うん……」

 じゃあな、と彼は部屋を後にする。
 寝起きの結衣は普段の結衣とは違う一面が見れるので悠は好きだったが、連日となるとやはり心配なようだ。
 彼は苦笑し、階段を下りていくと

「私も今日付けとこうかなぁ……」

という冬香の声が聞こえてくる。

「こんなとこで何話してんだ?」

 階段を下りきった悠に

「今日一日首輪を付けるか付けないかって話よ」

と小春が話題を明示した。

「ダーリンはどっちがいいのかしら?」

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