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淫蕩王伝
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝 9


ギルドを出たリュウジュとライアは街をブラブラ歩きながら、これからの事について話し合った。
「お金も結構もらえたしさ、今度こそ旅に出ようよ!僕、この世界の色んな国を見て回りたいんだ」
「そうだねぇ…でもその前に一つだけしなきゃいけない事がある」
「…何?」
「ま、黙ってついて来な」
やがてライアは一軒の店の前で立ち止まった。
「ここって…防具屋?」
リュウジュは看板の字は読めなかったが、店先に並べられた鎧や兜や盾で何となくそれと判った。
「そう!そんな格好で旅なんて出来る訳無いだろう」
「そうかなぁ…?」
リュウジュは今着ている学校の制服を見た。
「確かにちょっと旅向きじゃないかも…でも僕…」
この世界の冒険者の一般的なスタイルが良く分からなかった。
戦士、魔導師、格闘家…職業によっても違うし、もちろん個人によっても多種多様だ。
「大丈夫!私に任せな」
そう言うとライアは店に入って行き、胸と肩だけを保護する簡素な革製の鎧、マント、それに腰から剣を吊るためのベルトを購入して出て来た。
「まあ、こんなとこだろう。ほら、着けてみな」
「うわぁ!ありがとう、ライアさん」
リュウジュはライアに渡されたそれらの装備品を制服の上から身に付け、最後にベルトに刀を差した。
「どうかな?」
「良いねえ!冒険者らしくなったよ」
ライアはリュウジュの旅姿にご満悦のようだった。
リュウジュ自身も、何だかRPGの主人公になったようで良い気分だった。
「さあ、宿に戻って旅立ちの支度を始めようか!」
「うん!」

リュウジュは何だかワクワクしてきた。
平凡な中学生だった自分が何の因果か異世界に飛ばされ、セクシーな女戦士とこれから冒険の旅に出るのだ。
そう思うと心なしか足取りも弾んだ。
ライアはそんなリュウジュをさっきからチラチラと見ては、その度に嬉しそうにニヤけている。
「…ん?どうしたの、ライアさん?」
「え?いやぁ〜、何でもないよ。何でも…ね♪」
「何だよ〜、変なライアさん」
「フフフ…」
意味あり気に笑うライア。
それは完全に愛し合う恋人同士の姿だった。
すれ違う人々は皆、銀髪の美少年と半裸の女戦士の二人組を見て、淫らな妄想を抱かずにはいられなかった。
「ねえ、リュウジュ…」
「ん?どうしたのライアさん?」
ライアはおもむろにリュウジュの手を取り、自らの陰毛の生い茂る秘裂に持っていった。
「あ!ライアさん…」
そこは既に溢れ出る淫汁でグショグショだった。
「うふふ…リュウジュのせいだよ。リュウジュの旅姿があんまり可愛いからそそられちゃった…責任取ってもらわないとね」
「…どうすれば良い?」
「リュウジュのやつ…ちょうだい」

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